帯広市史跡標示板 名勝ピリカノカ十勝幌尻岳(ポロシリ)
- 標示板設置場所
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帯広市八千代町西4線194
帯広市畜産研修センター(カウベルハウス)敷地内
- 史跡所在地
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帯広市国有林 304い林小班ほか
河西郡中札内村国有林 361ハ林小班ほか
説明
ピリカノカとはアイヌ語で「美しい・形」を意味し、アイヌの物語や伝承、祈りの場、言語に彩られた優秀な景勝地群を総称するものです。
札内川上流の日高山脈北東部に位置する十勝幌尻岳(ポロシリ)は、アイヌ語で「大きい・山」を意味する標高1,846メートルの山岳です。アイヌの神(カムイ)が遊んだ山であると伝えられ、帯広のアイヌの人々にとって人跡未踏の神聖な山(カムイノホリ)として崇められてきました。
平成24年9月19日、この十勝幌尻岳は、国指定名勝ピリカノカの八番目の構成資産として追加指定されました。
切り立った稜線と、山頂付近に発達するカール地形は日高山脈の山々の特徴であり、十勝幌尻岳から見ることができます。動植物が多く生息する自然の豊かさもこの山の大きな魅力で、眺望や地形、自然の魅力により、多くの登山客が訪れています。十勝幌尻岳は、十勝平野から日高山脈を眺めた時、ひときわ大きくそびえる山であり、十勝のランドマークとなっており、その雄大な山容は、住民に広く親しまれています。
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