帯広市史跡標示板 十勝農事試作場跡
- 標示板設置場所
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帯広市東9条南9丁目
かしわ公園
- 史跡所在地
- 帯広市東9条南7丁目〜東11条南13丁目付近
→芽室町に移転
現 北海道立十勝農業試験場
説明
明治28(1895)年、北海道庁は寒地農業指導と種子の供給、耕作試験を目的に、現かしわ公園〜札内川河畔にかけての45ヘクタールの土地に、十勝農事試作場を設置しました。
火山灰地であることや寒冷で植物の成育期が短いことから、創設当初から常に冷害凶作に脅かされながらの耕作でした。多くの困難を克服して行われた試験耕作から生み出された研究成果は、十勝農業の発展に大いに寄与しました。
その後、幾度か名称や組織を変え、昭和35(1960)年には芽室町に移転し、昭和39(1964)年、名称を「北海道立十勝農業試験場」と変え、研究が続けられています。
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