帯広市史跡標示板 宮本商産旧本社ビル

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ページ番号1005248  更新日 2020年12月14日

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宮本商産旧本社ビル標示板写真

標示板設置場所
帯広市西2条南5丁目1
史跡所在地
帯広市西2条南5丁目1 ほか

説明

宮本商産の創業者である宮本富次郎氏は、明治36(1903)年に、大通南4丁目で開業し、翌年、当時の市街地西郊外であった現在地に移転し、雑貨小売りの他雑穀仲買人として商売を始めました。現在の建物は、店舗兼住宅として大正8(1919)年に完成し、会社事務所としても利用されました。 

総二階の建物(総床面積約182平方メートル)は、木骨煉瓦造、一部化粧煉瓦張で、玄関のある東正面には煉瓦タイルが張られ、2層分の柱形を配しており、上部の中央に山形のペディメント、その下に「MIYAMOTO」の標記があります。四方の壁には、花崗岩の帯と、屋根の庇の下にコーニスとデンティルを巡らし、重厚な趣があります。

戦前の帯広の繁栄を伝え、歴史的景観に寄与している良質な建造物として、平成29(2017)年6月28日に、国の登録有形文化財に登録されました。

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