若者がチャレンジできる「まちなか」に(広報おびひろ平成24年7月号掲載)

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ページ番号1001656  更新日 2020年12月14日

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今年も7月1日から帯広まちなか歩行者天国が始まります。
多くの皆さんによる手作りのイベントは、帯広の夏の風物詩としてすっかり定着してきました。休日のひとときに、ホコテン会場がたくさんの来場者でにぎわうことを楽しみにしています。

今年で7年目を迎えるオビヒロホコテンは、7月から9月までの3カ月間、毎週日曜日に継続して開催されていることや、実行委員会が幅広い年齢層で、学生を含めたさまざまな職種の皆さんによるボランティア中心の催しであることなどが、全国各地から高く評価されており、皆さんの努力に対して、敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。
まちなかのにぎわい創出のイベントとして、多くの人々を呼び込んでいますので、当初の目的に少しずつでも近づいているものと考えていますが、近隣商店街との連携強化が課題とされています。

商店街は、それぞれの特色を生かした公共的な空間として、地域コミュニティーには不可欠な存在と言われ、とりわけホコテン会場周辺の商店街は、まちの顔としても大きな役割を期待されてきました。これまでも国をはじめとして、さまざまな支援がなされており、この支援に対する結果はもとより、改めてその役割と責任が、「時代」の中で問われています。
現在、帯広市ではこれらの商店街も含めた、新たな中心市街地活性化基本計画の策定作業を関係団体の皆さんと進めています。策定にあたっては、現実を直視し、これまでの取り組みをみんなで検証・確認し合う作業が、まず必要ではないかと考えています。その上で、強みも弱みも個性と受け止めて、本音を出し合いながら建設的な議論を進めていかなければなりません。弱みこそしっかり議論して、どう乗り越えていくか、どう他との差別化を図っていくかを考えていくことによって、そこに良質な仕事が生まれる素地ができるのではないでしょうか。

ホコテンには、次世代を担う、情熱と感性を持った若者の元気が満ちあふれています。これからの十勝・帯広には、多くの若者が夢と希望を持って働ける仕事、活躍できる仕事が必要です。われわれ大人は、彼らが帯広らしいチャレンジできる環境・場づくりを進めなければならないと考えています。
求められる中心市街地のこれから・未来が共有され、そして、その場としての「まちなか」が必要だと思います。

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政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
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