日高山脈襟裳十勝国立公園について
お知らせ
「日高山脈めぐるとかちカード(帯広市)」配布中
日高山脈の景勝地を紹介する「日高山脈めぐるとかちカード」の帯広市のカード「市役所から望む日高山脈」を市役所1階総合案内で配布しています。天気が良ければ11階の展望ホールから日高山脈と帯広市の街並みが見えますので、ぜひ足を運んでみてください。
また、カードは全部で6種類あり、日高山脈襟裳十勝国立公園のある6市町村で、そのまちのカードを配布しています。それぞれの絶景ポイントを回りながら、カードを集めてみてはいかがでしょうか。

日高山脈襟裳十勝国立公園について
帯広市をはじめとした十勝、日高管内13市町村にまたがる「日高山脈襟裳十勝国立公園」は、北海道中央南部に位置し、氷河の作り出した地形や日本唯一の地質がみられるほか、北海道を代表する野生動植物が多く生息しています。公園区域は25万2千ヘクタール、陸域では国内最大の広さを誇る国立公園です。
国立公園の指定にあたっては、日高山脈が内陸部から海まで延々と連なる雄大さと、その一帯が原生的な自然状態を保ったまま、国内最大のまとまりをもって存在することが、我が国を代表するに足る傑出した自然の風景地であると評価されました。
日高山脈は、その特異な成り立ちと、山岳から海岸までの多様な自然環境を有することから、この地域にしかいない固有な動植物がみられるなど、学術的にも高い評価がされています。また、利用者の多くは、主に登山を目的に訪れていますが、日高山脈には一般的な登山道が少なく、沢通しに山頂を目指すような冒険的ルートが多く、経験者向けの山となっています。
【指定日】令和6年6月25日 【公園面積】252,177ha(陸域:245,668ha、海域:6,510ha)
1950年8月15日 |
襟裳道立公園に指定 |
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1958年4月1日 | 襟裳道立自然公園に移行 |
1981年10月1日 | 日高山脈襟裳国定公園に指定 |
2024年6月25日 |
日高山脈襟裳国定公園を解除 日高山脈襟裳十勝国立公園に指定 |
- 国立公園に、行ってみよう!~日高山脈襟裳十勝国立公園~(環境省HP)(外部リンク)
- 日本の国立公園(環境省)(外部リンク)
- リーフレットでお気に入りの国立公園を見つけよう!(環境省)(外部リンク)
- 十勝の自然公園(北海道十勝総合振興局HP)(外部リンク)
自然公園利用のマナー
自然を守るため、自然公園の利用マナーを守りましょう。日高山脈は上級者向けの山域です。自分の登山技術、体力に見合った登山計画を立て、日程に余裕を持つなど、安全に登山することに留意してください。
日高山脈国立公園化推進事業実行委員会
日高山脈地域の国立公園指定に向け、地域の機運醸成を図るため、令和2年より十勝の関係6市町村(清水町、芽室町、帯広市、中札内村、大樹町、広尾町)で実行委員会を設置し、国立公園化推進事業を実施してきました。
パンフレット「日高山脈襟裳十勝国立公園を知ろう!」を作成しました
日高山脈襟裳十勝国立公園の特徴や成り立ち、動植物やみどころをわかりやすくまとめたパンフレットを作成しました。
2020年 「国立公園化応援!日高山脈写真コンテスト」及び作品展の実施
「日高山脈写真コンテスト応募作品視点場マップ」の作成
2021年 「国立公園化応援!日高山脈フォトラリー(インスタグラム)」の実施
2022年 「レンジャーさんから日高山脈を教わろう!キッズプログラム」の開催
2023年 「日高山脈を学ぼう!キッズプログラム」の開催
国指定名勝ピリカノカ「十勝幌尻岳」について
帯広市と中札内村にまたがる十勝幌尻岳(標高1,846メートル)は、自然豊かな森と、山頂から望む日高山脈の眺めが素晴らしい山です。
この山は、自然が素晴らしいだけでなく、その山容が広く十勝一円から望めることもあり、古くからアイヌの信仰の山として知られ、十勝平野のランドマーク的な存在となっています。
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このページに関するご意見・お問い合わせ
都市環境部環境室環境課自然公園係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4136 ファクス:0155-23-0159
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