日高山脈襟裳国定公園について

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ページ番号1003714  更新日 2023年12月1日

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お知らせ

日高山脈地域の国立公園指定に関する説明会を開催します(※説明はオンライン対応となりました)

チラシの画像

(12月1日 12時00分更新)

※本日の説明会について、都合により自然保護官からの説明はオンラインでの対応となりました。

現在、環境省が日高山脈とその周辺地域の国立公園指定についてパブリックコメントを実施しています。日高山脈が国立公園指定されることになった経緯や公園計画の概要などを環境省帯広自然保護官事務所の自然保護官から説明していただきます。

日時:令和5年12月1日(金曜日)18時30分~20時00分

会場:帯広市役所10階 第6会議室

講師:環境省帯広自然保護官事務所 自然保護官 山北育実氏(※事務所よりオンラインにて説明)

※申込不要、直接会場へお越しください。

「日高山脈を学ぼう!キッズプログラム」を開催しました

自然保護官の説明

令和5年7月25日にめむろ新嵐山スカイパークで環境省のレンジャーさんのお話や自然体験を通して日高山脈について学ぶキッズプログラムを実施しました。午前中はレンジャーさんから日高山脈のお話と小枝でネームプレートづくり、午後はガイドさんと一緒にお散歩しながら自然のことを学びました。

 

キッズプログラム2回目の写真

 

令和5年8月1日に札内川園地キャンプ場で2回目のキッズプログラムを実施しました。日高山脈のお話やバードコール作り、森の中のおさんぽラリーをして、日高山脈や自然のことを楽しく学びました。

日高山脈襟裳国定公園の国立公園化

写真:冬の日高山脈

帯広市をはじめとした十勝、日高管内1市11町1村にまたがる「日高山脈襟裳国定公園」は、1981年に指定され、氷河の作り出した地形や日本唯一の地質がみられるほか、北海道を代表する野生動植物が多く生息しています。国定公園としては10万4千ヘクタールと全国一の公園面積の広さを誇ります。

公園は、その特異な成り立ちと、山岳から海岸までの多様な自然環境を有することから、この地域にしかいない固有な動植物がみられるなど、学術的にも高い評価がされています。特に、急峻な日高山脈に源を発する河川のほとりには、川の営みに合わせるように適応したケショウヤナギなどの植物が多くみられます。

公園利用者の多くは、主に登山を目的に訪れていますが、日高山脈には一般的な登山道が少なく、沢通しに山頂を目指すような冒険的ルートが多く、経験者向けの山としても知られています。
2010年には、国内でも重要な自然環境として注目され、国立公園の新規指定又は国定公園の拡張を検討する候補地として選定されました。これを受け環境省は2016年から国立公園指定のための検討調査を行い、日本を代表する傑出した自然の風景地であるとして、区域を拡大して新たな国立公園として指定する作業が進められています。

日高山脈襟裳国定公園 年表
1950年8月15日

襟裳道立公園に指定 

1958年4月1日 襟裳道立自然公園に移行
1981年10月1日 日高山脈襟裳国定公園に指定
国立公園指定に向けた動き
2007年 国立・国定公園総点検事業で国立公園等の候補地に選定
2016~2018年  国立公園指定検討調査の実施
2020年2月 国立公園指定の基本方針策定
2022年6月 中央環境審議会自然環境部会委員による現地視察
2023年6月 2024年中の国立公園指定を発表

 

国立公園とは

国立公園は、日本を代表する自然の風景地として、自然公園法という法律に基づいて国(環境省)の指定を受け、管理されています。
国立公園は全国で34か所(令和5年4月1日現在)が指定されていて、国定公園、都道府県立自然公園とともに日本の自然環境のネットワークをつくり、その中心となっています。

日高山脈国立公園化推進事業実行委員会

視点場マップ表紙の写真

日高山脈地域の国立公園指定に向け、地域の機運醸成を図るため、十勝の関係6市町村(清水町、芽室町、帯広市、中札内村、大樹町、広尾町)で実行委員会を設置し、国立公園化推進事業を実施しました。

2020年 「国立公園化応援!日高山脈写真コンテスト」及び作品展の実施
 「日高山脈写真コンテスト応募作品視点場マップ」の作成

2021年 「国立公園化応援!日高山脈フォトラリー(インスタグラム)」の実施

2022年 「レンジャーさんから日高山脈を教わろう!キッズプログラム」の開催

国指定名勝ピリカノカ「十勝幌尻岳」について

写真:Mt.TokachiPorosiri

帯広市と中札内村にまたがる十勝幌尻岳(標高1,846メートル)は、自然豊かな森と、山頂から望む日高山脈の眺めが素晴らしい山です。
この山は、自然が素晴らしいだけでなく、その山容が広く十勝一円から望めることもあり、古くからアイヌの信仰の山として知られ、十勝平野のランドマーク的な存在となっています。

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このページに関するご意見・お問い合わせ

都市環境部環境室環境課自然公園係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4136 ファクス:0155-23-0159
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