第二期帯広市アイヌ施策推進計画
アイヌの人たちに関する施策を総合的に推進し、「先住民族であるアイヌ民族の誇りが尊重される社会づくり」を目標とする計画です。平成22年3月に策定しました。
計画の概要
これまで帯広市は、全国の市町村に先駆けて「帯広市ウタリ総合福祉推進計画」などを策定し、アイヌの人たちの施策を総合的に推進してきました。
一方、近年アイヌの人たちを取り巻く状況について、「先住民族の権利に関する国際連合宣言」採択をはじめ、「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」の衆参両院本会議での可決、「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会報告書」がまとめられるなど、国内外において関心が高まっております。
これまでの計画の取り組みの成果と近年の社会状況を踏まえ、「アイヌの人たちの民族としてのの誇りが尊重される社会づくり」を総合的に推進する計画として策定しました。
- 策定年月：平成22年3月
- 計画期間：平成22年度～平成31年度
計画の位置づけ・関連計画
第六期帯広市総合計画の分野計画です。
関連計画・法令
帯広市
- 帯広市ウタリ総合福祉推進計画（平成7年12月策定、計画期間：平成8年度～平成16年度）
- 帯広市アイヌ施策推進計画（平成17年2月策定、計画期間：平成17年度～平成21年度）
北海道
第二次アイヌの人たちの生活向上に関する推進方策（平成21年度～平成27年度）
国
アイヌ文化振興法（平成9年7月施行）
計画体系
目標、4つの基本方向、12の主な施策を定めています。また、基本方向ごとに「現状と課題」「施策の目標」「主な施策」を示しています。
目標
アイヌの人たちの民族としての誇りが尊重される社会づくり
基本方向
- アイヌ民族についての理解促進
- 文化の振興
- 教育の振興
- 生活の安定と生活環境の充実
目標の実現にあたり、アイヌ民族の歴史や伝統などの理解促進と、今日まで絶えることなく伝承されてきたアイヌ文化の振興、さらには、次代を担うアイヌ子弟の教育の振興やアイヌの人たちの生活の安定と生活環境の充実をはかることが重要であることから、上記「基本方向」に沿って施策を推進します。
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目次
第1 計画の基本的事項
- 計画の経緯
- 計画策定の目的
- 計画の期間
第2 計画の位置付け
第3 計画の目標と基本方向
- 計画の目標
- 計画の基本方向
第4 施策の推進
- 基本方向1 アイヌ民族についての理解促進
- 基本方向2 文化の振興
- 基本方向3 教育の振興
- 基本方向4 生活の安定と生活環境の充実
第5 施策の体系
第6 計画の推進
- 施策の展開
- 計画の進捗管理
資料編
- 審議会等
- 第二期帯広市アイヌ施策推進計画策定経過
- 意見交換の概要
- 用語解説
計画の推進
施策の推進
広く市民の理解を得ながら、帯広アイヌ協会などと連携して、推進します。
進捗管理
帯広市アイヌ対策連絡会議を定期的に開催します。
計画の策定経過
帯広市健康生活支援審議会
計画について審議しました。
実施時期：平成21年11月～平成22年2月（3回開催）
意見交換
アイヌ施策について、帯広市アイヌ対策連絡会議と意見交換を行いました。
実施時期：平成21年11月～平成21年12月（2回開催）
パブリックコメント
計画の策定にあたり、原案の段階で市民意見を募集しました。
募集期間：平成22年1月15日～平成22年2月15日
策定についての詳細は、以下をご覧ください。
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このページに関するご意見・お問い合わせ
市民福祉部地域福祉室地域福祉課総務係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話：0155-65-4146 ファクス：0155-23-0158
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