新エネルギー・省エネルギーの紹介-熱・高効率利用

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ページ番号1003748  更新日 2022年1月21日

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省エネルギーとは、資源を効率よく使うことであり、「革新的なエネルギー高度利用技術」とも呼ばれ、従来の機器等と比べてエネルギーの利用効率を高める技術のことをいいます。これらの技術は、資源を余すところなく使う工夫を施したもので、新エネルギーの活用にも大きく寄与しています。

利用方法

高効率にエネルギーを利用する技術として、注目を浴びているものの一つが、「ヒートポンプ」というものです。例えば、技術の一例として「エコキュート」の名称で知られる給湯暖房器があります。これは、空気が持つ熱を高効率に回収して、給湯や暖房を行うことができる装置で、従来の機器に比べて3分の1程度、電気の使用量が削減できるとされています。

同じく、給湯・暖房用途として、「エコジョーズ」という排気熱を回収して給湯効率を高めたガス給湯器もあり、従来型の機器と比べガス使用量が15パーセント程度、削減できるとされています。

また、エネルギーを多方面から活用することで、使用の効率を高める技術として、「コージェネレーションシステム」というものがあります。これは、石油やガスを燃料にして、発電と熱利用を同時に行ってエネルギーの利用効率を高める技術で、電気のみあるいは、熱のみの利用と比べて総合的に高い効率を生み出すものです。

図:新エネルギーの分類

二酸化炭素の排出削減量(目安)

このエネルギーを使うことで、石油燃料や電気の使用量を削減したと考えることができ、下表のように二酸化炭素の排出量が削減できます。

二酸化炭素の排出削減量

項目

削減量※

灯油

二酸化炭素2.489キログラム毎リットル

A重油

二酸化炭素2.709キログラム毎リットル

軽油

ガソリン

都市ガス

二酸化炭素2.234キログラム毎立方メートル

電気

二酸化炭素0.353キログラム毎キロワット

※削減量は、温室効果ガス算定排出量等の集計の方法等を定める省令による。

具体的な削減量の例として、いままで灯油を年間1000リットル暖房に使っていた場合に、これを新エネルギー利用機器(ペレットストーブ等)に交換したとして計算します。この時、今まで使っていた灯油1000リットルを、新エネルギー利用機器の交換によりまったく使わなくなったとすれば、2,489キログラムの二酸化炭素を削減できたことになります。

1,000リットル×二酸化炭素2.489キログラム毎リットル(灯油)=二酸化炭素2,489キログラム 

機器及び利用方法

潜熱回収型給湯器、空気熱ヒートポンプ給湯器、コージェネレーションシステム

このページに関するご意見・お問い合わせ

都市環境部環境室環境課環境保全係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4135 ファクス:0155-23-0159
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