新エネルギー利用機器(方法)の紹介 バイオディーゼル燃料
バイオディーゼル燃料は、ディーゼルエンジンの燃料である軽油(A重油)を置き換えるものとして考えられています。
生物に由来する油脂を原料として製造できるため、例えば、使用済みの食用油を原料にして製造することができます。日本では、市民運動などと連携する形で、廃天ぷら油などを回収してバイオディーゼル燃料を製造する取組が見られます。
製造されたバイオディーゼル燃料は、軽油に5体積パーセント未満を混ぜて一部の地域で使われています。
導入コスト
BDF 146円毎リットル(B100)
※参考 軽油 146.5円毎リットル ※2014年5月現在、帯広市内価格
二酸化炭素の排出削減量(目安)
この機器装置(方法)を使うことで、石油燃料や電気の使用量を削減したと考えることができ、下表のように二酸化炭素の排出量が削減できます。
項目 |
削減量※ |
---|---|
灯油 |
− |
A重油 |
− |
軽油 |
二酸化炭素2.584キログラム毎リットル |
ガソリン |
− |
都市ガス |
− |
電気 |
− |
※削減量は、温室効果ガス算定排出量等の集計の方法等を定める省令による。
具体的な削減量の例として、いままで灯油を年間1000リットル暖房に使っていた場合に、これを新エネルギー利用機器(ペレットストーブ等)に交換したとして計算します。この時、今まで使っていた灯油1000リットルを、新エネルギー利用機器の交換によりまったく使わなくなったとすれば、2,489キログラムの二酸化炭素を削減できたことになります。
1,000リットル×二酸化炭素2.489キログラム毎リットル(灯油)=二酸化炭素2,489キログラム
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