思いは一つ(広報おびひろ平成25年5月号掲載)

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ページ番号1001645  更新日 2020年12月14日

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平成25年度の予算が市議会で議決成立しました。約一カ月に及ぶ審議を経て、いよいよ市民の皆さんに満足感を持っていただけるよう予算執行に入ります。
今回の議会でもさまざまな政策課題について活発に議論させていただきました。
まちづくりに対する私の姿勢とそれを担う職員の育成に関する議論では、私が描く職員像について複数の議員から質問をいただきました。私からは、変化の激しい時代に生きる者として、先例にとらわれることなくチャレンジする姿勢を持つよう職員に繰り返し伝えていることを説明させていただきました。そして、職員は帯広市の未来に向けて汗をかき努力することが価値あることとして一片の疑いも持たず、現実的な楽観主義と決して諦めない持続力を持って、挑戦を続けてほしいとも述べさせていただきました。それに関して、議員からは、全職員が「きっとね」の心を持って、市民の皆さんと向き合う姿勢になれば、素晴らしいまちづくりができるとの意見をいただきました。
また、かつては一つの世代が生み出した価値体系に何世代も疑いも無く従い生きることができた。それはまるで一つの世代が家を建て、それに続く何世代もが住み続けられたようなものであったが、今日では自然災害も頻発し、世代ごとに家を建て直さなければならない時代になっているように、既存の仕事のやり方や考え方を疑い、時代の変化や風の向きを敏感にとらえながら既存の枠組みにとらわれない発想をお話しさせていただきました。
今議会を通じ、多少言葉や表現は違っていても、まちづくりに対して議員の皆さんと同じ方向であることを改めて確認でき、従来の党派や会派という枠を超えて、まちづくりの目標・夢が一致していると感じました。そして、どのように市民の皆さんに納得・満足していただくかの手法を議論・選択しているのだとも感じ、帯広のまちづくりがまた一歩前進してゆくと確信した次第です。
これまでの右肩上がりの経済成長が見込めない今という時代においては、利益だけではなく、負担の再配分ということも、これからの行政の重要な役割であるとのご指摘もいただきました。
予算の執行に当たっては、緊張感と使命感を持って、市民の皆さんの納得感の向上に努めながら、皆さんと一緒に夢の実現に向け、歩みを進めたいと思います。

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政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
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