男女共同参画推進員の活動
このページでは、男女共同参画推進員の活動について掲載しています。
男女共同参画推進員の活動に興味をお持ちの方は、ぜひ私たちと一緒に活動してみませんか?
令和6年11月15日【男女共同参画講座「もしもの時どうする?~ストーカー・DV被害にあったら~」を受講しました】
講師の髙橋さんは、警察の生活安全課に勤務するお立場から「DV(家庭内暴力)とストーカーから自分自身を守るために」はどうすれば良いかを具体的な事案を示して話されました。
一番心に残ったのは、講師が最初に問いかけた「“ふつう”とは何か?」の言葉でした。「自分が思う普通と他の人が思う普通。人それぞれの違いを考えてみると、自分の思う普通とは、なんとちっぽけなことかと思えています」と素直に言われました。その上で、自分の思うようにならない場合にはDVとなり、又繰り返されていくという事でした。
複雑で目まぐるしい社会の中で、何事も自分自身の判断で日々選択しながら生きていきますが、まずは相手と自分とは違う価値観を持つ存在と理解していくことからのスタートなのだと改めて学びました。社会の一番小さな単位の「家庭」で、子どもも交えて大人同士が互いの違いに関心を持って暮らす生活から、子ども自身の“ふつう”が養われるのではと思いました。
推進員 田沼
令和6年9月17日【男女共同参画情報誌『カスタネットvol.48』を発行しました】
私は今回、令和6年7月23日に帯広市立南町中学校で行われた帯広市デートDV予防講座を取材しました。
NPOピーチハウスの講師お二人の講座は、3年生の生徒に向けて「DVは“力と支配の関係”にあり、“対等で尊重のある関係”が大切」と繰り返し話しました。途中で先生や生徒でのロールプレイが加わり、カップルで掛け合う言葉と返す言葉の具体的な例から、環境や社会の中で無自覚に身についている一人一人の意識の違いにも気づくことが多くありました。今回のような講座の学びを皆で共有したことで、互いに関心を寄せていく勇気が与えられたのではと思いました。
ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。
推進員 田沼
令和6年8月5日【令和6年度 男女共同参画セミナーが開催されました】
令和6年度の男女共同参画セミナーは、講師に落語家の柳亭こみちさんをお迎えして、前半に講演、後半に落語をご披露いただきました。
柳亭こみちさんは、男性が圧倒的に多い落語家の世界に飛び込み、二児の母でありながら真打に昇進した数少ない女性落語家です。
講演では、修行時代の苦労やそれを乗り越える工夫、結婚・出産にまつわるエピソードなど、女性落語家ならではの体験談をお話していただきましたが、中でも私が印象に残っているのは、こみちさんと師匠との関係性です。厳しい落語の世界、「師匠の言うことは絶対」といった中で、「私は気にしない」と受け入れ、修行に励んでいったお話を聞き「強い人だな」と思ったのが第一印象でした。ただ、「唐揚げ事件」など師匠とのエピソードを楽しそうに話す姿を見ていると、厳しいだけではない師匠との関係や、落語が本当に好きなんだなという事がひしひしと伝わってきました。
こみちさんの明るく元気な話し方、そして面白いお話に、会場からは終始笑い声が聞こえ、あっという間の2時間でした。
高井推進員
令和5年8月24日【男女共同参画講座「自分らしいキャリアデザインの描き方~仕事も人生もHAPPYに!~」を受講しました】
自分の理想のキャリアや働き方の実現のためのキャリアデザインについてのお話でした。仕事だけでなく、家庭や趣味など日々の生活、地域との関わり、ボランティア、生涯にわたる役割や経験の積み重ねなどから、自分の人生そのもののありたい姿を自分の意志で作っていくのが“キャリアデザイン”。
講師の降幡さんは、「長い人生を乗り越えていく上で必要な5つの要素として、冒険心(挑戦の気持ち)・好奇心(やってみよう)・持続性(続けること)・柔軟性(べきでなく)・楽観性(なんとかなる)を持って!」と話されました。
男女共同参画社会を目指し、自力では解決できない様々なことを抱えながら、今を生きることに精一杯の人たちに向けて、爽快感あふれる希望の講座でした。成長していきたいとの願いを大切にするところに道は開かれること。それは年齢に関係なく気づいた時がスタートと。まずは自分を信じ、身近な人との繋がりを大切に、柔らかい心で明るく進みたいと思いました。
田沼推進員
令和5年8月5日【令和5年度 男女共同参画セミナーが開催されました】
令和5年度の男女共同参画セミナーは、講師に脚本家の中園ミホさんをお迎えして開催しました。
中園さんの作品には、持てる力を十分に発揮して闘う姿や、時代の先駆者として活躍する力強い女性が多く登場しますが、その女性たちの視点から、視聴者の気持ちを代弁してくれているようなセリフがとても印象的で、その方が講師で来てくださることをとても楽しみにしていました。
セミナーの中で、取材相手からの本心とは違う不自然な言動を素早く感知して、粘り強く本音を引き出す時のお話しを聞いていると、まるで自分もその場にいて、一緒に取材をしていたかのようなリアルさを覚えました。体験者の叫びである本音は共感を誘いますし、ある時は大きな励ましになります。これからも、働く人が翌日から再び元気に職場に向かうことができる、そんな作品を沢山書いていただきたいと思いました。
小林推進員
令和5年3月16日【男女共同参画講座『スウェーデンの暮らしから「男女のこうあるべき」を考えよう」を受講しました】
Zoomで登壇されたスウェーデン在住の講師(リンデル佐藤良子さん)に、男女平等が進むスウェーデンのライフスタイルや社会の仕組みから日本との違いを学びました。
スウェーデンの休暇のお話では、育児休暇は両親合計で480日あり、うち390日間は給与の8割が補償されており、男性の育児休暇の取得率は90%近いとのこと。また、子どもの看護休暇は年間120日あるとのことでした。
スウェーデンの学校で大切にされているのは、生涯にわたって学習を続けていきたいという気持ちを促進することであり、「決して他の誰かと自分を比べたりせず、比べるとすれば1年前の自分とである。」ということもお話されており、教育で大切なのは何のために学ぶのかということなのだと思います。
高井推進員
令和5年2月28日【男女共同参画情報誌『カスタネットvol.45』を発行しました】
私は今回のメイン記事である、令和4年10月10日(月曜日・祝日)に東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授の治部れんげ氏を講師に迎えて開催した男女共同参画セミナーの概要のレポートを担当しました。
講演を聞き、ジェンダー平等に取り組む社会情勢やジェンダーバイアスを取り除く難しさを現在の学生の様子から知ることができました。
また、令和5年度からカラーでの印刷になり、以前より目を引くようになったかと思いますので、ぜひ多くの方に読んでもらいたいです。
遠藤推進員
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市民福祉部地域福祉室市民活動課男女共同参画係
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