高齢者の肺炎球菌感染症予防接種

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ページ番号1004874  更新日 2023年11月23日

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平成26年10月から、高齢者の肺炎球菌ワクチンが定期接種で受けられるようになりました。この定期接種には、法律上の接種義務はなく、接種を希望する方が個人の感染予防のために実施するものです。

※定期接種の対象となるのは、今までに1度も肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌ポリサッカライドワクチン)を接種したことがない方です。

※定期接種の対象となる年度は生年月日により決められています。対象となる年度は1度しかありませんので、受け忘れのないようご注意ください。

高齢者の肺炎球菌感染症

  • 大人がかかる肺炎のうち、肺炎球菌によるものは全体の25~40%を占め、特に高齢者の重篤化が問題となっています。
  • 予防接種は、感染や重篤化を予防するために有効といわれています。

接種対象者

下記のとおり。(ただし、今まで定期接種及び任意接種問わず、23価肺炎球菌ワクチンを接種したことがない人)
対象者には、6月頃までにお知らせを郵送します。
なお、60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器・免疫機能に障害のある人は対象になる場合があるので、かかりつけの医療機関に相談してください。

令和5年度中に次の年齢となる人

(生年月日をご確認ください)

  • 65歳 昭和33年4月2日生~昭和34年4月1日生
  • 70歳 昭和28年4月2日生~昭和29年4月1日生
  • 75歳 昭和23年4月2日生~昭和24年4月1日生
  • 80歳 昭和18年4月2日生~昭和19年4月1日生
  • 85歳 昭和13年4月2日生~昭和14年4月1日生
  • 90歳 昭和8年4月2日生~昭和9年4月1日生
  • 95歳 昭和3年4月2日生~昭和4年4月1日生
  • 100歳 大正12年4月2日生~大正13年4月1日生

対象期間

2023年(令和5年)4月1日から2024年(令和6年)3月31日まで。
この期間以外の接種は、任意接種(全額自己負担)となります。

費用

2,900円
※生活保護受給者は、市が発行する生活保護受給証明書を持参すると費用が免除されます。

定期接種実施医療機関

※予約が必要な場合がありますので、事前に医療機関に確認してください。

予防接種の効果と副反応

肺炎球菌には、90以上の種類があり、高齢者の定期予防接種に使用されるワクチンには、そのうちの23種類に対して免疫を高めることができます。これは肺炎球菌感染症の約70%をカバーできるとされています。
健康な人では、肺炎球菌の予防接種を受けると、5年間は抵抗力の上昇した状態が持続するといわれています。過去5年以内に23価肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことのある人は初回接種よりも局所反応の程度と頻度が高いことから、再接種については、主治医と相談の上、その必要性を慎重に考慮してください。ただし、定期接種として助成の対象とはなりません。

主な副反応には注射部位の腫脹や発赤、疼痛、発熱(ときに高熱)がみられることがありますが、通常1〜2日で落ち着きます。また、頭痛、腋窩痛、掻痒感(かゆみ)がでることがあります。極めてまれな副反応に、アナフィラキシー、ギラン・バレー症候群、血小板減少性紫斑病、蜂巣炎があります。

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このページに関するご意見・お問い合わせ

市民福祉部健康保険室健康推進課地域保健係
〒080-0808 帯広市東8条南13丁目1番地 帯広市保健福祉センター内
電話:0155-25-9720 ファクス:0155-25-7445
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