第三期帯広市アイヌ施策推進計画

ページ番号1003354　更新日 2020年12月14日

アイヌの人たちに関する施策を総合的・効果的に推進し、「先住民族であるアイヌの人たちが、民族としての誇りをもって生きることができ、その誇りが尊重される社会づくり」を目標とする計画です。令和2年3月に策定しました。

計画の概要

これまで帯広市は、「帯広市ウタリ総合福祉計画」（平成8年度～平成16年度）、「帯広市アイヌ施策推進計画」（平成17年度～平成21年度）、「第二期帯広市アイヌ施策推進計画」（平成22年度～令和元年度）を全国の市町村に先駆けて策定し、アイヌの人たちの施策を総合的に推進してきました。

一方、近年アイヌの人たちを取り巻く状況について、令和元年5月には、「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」（アイヌ施策推進法）が施行されました。条文中にアイヌの人々が先住民族であると明記され、総合的かつ継続的に、アイヌの人々の誇りが尊重される社会の実現を目指すものとされています。

アイヌ施策推進法が施行され、アイヌの人たちの誇りが尊重される社会の実現は、より重要性が高まっています。またアイヌ文化をはじめ、多様な文化や価値観が尊重されることは、共生社会の実現にも資するものであり、地域の文化を正しく継承していくことで、地域に対する誇りや愛着を育むものとなります。

アイヌの人たちに関する施策は、民族理解や文化、教育、福祉など、幅広い分野にまたがることから、目標や基本方向を一体的に示し、アイヌの人たちの誇りが尊重される社会の実現に向けた取り組みを総合的・効果的に推進するため、「第3期帯広市アイヌ施策推進計画」を策定しました。

策定年月：令和2年3月
計画期間：令和2年度～令和6年度

計画の位置づけ・関連計画

アイヌ施策に関する分野計画として、第七期帯広市総合計画に即して策定しています。

計画体系

目標、3つの基本方向、11の主な施策を定めています。また、基本方向ごとに「現状と課題」「施策の目標」「主な施策」を示しています。

施策の体系（PDF 118.5KB）

目標

「先住民族であるアイヌの人たちが、民族としての誇りを持って生きることができ、その誇りが尊重される社会づくり」

基本方向

アイヌ民族についての理解促進
アイヌ文化の振興
生活の安定と教育の充実

目標の実現にあたり、アイヌ民族の歴史や伝統などの理解促進と、今日まで絶えることなく伝承されてきたアイヌ文化の振興、さらには、アイヌの人たちの生活の安定と将来的に安定した生活を営めるようアイヌ子弟の教育の奨励や支援に取り組むことが重要であることから、上記「基本方向」に沿って施策を推進します。

計画を見る

第三期帯広市アイヌ施策推進計画［全ページ］（PDF 637.2KB）

計画の策定経過

帯広市健康生活支援審議会

計画について審議しました。

実施時期：令和元年7月～令和元年1月（3回開催）

意見交換会

アイヌ関係団体意見交換会（令和元年6月～令和元年10月（3回開催））
市民意見交換会（令和元年9月）

パブリックコメント

計画の策定にあたり、原案の段階で市民意見を募集しました。

募集期間：令和元年11月25日～令和元年12月25日

募集結果・意見概要と市の考え方など

〔結果公表〕第三期帯広市アイヌ施策推進計画（原案）

策定についての詳細は、以下をご覧ください。

策定の経過（PDF 130.3KB）

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市民福祉部地域福祉室地域福祉課総務係
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