動物園に思うこと(広報おびひろ平成25年6月号掲載)

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ページ番号1001644  更新日 2020年12月14日

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昭和38年に道内2番目の動物園として開園したおびひろ動物園は、市民の皆さんをはじめ多くの方々のご支援をいただきながら、今年、50周年を迎えることができました。
今年も開園を前にして、500名を超える方の清掃や塗装奉仕を行っていただきました。清掃に参加されていた女性が、「おびひろ動物園は、孫と一日安心してゆっくり過ごせて、とても気持ちがいい。自分の子どもの遊んでいた遊具がそのままあって、孫がその遊具で遊ぶのがまた楽しみ。」と話してくれました。動物園で過ごす家族団らんの光景が目に浮かんできて、ほのぼのとした気持ちになりました。
また、市内保育所でも毎年3月下旬に塗装奉仕の方々に、日曜日の朝から、壁の塗り替えなどを行っていただいています。作業終了後、皆で昼食に職員の手作りカレーを食べた時に、若い塗装工の人たちが「子どもたちってこんなめんこい椅子に座っているんだね。笑顔で過ごしてくれたらいいね。」などと話されていたことが、とても爽やかで、園児の喜ぶ顔や元気で遊ぶ姿が目に浮かびました。
この他にも、多くの市民の方々が環境美化や地域見守り活動に参加され、住みよい地域づくりに活躍されておられます。
昨今、人と人との付き合いや連帯感が薄くなったと言われていますが、長年にわたるボランティアの取り組みや、幅広い年齢層による活動が展開されていることに、やっぱり帯広はいいまちだなと思っています。多くの方々のさまざまな活動に支えられていることに感謝し、奉仕の心を大切に長く育んでいきたいと思っています。
さて、半世紀を迎えるおびひろ動物園には、4月27日の夏期開園日に、オープンを待ちわびていた多くの方々が訪れました。長い冬を越え、園内が久しぶりの活気にあふれているのを見て、春を迎えた喜びやうれしさが込み上げてきました。今年度は新たな魅力づくりの一つとして、帯広畜産大学の協力により、畜大サテライトで骨格標本の展示などの事業を行っていきます。
私も時間をつくって、孫と一緒に動物園に行きたいと思っています。市民の皆さんもぜひ、ほのぼのとしてあったかい気持ちがいっぱいのおびひろ動物園へお越しください。釧路へ行くアミメキリンのスカイやアジアゾウのナナなど動物たちが皆さんを待っています。

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政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
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