令和5年3月29日 市長記者会見
- 日時
- 令和5年3月29日(水曜日)13時30分~13時45分
- 場所
- 市庁舎4階会議室
- 出席者
-
帯広市長 米沢 則寿
政策推進部 中里部長、石井参事
総務部 廣瀬部長
市民福祉部 五十嵐保健医療担当参事
- 記者数
- 11名(テレビカメラ3台)
会見動画【市長から】
会見項目
- 新型コロナワクチンについて
会見項目について動画(YouTubeへのリンク)でお伝えします。
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記者からの質問
- 4月1日付の職員の人事について、市民福祉部に「こども健康担当参事」、農政部に副参事を置いたねらいなど、今回の人事のポイントについて伺う。
- 5月から、コロナの感染法上の位置付けが5類に下がるが、それに関して市として考えている対応があれば伺う、ほか。
- 市議会議員選挙について、42人が立候補した前回の選挙のように今回も同様に激戦になる見込みだが、市長としての受け止めがあれば伺う、ほか。
市長から(要旨)
1 新型コロナワクチンについて
新型コロナにかかる予防接種の実施期間が、令和6年3月31日まで延長されることとなりました。
引き続き、自己負担なく接種を受けることが可能です。
複数の接種が同時に行われますので、順に説明いたします。
まず、5月8日からはじまる新たな接種、「令和5年春開始接種」については、従来ワクチンによる初回接種を終えた方のうち、65歳以上の方、5歳から64歳までの基礎疾患をお持ちの方、医療従事者等の方が対象であり、オミクロン株対応2価ワクチンを使用します。
また、9月から開始予定の接種、「令和5年秋開始接種」については、初回接種を終えた全ての方が対象となる予定です。
次に、令和4年秋に開始した現在のオミクロン株対応のワクチン接種については、5月7日で終了となります。
なお、5歳から11歳の方で接種していない人については、希望する場合、5月8日以降も接種の対象となります。
最後に、従来ワクチンによる初回接種については、12歳以上の1・2回目接種は休日夜間急病センターで、6か月から11歳までの1・2・3回目接種は小児科を有する医療機関で、引き続き接種を受けられます。
記者との質疑応答
<十勝毎日新聞社>
4月1日付の職員の人事について。市民福祉部に「こども健康担当参事」、農政部に副参事を置いたねらいのほか、公約推進などに向けて手厚くした部分など、今回の人事のポイントについて伺う。
<市長>
まず、こども健康担当参事配置の意図について。人事一般についてお話すると、前回の組織再編後のこの3年間はコロナの対応に追われていた期間でもあった。
5月には、コロナの感染法上の分類も季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げられる見通しがついた。このタイミングで改めて今後の体制を整える必要があると考えたところ。
ご案内のとおり、市民福祉部を大きな組織にしたのが前回の組織再編のポイントだったと思う。ちょうどそのあとでコロナの感染拡大があった。結果論だが、組織を大きめにしておいたおかげで、部内での人事配置の融通が利いた。その中で、コロナの対応に全力投球してきたわけだが、コロナが少し下火になってきたところで、従来の大きな組織を今後に向けて展開しやすくしたいと考え、今回、こども健康担当参事を配置したメインの理由。
主にこども福祉室と健康保険室を担当してもらうが、新たに子ども・子育て分野での活躍も期待している。
繰り返しになるが、大所帯の市民福祉部において2人目の部長職として、部長とともに部全体の政策推進やマネジメントにも携わってもらいたいと考えている。
次に、農政部副参事を配置した背景については、ばんえい競馬の馬券発売額が確保できているこの時期に、将来にわたって安定した運営ができる体制をしっかり検討していくことが重要だと感じている。
ばんえい競馬の運営体制の強化に向けては、地方競馬全国協会(地全協)から指導や助言の協力をいただく方向であり、今般、地全協職員1名を新たに帯広競馬場に派遣していただくことも決まったところ。
詳細についてはまだ発表されていないが、地全協の中でも帯広のばんえい競馬に職員1人を派遣するため、一方でそれをサポートするような体制を整えていく方向であることも伺っている。その面では大変ありがたいと思っている。
新しい副参事には、新たに派遣いただく職員の皆さんたちとばんえい競馬運営における課題の把握と整理を行い、対応策について検討する役割を担ってもらいたいと考えている。
次に、3点目の総合計画や公約の推進に向けた人事配置については、基本的に我々は、総合計画や公約をベースに、それを実現するために仕事をしていくので、常にそれらを念頭におきながら対応していかなければならない。
いずれの人事も、市の行政課題や職員個々の特性などを勘案して、適切な人材の配置を考えたもの。
こども健康担当参事などとは異なり意図が分かりにくい面もあるかと思うが、様々な課題に目を配りながら適材適所を考えたのが、今回の人事だとご理解いただきたい。
<北海道新聞社>
コロナについて、5月から感染法上の位置付けが5類に下がるが、それに関して市として考えている対応があれば伺う。
<総務部長>
3月13日以降のマスクの着用については、現在、職員は引き続き着用し、来庁者については国の方針どおりとしているが、その後についてはまだ決めているものではない。庁舎における職員などの対応については、これから状況を見ながら考えていく。
<北海道新聞社>
国の方針に沿って進めていくということでよろしいか。
<総務部長>
はい。
<北海道新聞社>
選挙に関連して伺う。市議会議員選挙について、42人が立候補した前回の選挙のように今回も同様に激戦になる見込みだが、市長としての受け止めがあれば伺う。
<市長>
特に地方議員のなり手が少ないまちなどから同じように聞かれることもあるが、多くの方にご関心を持っていただけるのは、決して悪いことではないと思っている。チャレンジする方にはぜひ結果を出してほしいと思う。
昨日が議会の最終日だったため、議員の方々とも「議会が市民の皆さんから遠いところにあったら困るよね」とお話をさせていただいた。そして、若い方も随分チャレンジされていることもあって「政治、または議会が身近に感じてもらえているのだとしたらありがたい」と話されている方もいた。その点では、私もそう思っている。
一方で「議会とは何か、ということがわかっているのだろうか。そうした情報がきちんと手に入っているのだろうか。」と話す議員もおられたが、立候補する方については、そうしたこともしっかりとお考えの上で出られると思うので、ぜひ皆さんにはベストチャレンジをしてほしいと思っている。
<北海道新聞社>
市長として、立候補者数が多いことについて思い当たる要因や背景など、考えられていることはあるのか伺う。
<市長>
報道を通じて立起表明された方たちのコメントを見ている範囲でのお話になるが、「議員になって自分たちの今の考えを市政に反映させたい」とのコメントが必ず入っていたと思う。議会を通じていろいろな活動ができると捉えているのだと思う。それは非常に健全なことだと思う。ともすると、どの世代とは言わないが、政治や行政に無関心といったことも時々喧伝されているので、これだけの方々にご関心を持っていただけることは、素直にポジティブに受け止めたいと思う。
【以上】
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政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
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