帯広市史跡標示板 川西C遺跡

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ページ番号1005217  更新日 2020年12月14日

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川西C遺跡標示板写真

標示板設置場所
帯広市西15条南39丁目
稲田小学校敷地内
史跡所在地
稲田小学校付近一帯

説明

旧石器時代から縄文時代の遺跡です。平成8から11年にかけて行われた発掘調査では、石刃製の石器や片刃礫器、顔料などが出土しました。また、焼土(焚き火の跡)も発見され、そこから見つかった炭化物の年代測定では、約21,500年前という結果が出ています。

出土した石器の多くは、十勝地方で採集された黒曜石で作られたものですが、中には置戸産のものも含まれており、当時の人たちの広域的な活動を物語っています。

この年代の遺跡でこれほど多くの石刃製の石器が出土したのは、北海道内では川西C遺跡がはじめてで、片刃礫器や顔料が多量に出土したことも前例がなく、学術上非常に貴重な遺跡となっています。

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