平成22年8月 市長記者会見

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ページ番号1001219  更新日 2020年12月14日

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とき
8月25日(水曜)9時〜9時30分
ところ
市庁舎4階 会議室
出席者
米沢市長
政策推進部 中野企画調整監 広報広聴課

写真:記者会見の様子

市民との対話推進事業について

市民のみなさんと対話を進めていきたいなということで、ネーミングも新しくして、みなさんのところに、そばに行って話をしたいなということです。資料に書いてありますとおり地区別懇談会と団体などのグループトークの2つのカテゴリーでやらせていただきたいということです。

昭和55年度に「まちづくり会議」という名前で連合町内会と市民との対話推進事業を始められたと伺っています。

その後、まちづくりのそれぞれの分野であったり、あるいは地域に密着した課題や問題、意見、提言などをいただいて市政に活かすために、歴代市長が名称、方法を変更して実施し現在に至っていると聞いています。

はじめに地区別懇談会です。

名前を 市長と語ろう「夢かなうまち おびひろ」にしました。
現在取り組んでいるまちづくりの政策の中から、テーマを絞って私から説明させていただき、質疑、意見交換を行っていきたいということです。
まちづくりに関する政策の中からということにしていますが、できるだけざっくばらんに、毎日のみなさんの生活の中から話していきたい、または聞きたいテーマにしたいなと考えているところです。

名称に「市長と語ろう」と入れましたのは、私からのテーマに対して、市民のみなさんから「夢かなうまち おびひろ」を実現するにはどうしたらいいだろうなということを話してもらいたいと考えたからです。
大変僣越に聞こえるかもしれませんが、米沢はこんなことをしたい、あんなことをしたいと聞いてもらって質問を受けるのではなく、例えば「こんなまちにしたいよね」、というような、市民のみなさんからもどうしたらいいんだろかというようなお話をいただき、「私はそうは思わない」、「ではできればこういうことをしたい」などの会話をしたく、一つのテーマでみなさんはどう思いますかということで、「市長と語ろう」と言う言葉を名称に入れました。

市内10カ所のコミュニティーセンターで11月にやりたいと思っています。テーマについては、これからの検討になります。

次に、団体などとのグループトークです。

市民のみなさんに申し込んでいただいて、私がそちらに伺って意見交換を行います。
名称は、「夢かなうまち おびひろ」市民トークとしました。

テーマ設定と進行は、市民の方にお願いします。
私が呼んでいただいて、彼らの進行に私が入っていって、市民が自らのまちづくりについて話していただくということで「市民トーク」としました。多少の事前打ち合せは行いますが、結構緊張するなと感じています。

開催は、月に1回、年間10回くらいできたらと思っています。
昨年までの応募要件を拡大し、10人以上が集まれば申し込みができるようにしました。
子育てサークルや学校の仲間などが集まって、米沢とこんなことを話してみたいとお考えの方は申し込んでください。

第1回の市民トークは、9月7日、火曜日に帯広市立南商業高等学校の生徒会などのみなさんと予定しています。
高校生のみなさんがいろいろな悩みをお持ちだと思います。特に就職や進学を控え、どのようなことを感じているのかということも聞きたいなと思いますし、高校生の視点で帯広のまちをどう見ているのか、感じているのか、どういうまちにしたいと考えているのかなど、率直に意見交換できたらなと楽しみにしているところです。

いずれにしましても、「夢かなうまち おびひろ」の名称に象徴されますように、みなさんと帯広のまちづくりについて語っていきたいと思っています。何かすぐ成果を欲しいとか考えているのではなく、一つずつ前に進んでいけたらと思います。

「市長と語ろう」、「市民トーク」につきましては、以上です。

話題提供としまして、私の後ろのバックパネル、本日初公開になります。

新聞記事やテレビの映像に私が登場させていただく場面が多々ありますが、「帯広市」からということを国内外にアピールするためにバックパネルを作成しました。
従前からこういうものの必要性についていろいろな方から示唆をいただいていたところでもあります。

シンプルなデザインとしました。今日のような記者会見、感謝状の授与や寄附金の受納ですとか、表敬訪問での記念撮影などの場面で使っていけたらなと考えています。

ベースとなっている緑色は、自然豊かな大地と作物の緑、木々の緑、北海道の中の十勝の色は、収穫をむかえる、特に小麦に代表される作物の稔りの色で、黄金色といいますか秋の色として入れました。赤い点が帯広市を示していて、まちづくりへの熱い思いを赤で表そうと考えました。

みなさん、今日もいっぱい写真を撮っていただきますが、バックパネルも上手く写していただければと思います。

これがきっかけになって、今後いろいろな施策を行っていく中で、バックパネルや広報戦略の発展形態が出てくると考えています。

報道機関との質疑応答要旨

市民との対話推進事業について

(報道)対話推進事業の市長と語ろうと市民トークをそれぞれ10回ずつ行った後、フォローする組織はあるのか。

(市長)実施後、ホームページや広報おびひろで内容を公表します。
陳情してもらうためのものではありませんから、実際は、私が聞いて、その内容によってどう対応してくかはそれぞれのラインに指示していくことになります。
当然窓口は広報広聴課にやってもらいます。

(報道)想像するに陳情が多くなるのではと思うが、いかがか。

(市長)そういう声も実際ありますが、それを恐れて手を縮こませても始まらないので、まずは出ていって話をしたいと思います。
冒頭申し上げましたが、堅いテーマについてやるというよりは、まちづくり一般についてみなさんが普段どんなお考えなのかを聞かせていただけたらなと、それを目的にやりたいと考えています。

(報道)地区別懇談会は、去年まで随行職員が多かったが、今回はどうか。

(広報広聴課)テーマを絞って行いますので、関係部署の職員のみの出席で、昨年までの総合計画の説明のように各分野全般の職員出席という考えはありません。

(報道)現時点で想定している地区別懇談会のテーマはあるのか。

(市長)地区別懇談会のテーマは、これから議論していくところです。

バックパネルについて

(報道)今回のバックパネルはメッセージ性が弱いのではないか。今後フードバレー構想を進めていく上で、商標登録されている「フードバレー」という言葉は使えるのか。

製作費用と大きさを教えていただきたい。また、今後、いろいろなバージョンも考えていくのか。

(広報広聴課)今回のバックパネルは1枚目の作成のため、どんな場面にでも使える基本的なデザインとしました。
人物を中心に撮影されることが多いため、その背景に帯広市なり十勝というのが映り込むような配置、大きさを考えたデザインとしています。風景なども検討しましたが、道外に報道される際に一目で「帯広市」というのが分かってもらえる形としました。これからの作成につきましては、事業に合わせて作る、作らないを検討していきたいと思います。

製作費は、パネルと自立するアルミの骨組みを含め一式で15万円ほどです。
大きさは、感謝状授与などの時、パネルの前に2人立って握手などをしても大丈夫なように縦横2.30メートルとしました。

(市長)先日、富士宮市に行った時に、記者から商標登録したものは使えるのですかという同じ内容の質問があり、小室市長の方から「当然です」とお答えをしていただきました。

そもそも富士宮市が登録したのは、まちづくりを行っていく上で、こういうことも商標登録できるんですよということを市民に発信してみたかったそうです。
商標登録すると記事になって「フードバレー」が広まっていったとおっしゃっていて、まちづくりのためにやっているのであって「今日、同じ志をもっている人が帯広から来てくれて、一緒に交流していこうというその同志に使わせるとか使わせない話はないでしょう。」と答えていただきました。
将来のことは分かりませんが、現状では「フードバレー」をどんどんやってくださいと言われました。
使おうと思ったら、使うのは特段問題ないと認識していますが、帯広市で使うときには富士宮市に連絡を入れようと思っています。

今日のバックパネルは、帯広市のバックパネルですので、「フードバレーとかち」とした時は、十勝全体で進めていきたいと考えていますので、商標が使える、使えないではなく戦略的に使っていきたいなと思います。

(報道)富士宮市との共同声明の調印式の時に、今後、2市で具体的にやっていきたい事業について話があったのか。

(市長)従来型の姉妹都市交流とはちょっと違うと考えています。
その理由は、両方ともまちづくりのために「フードバレー」ということばを旗印に使っている市の交流という点です。
同じようなコンセプトでまちづくりを行っていく上での悩みだとかいろいろなものを交流し合って、アイディアをお互いに持って、または両方で同じ言葉を使いながら一緒にキャンペーンなどができないかという話ができると思っています。
まちづくり、産業振興というところで、まちのサイズは違っても、ぶつかる課題は似ていると思います。お互い情報を共有し合って、同じ志を持ってやっていきませんかという交流です。
人材交流というのもあるかもしれませんが、まずはコミュニケーションをよくして、年間どんなことをしてまちづくりをやっているかなど、情報交換をしていきます。9月の上旬には富士宮市の担当者の方が帯広に来られるし、小室市長さんもぜひ来たいといっていました。こういった交流は少ないと思いますし、今回の交流を楽しみにしています。

(報道)中国に行かれる予定ですが、他の都市に埋没せずにいかに帯広・十勝を売り込むか市長の意気込みをお聞かせいただきたい。

(市長)後半は、上海万博の「北海道の日」で、ひとつのイベントと認識していますので、決められたことをやってきます。
他の時間を使って、中国からの十勝・帯広への観光客の勧誘とか誘導とかをしますので、エージェントなどを訪問したりします。
意気込みは、帯広のまちに自信を持っていますし、もともと私は売り子ですから、売り込みは私が一番上手だと思っています。
その一方で、彼らの意見を聞いてきたい、どのようにしたらもっと帯広・十勝に来てくれるのかということを直接聞いてきて、帯広・十勝だけで対応できることであればすぐ対応するし、北海道とか国の対応が必要であればお願いをするしということです。
いろいろなことを聞いてくることと、こちらのプレゼンテーションは一生懸命やってきたいなと考えています。

このページに関するご意見・お問い合わせ

政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4109 ファクス:0155-23-0156
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