帯広市史跡標示板 恵庭古砂丘

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ページ番号1005228  更新日 2020年12月14日

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恵庭古砂丘標示板写真

標示板設置場所
帯広市泉町西7線中10
史跡所在地
帯広市泉町西7線中10付近一帯

説明

十勝地方には、過去二度にわたって砂漠が出現し、多くの砂丘が形成されました。

一度目は約4万年前、かつて火口であった現在の支笏湖の大噴火によって噴出した「支笏1火山灰」が、偏西風に乗って日高山脈を越え、主に十勝平野の中南部に降灰して、砂丘が形成されました。

二度目は約1万8千年前、恵庭岳の大噴火によって「恵庭a火山灰」が、おもに帯広市付近一帯に降灰して、砂丘が形成されました。

とかち帯広空港付近から豊西町にかけては、2つの時期の砂丘が折り重なって地層を形成しており、「複合砂丘」と呼ばれています。

この付近には空港南A遺跡、空港南B遺跡、空港南C遺跡や上以平遺跡などがあり、その全てが砂丘地帯に形成されたものです。

このほか、帯広市内の川西町、富士町、隣の更別村などでも、砂丘の地形を見ることができます。

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