新エネルギー・省エネルギーの紹介 バイオマス・燃料製造利用

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ページ番号1003743  更新日 2020年12月14日

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バイオマスとは、生物を由来とするエネルギー資源のことをいいます。帯広市には農業、畜産業、林業や食品製造業などに由来する多くのバイオマス資源があると考えられています。バイオマスエネルギーは燃焼しても二酸化炭素が増えないカーボンニュートラルなエネルギーといわれています。

利用方法

バイオマス燃料製造とは、バイオマスを原材料として燃料を作り出すことをいいます。例えば、木材を原料としたペレットやチップ、畜産廃棄物や汚泥、生ごみを原料としたバイオガスや固形化燃料(RDF)、農作物を原料としたエタノール、脂肪酸メチルエステルなどを製造することをいいます。

これを熱源や発電、自動車等の燃料として利用することで、いままで石油(灯油、重油など)を使っていたところを置き換えることで、石油の使用量を削減でき、削減分を二酸化炭素の排出削減分と考えることができます。

二酸化炭素の排出削減量(目安)

このエネルギーを使うことで、石油燃料や電気の使用量を削減したと考えることができ、下表のように二酸化炭素の排出量が削減できます。

二酸化炭素の排出削減量
削減量※
灯油 二酸化炭素2.489キログラム毎リットル
A重油 二酸化炭素2.709キログラム毎リットル
軽油 二酸化炭素2.584キログラム毎リットル
ガソリン 二酸化炭素2.321キログラム毎リットル
都市ガス 二酸化炭素2.234キログラム毎立方メートル
電気 二酸化炭素0.353キログラム毎キロワット

※削減量は、温室効果ガス算定排出量等の集計の方法等を定める省令による。

具体的な削減量の例として、いままで灯油を年間1000リットル暖房に使っていた場合に、これを新エネルギー利用機器(ペレットストーブ等)に交換したとして計算します。この時、今まで使っていた灯油1000リットルを、新エネルギー利用機器の交換によりまったく使わなくなったとすれば、2,489キログラムの二酸化炭素を削減できたことになります。

1,000リットル×二酸化炭素2.489キログラム毎リットル(灯油)=二酸化炭素2,489キログラム

 

機器及び利用方法

チップ、ペレット、エタノール、バイオディーゼル燃料

このページに関するご意見・お問い合わせ

都市環境部環境室環境課環境保全係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4135 ファクス:0155-23-0159
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