新エネルギー・省エネルギーの紹介 バイオマス・熱利用

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ページ番号1003741  更新日 2020年12月14日

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バイオマス熱利用とは、バイオマスを燃焼させた熱を利用することをいいます。

バイオマスとは?

バイオマスとは、生物を由来とするエネルギー資源のことをいいます。

帯広市には農業、畜産業、林業や食品製造業などに由来する多くのバイオマス資源があると考えられています。

植物は、燃やすと二酸化炭素を排出しますが、光合成により二酸化炭素を吸収するため、地球全体の二酸化炭素の量は増加しません。

そのためバイオマスエネルギーは燃焼しても二酸化炭素が増えないカーボンニュートラルなエネルギーといわれています。

利用方法

バイオマス熱利用とは、バイオマスを燃焼させた熱を利用することをいいます。例えば、木材を燃料としたボイラーを使って暖房や給湯をすることをいいます。

これにより、いままで石油(灯油、重油など)を使って暖房や給湯をしていたところを置き換えることで、石油の使用量を削減でき、削減分を二酸化炭素の排出削減分と考えることができます。

二酸化炭素の排出削減量(目安)

このエネルギーを使うことで、石油燃料や電気の使用量を削減したと考えることができ、下表のように二酸化炭素の排出量が削減できます。

二酸化炭素の排出削減量

項目

削減量※

灯油

二酸化炭素2.489キログラム毎リットル

A重油

二酸化炭素2.709キログラム毎リットル

軽油

ガソリン

都市ガス

二酸化炭素2.234キログラム毎立方メートル

電気

二酸化炭素0.353キログラム毎キロワット

※削減量は、温室効果ガス算定排出量等の集計の方法等を定める省令による。

具体的な削減量の例として、いままで灯油を年間1000リットル暖房に使っていた場合に、これを新エネルギー利用機器(ペレットストーブ等)に交換したとして計算します。この時、今まで使っていた灯油1000リットルを、新エネルギー利用機器の交換によりまったく使わなくなったとすれば、2,489キログラムの二酸化炭素を削減できたことになります。

1,000リットル×二酸化炭素2.489キログラム毎リットル(灯油)=二酸化炭素2,489キログラム

機器及び利用方法

ペレットストーブ、チップボイラー、バイオガスプラント

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このページに関するご意見・お問い合わせ

都市環境部環境室環境課環境保全係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4135 ファクス:0155-23-0159
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