ともに生きていくこととは(広報おびひろ平成25年9月号掲載)

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ページ番号1001641  更新日 2020年12月14日

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7月14日、北海道障害者スポーツ大会が十勝管内六市町村で開催され、帯広では陸上競技が行われました。
十勝らしい青空のもと、全道各地から集まった選手たちは、日頃の練習の成果を遺憾なく発揮し、管内の選手も金メダルを22個獲得するなど、大会を大いに盛り上げました。
また、自発的に多くのボランティアが集まり、きめ細かな対応で選手を支えてくれたことが、この大会の特徴だったと思っています。
例えば、大会には車椅子の選手も多く参加しましたが、対応しているトイレが競技場に少ないため、スタッフが車に待機し、順番待ちの選手を近隣の施設まで乗せていってくれました。選手からは、「こんなに親切な対応は初めてで、とてもうれしい。」と喜ばれました。
ほかにも、数多くの選手の皆さんから「ありがとう」の声をいただき、大会を無事終わらせることができ、開催市の市長として、安堵と喜びを感じています。
ただ、一つだけ残念に思ったのは、この大会に対する世間の認知度が相対的に低かったことです。
これは、特に北海道、帯広が、ということではなく、わが国に共通して見られることだと思っています。
昨年、ロンドンでオリンピックが開かれ、日本人選手が大活躍したこともあって、国中が沸いたことは、記憶に新しいところですが、その後のパラリンピックはメディアの扱いも小さく、国民の関心も決して高くなかったのが正直なところではないでしょうか。
「五体不満足」の著者である乙武洋匡さんは、自身のホームページで、「将来的にパラリンピックはなくなって欲しいと思っている。(中略)オリンピックとパラリンピックが統合され、いずれ、一つの大会として開催されることを望んでいるのだ。」と書いています。
障害も一つの個性と捉え、互いの違いを認め合い、同じ空間で、ともに助け合って生きていくことが理想だと私も思います。
今回の大会のボランティアは、「選手と一緒に競技している気持ちになりたい」との想いから、既製のスタッフジャンパーではなく、当日参加することができない障害を持ったボランティアが手作りしたバンダナを巻きました。
私はこの話を聞き、このまちの未来に明るくて温かい光を見たような気がしました。
皆さんはどう思われますか。

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政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
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