令和2年11月26日 市長記者会見 臨時

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ページ番号1006770  更新日 2021年1月15日

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日時
令和2年11月26日(木曜日)18時45分〜19時
場所
市庁舎4階会議室
出席者
帯広市長 米沢 則寿
政策推進部 関口部長、中里参事、総務部 廣瀬部長、市民福祉部 下野部長、五十嵐参事、野澤こども福祉室長
記者数
8名(テレビカメラ2台)

写真:記者会見の様子1

写真:記者会見の様子2

会見項目

市長・市民福祉部長から

  1. 新型コロナウイルス感染症対策本部の開催報告(集団感染事例の発生)について

記者からの質問

  1. 感染が確認された5人以外は陰性が確認されているとのことだが、濃厚接触者で検査を受けた方が陰性だったということか伺いたい、ほか。
  2. 11月28日まで閉所した後は、どのような想定をしているのか、伺いたい。
  3. 今後さらにPCR検査を実施するとのことだが、対象者はどのような方となるのか、伺いたい、ほか。
  4. 帯広市内では2件目のクラスターとなり、それが市の施設で起きたことに対して、市長の受け止めを伺いたい。
  5. これまで対象としていなかった方にPCR検査を行うとのことだが、保育所に関わる方全員になると捉えてよいか、伺いたい。
  6. 閉所が約1週間続いていることに関して、保護者から「預けたいけど預けられない」といった声が届いているか、また、他の保育所で受け入れる考えはないか、伺いたい。
  7. 豊成保育所の職員数、児童数を伺いたい、ほか。
  8. PCR検査をして陰性が確認されたのは何人だったのか、伺いたい、ほか。
  9. 同じ保育所で発生してきているが、この間の施設の消毒の経過について伺いたい。

市長・市民福祉部長から(要旨)

新型コロナウイルス感染症対策本部の開催報告(集団感染事例の発生)について

<市長>
本日、北海道から公表されておりますが、豊成保育所において、新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生したことに関して、ご説明をいたします。
感染事例の概要については、道から公表されたとおりですが、職員と市所管施設にかかわることであり、改めて私からお伝えさせていただきます。
経過につきましては、このあと、市民福祉部長からご説明いたしますが、お配りした資料のとおり、本日、公表した職員2名を含め、職員3名、児童2名の感染が確認され、現時点で計5名の感染者が発生している状況です。
保育所につきましては、保健所の指示を受け、すでに臨時閉所しながら、大部分の職員や児童のPCR検査を行ってきており、これまで感染した5人以外については、陰性を確認しています。
しかしながら、保健所との協議により、さらなる感染の可能性を考慮して、これまで対象としていなかった職員や児童についても、幅広い検査を実施するため、11月28日(土曜日)まで臨時閉所を延長することとしたものです。
市の施設では、これまでも、職員のマスク着用やこまめな手洗い・消毒、三密の回避など、さまざまな予防策に取り組んできておりますが、今回、クラスターが発生したことを重く受け止めております。
感染経路や感染が広がった要因については、現在、保健所において調査中ですが、本日、17時から対策本部を開催し、保育業務に関わらず、改めて、すべての業務の流れや対策状況を確認し、今一度、感染リスクが存在していないか、点検するよう指示したところです。
本日、北海道は、集中対策期間を12月11日まで延長することを決定しました。
十勝・帯広においても、連日、感染者が発生しています。
これ以上の感染拡大を徹底して抑え込むため、引き続き、市民の皆さんのご協力をお願いいたします。

<市民福祉部長>
経過についてご説明いたします。
11月19日(木曜日)に豊成保育所の職員1名の感染が判明したことから、濃厚接触者の特定のため、11月20日(金曜日)について保育所を閉所しました。その後、11月21日(土曜日)に児童1名の感染が新たに判明したことから、11月24日(火曜日)から11月26日(木曜日)まで、濃厚接触者の特定のためとPCR検査結果の確認のために閉所していたところであります。
この間にPCR検査を実施してきた中で、11月24日(火曜日)に児童1名と本日26日(木曜日)に職員2名の感染が確認されたところであります。
病状でありますが、5名とも軽症または、無症状と伺っております。
また、感染経路については、現在、保健所において調査中です。

記者との質疑応答要旨

<北海道新聞社>
感染が確認された5人以外は陰性が確認されているとのことだが、これは、濃厚接触者で検査を受けた方が陰性だったということか、または、濃厚接触者には至らない方々も幅広に調査した結果だったのか、伺いたい。

<市民福祉部長>
濃厚接触者を含め、幅広に検査した結果が、陰性だったということである。

<北海道新聞社>
そうすると、一度ひと通り陰性を確認したので、あとは2週間の経過観察を行うということか、伺いたい。

<市民福祉部長>
濃厚接触者の方は、2週間の経過観察が必要だが、それ以外の方は、PCR検査で陰性が確認されれば、登所が可能だと保健所から伺っている。

<北海道新聞社>
11月28日まで閉所した後は、どのような想定をしているのか、伺いたい。

<市民福祉部長>
今後のPCR検査の結果をみて、11月30日以降の対応について保健所と協議していきたい。

<NHK>
今後さらにPCR検査を実施するとのことだが、対象者はどのような方となるのか、伺いたい。

<市民福祉部長>
これまで検査の対象とならなかった、例えば休んでいた方などを想定していると聞いている。

<NHK>
その規模感は、およそ何人くらいになるのか、伺いたい。

<市民福祉部長>
現在調査中である。

<NHK>
帯広市内では2件目のクラスターとなり、それが市の施設で起きたことに対して、市長の受け止めを伺いたい。

<市長>
これまでも、職員のマスクの着用やこまめな手洗い、消毒、3密の回避など、考えられることを徹底して行ってきたが、今回、クラスターが発生したという事実は、大変重く受け止めている。
市の施設はさまざまあり、大人だけが利用する施設、子どもも利用する施設といった特徴を加味しながら、できる限りのことをやってきたが、クラスターが発生してしまった。
今後、感染経路を含めて、保健所と打ち合わせして対処していかなければならない。本日の発生を受け、対策本部を開催し、保育所だけでなく、すべての市の業務における感染リスクを点検するよう指示したところ。

<十勝毎日新聞社>
これまで対象としていなかった方にPCR検査を行うとのことだが、保育所に関わる方全員になると捉えてよいか、伺いたい。

<市民福祉部長>
これまでも児童、職員を対象としてきた。今回も同じ範囲で、まだ検査を受けていない者になると保健所から聞いている。

<十勝毎日新聞社>
閉所が約1週間続いていることに関して、保護者から「預けたいけど預けられない」といった声が届いているか、また、他の保育所で受け入れる考えはないか、伺いたい。

<市民福祉部長>
現在、豊成保育所の方々の検査をしている段階であるため、他の保育所で受け入れるのは難しいと考えている。保護者からも、今のところ保育について問い合わせなどはいただいていない。

<読売新聞社>
豊成保育所の職員数、児童数を伺いたい。

<市民福祉部長>
職員は50人、児童の定員は120人である。

<読売新聞社>
受入れ児童の年齢を伺いたい。

<市民福祉部長>
0歳から6歳までとなっている。

<読売新聞社>
感染した5人に関して、北海道が発表した通し番号を伺いたい。

<広報広聴課長>
確認のうえ、後ほどお答えしたい。

<読売新聞社>
閉所した時期を確認したい。

<市民福祉部長>
まず、11月20日に閉所した。翌21日は開所している。その後、24日から本日26日まで閉所している。

<読売新聞社>
北海道がクラスターと認定し、それに基づいて、市が会見しているとのことでよいか、伺いたい。

<市民福祉部長>
その通りである。

<朝日新聞社>
PCR検査をして陰性が確認されたのは何人だったのか、伺いたい。

<こども福祉室長>
157人である。

<朝日新聞社>
本日の発生で、市内では56例目に達したということでよいか、伺いたい。

<市民福祉部長>
その通りである。

<広報広聴課長>
先ほどご質問のあった、北海道の発表における通し番号について、11月20日公表分は、6456例目である。また、11月22日公表分は、7116例目である。他の3人については、本日配布した資料に記載の通りである。

<北海道新聞社>
これまで157人の陰性が確認されたとあったが、今後PCR検査を行う方は、ここに含まれていないのか、また、これにより当該保育所の全員が検査を受けたことになるのか、伺いたい。

<市民福祉部長>
その通りである。既に検査を受けた方には再実施しない。

<十勝毎日新聞社>
同じ保育所で発生してきているが、この間の施設の消毒の経過について伺いたい。

<市民福祉部長>
11月20日に臨時的に閉所した際に、一度消毒を行っている。翌21日に開所したことから、21日の夜に改めて消毒を行っている。

以上

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政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
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