帯広市史跡標示板 十勝競馬場跡
- 標示板設置場所
- 帯広市東6条南12丁目2
- 史跡所在地
- 帯広市東6条南12丁目2
説明
帯広における初めての競馬は、明治27(1894)年に祭礼余興として直線コースで行われました。その後、国有未開地であったこの場所を借り、明治30(1897)年に楕円形の競馬場が設置され、第1回の競馬が行われました。農耕馬を持ち寄った草競馬でしたが、開拓者の数少ない娯楽の一つとして親しまれていました。
明治44(1911)年には十勝国産牛馬組合(現在の十勝農業協同組合連合会)が、観客席をはじめ諸施設を整備し、地方公認競馬として第1回「十勝競馬」が行われました。
しかし、競馬場の老朽化や市街地の東部開発のために、昭和7(1932)年に帯広競馬場(帯広市西13条南9丁目)に移転しました。
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