帯広市史跡標示板 啓北高等小学校跡
- 標示板設置場所
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帯広市大通北1丁目
総合体育館敷地内
- 史跡所在地
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帯広市大通北1丁目
総合体育館(河西支庁跡)
説明
啓北高等小学校は現帯広第一中学校の前身で、東北海道初の高等科単置小学校として、昭和8(1933)年、河西支庁跡に13学級776人で開校しました。
三ツ谷三蔵氏が初代校長として就任し、新しい時代に則した実業と体育を重視した教育が行われました。
男子に商業と工業、女子に商業と農業を科し、「啓北堂」と呼ばれた売店で物品を販売し、売上帳に記載するなどの実習も行われていました。
また、木工を中心とした実習を行い、その作品は秋のバザーで販売し好評を得たと言います。
実業教育の目標の一つに「働け働け額に汗して働け」があり、開校当時凸凹であった屋外運動場は、教職員と児童の「額に汗した働き」により整備されました。
昭和22(1947)年の学制改革により、帯広第一中学校になるまでの14年間に6,045人の卒業生を送り出し、帯広市の発展に大いに寄与しました。
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