スズメバチについて
スズメバチの巣の駆除について
一般住宅や事業所の敷地内につくられたハチの巣は、巣のある土地や建物の所有者または管理者の負担で、専門の駆除業者に依頼するなどして駆除していただいています。市では駆除や駆除費用の補助は行っておりません。
駆除業者はタウンページ(職業別)の「ハチ駆除」のページに掲載されていますので、参考にして駆除の依頼を行ってください。料金については、業者や巣の状況によって異なりますので、直接お問い合わせください。
スズメバチの習性について
スズメバチの活動時期
スズメバチの活動は、例年5月頃に冬眠から目覚めた女王バチが巣をつくるところから始まります。8月から9月頃になるとハチの巣が最も大きくなり、巣の中で新女王バチを育てる期間に入るため、ハチの警戒が高まり、攻撃的になります。ハチに刺される危険性が最も高くなるため、巣に刺激を与えないようにするなど特に注意が必要です。
冬を迎える頃には、そのまま冬眠に入る新女王バチを残して巣は空になります。以降、再び利用されることはありません。
スズメバチの対処法について
刺されないための予防策
- 巣を見つけても近づかないでください。触れたり大声をあげたりする行為も避けましょう。
- 巣が見当たらなくても、スズメバチを頻繁に見かける場合は近くに巣がある可能性が高いため、注意してください。
- 黒系(茶、青でも濃い色)はハチの攻撃対象になります。野外で活動する際や巣の近くを通る際は、白っぽい服や帽子を着用することが望ましいです。
- 匂いの強い香水や整髪料はハチを誘引したり興奮させたりすることがあるため、巣の近くでは使用を避けましょう。
- ハチは死んでいてもしばらくの間は触れると反射的に毒針を動かすため、触らないようにしましょう。
近寄ってきたとき
周りを飛んでいる場合は、手で払ったり駆け出したりせずに顔を伏せて地面にしゃがみ込む、またはじっとしてハチが離れるのを待ちましょう。攻撃してくる場合は、頭を手のひらで覆い、後ずさりしましょう。
刺されたとき
- スズメバチに刺されると、1度目は体に抗体ができ、2度目以降は体質によって抗体反応から全身の脱力、呼吸困難、失神、心機能低下、時にはショック状態から死亡する場合もあります。
- 刺したハチは警報フェロモン(興奮物質)を空中にまき散らして仲間を呼ぶことがあるため、姿勢を低くして速やかにその場から離れてください。
- 安全な場所に移動した後、傷口を流水でよく洗い流しながら手で毒液をしぼり出し、患部を冷水または氷で冷やします。
- 抗ヒスタミン成分を含む軟膏を塗るのが効果的ですが、症状が改善しない場合や特異体質の方は速やかに医療機関で治療を受けてください。
参考資料
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都市環境部環境室環境課環境対策係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4136 ファクス:0155-23-0159
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