令和2年10月24日 市長・教育長記者会見 臨時

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ページ番号1006700  更新日 2021年1月15日

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日時
令和2年10月24日(土曜日)17時30分〜17時45分
場所
市庁舎10階第6会議室
出席者
帯広市長 米沢 則寿、帯広市教育長 池原 佳一
政策推進部 関口部長、中里参事、総務部 廣瀬部長、市民福祉部 川端部長、橋向参事、五十嵐参事、生涯学習部 井上部長
記者数
10名

写真:記者会見の様子1

写真:記者会見の様子2

会見項目

市長・教育長からの話題

  1. 帯広市職員における新型コロナウイルスに関連した患者の発生について

記者からの質問

  1. 当該職員の発症の経緯を伺いたい、ほか。
  2. 当該職員は、ずっと十勝管内で生活していたと考えてよいのか、ほか。
  3. 当該職員の勤務状況を伺いたい、ほか。
  4. 発症の起点は15日という認識でよいか。
  5. 当該職員は、普段の勤務では、マスク等は常時着用していたのか。
  6. 図書館のほかの職員の健康管理について、現時点で決まっていることがあれば伺いたい、ほか。
  7. 図書館が閉館するのは、消毒のためという理解でいいのか、ほか。
  8. 図書館のほかの職員については、濃厚接触者にあたらないという理解でいいか、ほか。
  9. 患者の重症の程度がわかれば伺いたい、ほか。

市長・教育長からの話題(要旨)

帯広市職員における新型コロナウイルスに関連した患者の発生について

<市長>
本日、10月24日に、北海道から公表されておりますが、本市職員において、新型コロナウイルス感染症の感染者が発生しましたので、ご説明をいたします。
患者の概要については、道から公表されたとおりですが、職員にかかわることであり、改めて、私からお伝えさせていただきます。
配布資料のとおり、道内2756例目となる、50代・男性の公務員は、本市の職員として、図書館に勤務しております。
発症は、頭痛により医療機関を受診した15日と伺っておりますが、23日に発熱などの症状が出たため、再度、医療機関を受診し、PCR検査により陽性となったものです。
なお、現在、保健所において、濃厚接触者の特定が進められているところですが、現時点で、範囲は特定できていると伺っています。
施設の対応につきましては、このあと、教育長から説明いたしますが、市としては、保健所との協議に基づき、既に閉館や消毒など、必要な対策を実施しております。
市では、これまでも、職員のマスクの着用やこまめな手洗い・消毒、三密の回避など、さまざまな予防策に取り組んできておりますが、本日(24日)15時から対策本部を開催し、改めて、職員に対し、感染予防の徹底について指示したところです。
この感染症は、感染予防していても誰もが感染する可能性があります。
市民の皆さんには、本人・ご家族はもとより、医療従事者などに対し、不当な扱いや、差別的な行動をとることが無いよう、冷静なご対応をお願いいたします。
また、道内における、最近の感染の増加傾向をふまえ、再度、感染予防の徹底について、ご協力をお願いいたします。

<教育長>
次に、私から図書館の対応について、説明させていただきます。
教育委員会といたしましては、昨日、職員の陽性の連絡を受け、保健所及び市の対策本部と連絡を取り合いながら、19時30分に図書館を閉館し、昨日のうちに館内の消毒を終えました。
また、利用者の皆さんには、大変、ご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、本日、明日は臨時休館、そして月曜の通常休館と併せて、26日まで、3日間、閉館することとし、ホームページ等で周知いたしました。
当該職員は、図書の貸出業務や書架の整理には従事しておりませんが、市民の皆さんに安心して利用いただけるよう、共用スペースなどを、徹底して消毒しているところです。
今後も、感染防止策を一層、徹底しながら、図書館のサービスを継続してまいりますので、市民の皆さまにも、来館時の手指消毒などにご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

記者との質疑応答要旨

<北海道新聞社>
当該職員の発症の経緯を伺いたい。15日に医療機関を受診したとあるが、この時点では、医療機関の医師から、新型コロナの疑いや検査が必要との話は無かったということでよいか。

<教育長>
15日の時点では、そのような話は伺っていない。

<北海道新聞社>
23日になって、医療機関から初めて検査が必要との話があったとの理解でよろしいか。

<教育長>
そのとおりである。

<北海道新聞社>
感染経路については調査中だと思うが、当該職員は、ずっと十勝管内にいたと考えてよいのか。道外、あるいは管外に出かけていたのか。

<生涯学習部長>
当該職員は、発症以後、十勝管内で生活していたと聞いている。

<北海道新聞社>
15日頃から具合が悪かったとのことであり、その2週間前頃から感染の可能性があると思うが、この間、ずっと管内にいたと考えてよいか。

<生涯学習部長>
本人の病状もあり、詳しくは確認できていなが、ここ最近は、この周辺で生活をしていたと聞いている。いずれにしても発症より二日前を起算として調査している中では、十勝管内から外に出かけていないと聞いている。

<毎日新聞社>
この職員の勤務状況を伺いたい。15日から、どのような勤務状態だったのか。

<生涯学習部長>
陽性と判定された前日まで、図書館での通常勤務のほか、市役所での打ち合わせや外勤を行っていた。

<毎日新聞社>
先ほどの話では、当該職員は貸出業務には従事していないとのことだが、どういう業務をしていたのか。また、それは、図書館に来ていた市民と接触するような業務なのかを伺いたい。

<生涯学習部長>
先ほど、申し上げたとおりだが、職員については、窓口業務には従事していない。したがって基本的には、不特定多数の利用者との接触はない。図書館には貸出業務以外にも業務があり、そちらの業務にあたっていたということである。

<NHK>
確認だが、先ほど、発症の2日前から起算してとの話があったが、発症の起点は15日という認識でよいか。

<生涯学習部長>
そのとおりである。

<NHK>
普段の勤務では、マスク等は常時、着用していたとの認識でよいか。

<生涯学習部長>
そのとおりである。

<十勝毎日新聞社>
図書館のほかの職員の健康管理について、これからPCR検査を受けるのか、現時点で決まっていることがあれば伺いたい。

<生涯学習部長>
まだ、保健所から伺っていないため、現時点ではわからない。

<十勝毎日新聞社>
濃厚接触者の範囲は特定できているとのことだが、同じ図書館の職員に限られるということか。

<生涯学習部長>
範囲がどこまでか、ということは特定できていると伺っているが、現在、保健所において調査中であると伺っている。

<朝日新聞社>
確認だが、図書館が24、25日に閉館するのは、消毒のためという理解でいいのか。

<生涯学習部長>
図書館の閉館の理由として、新型コロナウイルスについては、72時間、3日間で活性化が失われると伺っていることから、今回は24日から26日までの3日間は休館すべきであろうとの判断で、このような対応となった。

<朝日新聞社>
消毒措置をしたのは、23日に当該職員から連絡を受けたその日だけか。

<生涯学習部長>
本日、24日も消毒をしている。昨日も、30分早めて閉館したのちに、残っている職員が手分けをして、当該職員が触ったであろうと思われる主なところを、まず消毒をしたが、本日も再度、それ以外の部分も念入りに消毒をしている状況である。

<朝日新聞社>
ほかの職員については、濃厚接触者にあたらないという理解でいいか。

<生涯学習部長>
先ほども申し上げたが、濃厚接触者の規模については、保健所において調査中だと伺っている。

<北海道新聞社>
図書館のほかの職員の中に濃厚接触者がいると聞いているが、利用者など外部にも濃厚接触者はいるのか。

<生涯学習部長>
保健所において、今調査中ということしか、申し上げる材料がない。

<十勝毎日新聞社>
患者について、今、指定医療機関に入院中で重症とのことだが、重症の程度がわかれば伺いたい。

<市民福祉部参事>
患者の状況については、保健所で確認し、重症と判断したと伺ったが、現状について、私どもは知りえていない状況である。

<十勝毎日新聞社>
北海道は、患者に聞き取りなどができる状況にあるのか。

<市民福祉部参事>
道が確認しており、私どもは知りえていない。

以上

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