令和6年7月31日 市長記者会見
- 日時
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令和6年7月31日(水曜日)11時~11時20分
- 場所
- 市庁舎4階会議室
- 出席者
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帯広市長 米沢 則寿
政策推進部 中里部長、石井参事
総務部 廣瀬部長
都市環境部 篠原部長、高橋参事
経済部 松本観光交流室長
- 記者数
- 8名(カメラなし)
会見動画【市長から】
会見動画【報道機関との質疑応答】
会見項目について動画(YouTubeへのリンク)でお伝えします。
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会見項目
- おびひろ平原まつりの開催について
- 地域防災訓練の実施について
- 緑ヶ丘公園エリアの魅力向上に向けたパブリックイベントについて
記者からの質問
- 緑ヶ丘公園エリアの魅力向上に向けたパブリックイベントについて、今後の予定を伺う。
- 帯広市として、スマート農業の必要性や将来性についてどのように考えてるのか伺う、ほか。
- パラ五輪を含め地元選手が世界で活躍することに対しての市長の受け止めと、3選手への期待の言葉、ほか。
- 8月11日山の日に、日高山脈襟裳十勝国立公園関連でPRや啓発活動を行う予定はあるのか。
市長から(要旨)
1 おびひろ平原まつりの開催について
来る8月14日と15日の2日間、「第77回おびひろ平原まつり」が開催されます。
今年の開会式では、日高山脈襟裳十勝国立公園の指定を記念し、日高山脈をテーマとして、大道芸人と高校生による書道を掛け合わせた華やかなパフォーマンスを実施します。
また、昨年に引き続き、飼料価格の高騰や生乳の需要減少などの影響を受けている酪農家の皆さんを応援するため、先着1,000名に牛乳を配布し、消費拡大を願い、乾杯でまつりを開幕したいと思います。
期間中は、恒例の夢降夜や平原・太鼓まつり、大道芸やキッチンカーによる食なども楽しめるほか、メインイベント「おびひろ盆おどり」では、飛び入り参加も大歓迎です。帯広の夏を彩る、十勝最大級の夏まつりを、多くの皆さんにお楽しみいただきたいと思います。
2 地域防災訓練の実施について
来る9月1日、日曜日、翔陽中学校で「帯広市地域防災訓練」を実施いたします。
この訓練は、市民の皆さんにも参加いただく訓練として、大雨による洪水を想定し、避難所の受け付けから避難所内での生活スペースの確保まで、より実践的な訓練を体験できる内容となっています。
また、関係機関の協力により、防災資機材の展示なども行う予定です。
参加を希望する方は、8月19日、月曜日までに、危機対策課へ電話などで申し込みください。
今月に入り、山形県や秋田県など東北地方を中心に、水害による甚大な被害が発生しています。災害は、いつ、どこで起こるかわかりませんが、日頃からの備えと十分な訓練を積むことで、被害を最小限に抑えることができます。
今回の訓練を通じて、実際の避難行動などを身に付けていただき、地域の防災力を高める機会にしていただきたいと思います。
3 緑ヶ丘公園エリアの魅力向上に向けたパブリックイベントについて
市では、今年度、緑ヶ丘公園エリアにおいて、市民の前向きな活動を呼び込み、活動が広がる空間をつくり、エリアの価値向上を図るため、「緑ヶ丘公園エリアビジョン」を策定することとしています。
策定にあたっては、市民や事業者の皆さんなどから広く意見を聞き、緑ヶ丘公園エリアにおける利用ニーズを把握するとともに、エリアの魅力向上に向けた機運を高めていくことが重要と考えています。
そこで、来る8月23日、金曜日に、「緑ヶ丘公園エリアの魅力向上に向けたパブリックイベント」を開催いたします。
イベントでは、基調講演として、東京都などで、公園緑地を拠点に、都市の「公園力」の向上に取り組まれているNPO birth(バース)事務局長の佐藤留美さんに講演いただくほか、緑ヶ丘公園で活動されている事業者によるプレゼンやパネルディスカッションを行う予定です。
参加を希望する方は、8月16日、金曜日までに、WEBフォームまたは都市政策課へ、電話などで申し込みください。
記者との質疑応答
<北海道新聞>
緑ヶ丘公園エリアの魅力向上に向けたパブリックイベントについて、ホームページ上では7月から9月に2回行うとなっているが今後の予定はあるのか。また、どのような形で行うことを想定しているのか。
<都市環境部長>
パブリックイベントの2回目については、開催時期は決まっていないが行う予定。内容については今回のパブリックイベントを踏まえて検討していく。
<十勝毎日新聞>
先日、JA帯広かわにしでスマート農業の導入セレモニーが開催され、市も関わっていると思うが、帯広市としてスマート農業の必要性や将来性についてどのように考えているのか伺う。
<市長>
式典には私も参加させていただいたが、導入された複数台のロボットトラクターや、大型の農業用ドローンを拝見し、そのスケールの大きさに感銘を受けたとともに、これがスマート農業技術の実装に向けた新たな一歩を踏み出したことになるという印象を持ったところ。
資材高騰や人手不足など、農業を取り巻く環境が非常に厳しい中、スマート農業の普及が農業現場での作業負担やコストを減らし、生産性や農産物の品質を高め、ひいては収益の増加につながることが期待されており、持続可能な地域農業を確立していく上でも、今後、このスマート農業を拡大していくことの必要性がさらに高まっていくものと認識している。
<十勝毎日新聞>
今回のロボットトラクターやドローンの導入にあたり、市では補助金の交付をサポートの一つとして行ったと思うが、今後、JA帯広かわにしに対して、スマート農業に関わることで、補助金以外のサポートや具体的に決まっているものなどがあれば伺いたい。
<市長>
今後、実際のほ場での活用を通じ、スマート農業のノウハウやデータを蓄積しながら、生産現場から出てきた課題や、その課題をどう解決していくのかということを、次のステップとして実際に進めていくことが、力強い農業の展開につながっていくものと認識している。
市としても、関係機関や団体の皆さんと連携・協力し、ロボットトラクターや農業用ドローンの導入効果について検証するとともに、それらを拡大していく動きが出てくる中で、農林業育成資金の無利子貸し付けといった既存の制度などを通じて、スマート農業のさらなる普及に取り組んでまいりたい。
<十勝毎日新聞>
拡大というところは、JA帯広かわにしだけではなく、大正など別の地域のスマート農業の拡充についてもサポートしていくということか。
<市長>
その通り。今回は国の補助金を活用するという中で、申請時から川西には積極的に参加をしていただき、その後の作業もその分広がりがあった。市としては、大正が同じ動きをするときには、当然だが同様の形でサポートしていきたい。
<北海道新聞>
パリ五輪が開幕し、帯広出身の選手がパラ五輪を含め3人出場されるということで、地元選手が世界の舞台で活躍することに対しての市長の受け止めと、3選手への期待の言葉をいただきたい。
また、それに関連して、市役所に垂れ幕が設置されているが、今後、市として地域全体の応援ムードを醸成するためにも、パブリックビューイングなど考えている事業があれば伺いたい。
<市長>
帯広出身の3選手について、厳しいトレーニングを積み、パリオリンピック・パラリンピックへの出場という座を掴んだ皆さんの挑戦を、私も大変誇りに感じている。
選手の活躍は、スポーツに励む子どもたちにとっても大変大きな目標になると思っており、皆さんが悔いなく、実力を発揮できるよう私も応援している。
また、パブリックビューイング等については、地元出身者が出場する競技の生中継がないことから、現時点では予定はしていない。
<北海道新聞>
今後、予定の変更などが把握でき次第、状態が変わる可能性もあるということか。
<市長>
ゼロではない。現時点では放送予定がないため、考えられないということ。
<十勝毎日新聞>
8月11日は、日高山脈襟裳十勝国立公園の指定後、初めての山の日だが、市としてPRや啓発活動を行う予定はあるのか。
<市長>
国立公園指定に関しては、市庁舎やとかち帯広空港に懸垂幕や横断幕、ミニのぼりを設置したほか、帯広空港を利用する観光客に向けたPRとして、空港内にPRフラッグや国立公園に囲まれた地域であることをPRするスクリーンの掲示、JALUX(ジャルックス)と連携した記念シールを添付したお菓子の販売を行ってきた。
また市としては、広報おびひろ8月号に、日高山脈襟裳十勝国立公園の指定に関する記事を掲載し、その中で日高山脈の特徴や固有種など豊かな動植物についてお知らせしたところ。
8月11日の山の日に関して、特別な取り組みは考えてはいないが、8月には民間事業者による遊覧フライトツアーを企画しており、秋には国立公園指定記念シンポジウムを開催するなど、今後も関係機関等と連携した取り組みを進めてまいりたい。
【以上】
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政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
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