令和4年5月20日 市長記者会見
- 日時
-
令和4年5月20日(金曜日)13時15分〜13時30分
- 場所
- 市庁舎4階会議室
- 出席者
-
帯広市長 米沢 則寿
政策推進部 関口部長、中里参事
総務部 廣瀬部長
市民福祉部 五十嵐保健医療担当参事、毛利地域福祉室長、佐藤こども福祉室長
- 記者数
- 10名(テレビカメラ3台)
会見項目について動画(YouTubeへのリンク)でお伝えします。
動画再生中に広告が表示される場合がありますが、当市とは無関係であり、推奨しているものではありません。
報道機関との質疑応答要旨(テキストデータ)については、会見終了後1週間以内をめどに掲載しています。
会見項目
- 新型コロナウイルス感染症について
記者からの質問
- 3回目接種について、若年層の世代に接種を広げていくために、何が必要と考えているのか、伺う。
- 感染状況について、どのような状況だと見ているのか。また、新しく感染対策として取り組むことがあれば、伺う。
- 十勝町村会において、導入の検討を始めた車のご当地ナンバーについて、帯広市としての考え方を伺う、ほか。
市長から(要旨)
1 新型コロナウイルス感染症について
十勝管内における新規感染者数は、100人を超える日が続いております。
道内では、感染力が強いといわれるBA.2(ビーエーツー)系統への置き換わりがさらに進んでいると考えられており、引き続き、感染の急拡大を防いでいく必要があります。
BA.2(ビーエーツー)系統を含めたオミクロン株にも、基本的な感染症対策が有効とされています。市民の皆さんには、三密の回避や手指消毒、換気の徹底などについて、継続いただきますよう改めてご理解とご協力をお願いいたします。
市では、子どもから親世代までが感染の中心となっている状況を踏まえ、家庭内感染の予防を呼びかけるリーフレットの配布やラインを活用した感染予防の周知啓発、土日・祝日の電話相談などに取り組んでいます。また、自宅療養者への生活支援物資の配達代行や、保健師の継続的な派遣など、保健所の支援も実施してきております。
3回目のワクチン接種についても、概ね順調に進んでおります。6月以降については、配布資料1に記載のとおり、これまでの実績等を勘案し、「休日夜間急病センター」などに集約した上で、引き続き、接種を希望される方への接種体制を維持してまいります。
また、今般、国は重症化予防を目的として、60歳以上の方や基礎疾患をお持ちの18歳以上の方などを対象とした、4回目接種の実施を決定しました。
市においても、資料のとおり、6月27日からの接種開始を目指し、医師会や医療機関をはじめ、関係機関と連携しながら、円滑な実施に向けて体制の整備などを進めてまいります。
次に、ふたつの特別給付金のご案内です。
感染症の影響が長期化する中、対象となる世帯にそれぞれ特別給付金を支給いたします。
ひとつには、「臨時特別給付金」として、令和4年度に新たに世帯全員が住民税非課税となった、約6000世帯を対象に、一世帯あたり10万円の給付金を支給します。
6月下旬に確認書を送付、受け付けを開始し、7月中旬から随時、支給する予定です。
ふたつには、「子育て世帯 生活支援 特別給付金」として、児童扶養手当を受給している、ひとり親世帯および住民税非課税世帯のほか、家計急変世帯など2730世帯を対象に児童一人当たり5万円を支給します。
支給方法や支給時期は、対象となる世帯によって異なりますので、詳しくは、配布資料2をご確認ください。
- 配布資料1 4回目接種と3回目接種体制について (PDF 163.3KB)
- 配布資料1_別紙 基礎疾患等を有する方の接種券の申請について (PDF 222.7KB)
- 配布資料2 特別給付金について (PDF 144.2KB)
関連市ホームページ
記者との質疑応答
<北海道新聞社>
3回目接種の接種場所を集約するとの説明があったが、高齢者については接種が進んでいるものの、20、30代の若い世代の接種が進んでいない実情もある。旭川市や札幌市などでは、予約不要の会場を設置しているなどしているが、帯広市として、若年層の世代に接種を広げていくために、何が必要と考えているのか、伺う。
<市長>
今日現在で、全市民を母数とした3回目の接種率は、58.6%であり、ご指摘のとおり、1回目・2回目の接種に比べると、全国的な傾向と同様だが、若い世代を中心に低い状況にあると認識している。
現在の予約状況などをふまえると、予約不要のための会場を新たに設置することは、現状難しいと考えているが、引き続き、今後も、希望する方々が円滑にワクチンを接種できるよう、接種機会の確保や情報提供に取り組んでまいりたい。
追加接種することで、感染リスクや重症化の低減が図られる。改めて、未接種の方には、接種の検討をお願いしたい。
<十勝毎日新聞社>
帯広市では、先週まで新型コロナウイルスの新規感染者数が週600人程度となっていたが、今は、どのような感染状況だと見ているのか。リーフレットの配布などについての説明もあったが、新しく感染対策として取り組むことがあれば、伺う。
<市長>
管内の新規感染者数は、3月に一度は減少した状況だったが、4月20日には過去最多の356人を確認した。以降も、100人を超える日が続くなど、感染者数がいわゆる高止まりの状況にあると認識している。現在、少しずつだが、減少に転じてきていると思うが、引き続き、感染状況を注視していく必要がある。
移動や活動が活発化する季節を迎えている。皆さんには、基本的な感染予防を続けてほしいと思うが、気温や湿度の上昇に伴い、熱中症のリスクも高まってくる。屋外で人との距離が確保できる場合は、マスクをはずすなどの対応も適宜、行いながら、対策にご協力いただきたいと思っている。
<十勝毎日新聞社>
十勝町村会において、車のご当地ナンバーとして、十勝ナンバーの導入の検討を始めた。町村会では、帯広市にも働きかけて19市町村で統一して取り組んでいきたいとの考えのようだが、帯広市としての考え方を伺う。
<市長>
ご質問のとおり、十勝町村会の定期総会において、ご当地ナンバー導入の検討を始めることを決定したと承知している。
ナンバープレートは、個人や企業などが日々使用する車に取り付けるものである。ご当地ナンバーの導入の検討にあたっては、地域住民との合意形成、地域における機運の高まりが重要であると認識している。町村会の皆さんも、同様の認識でいると伺っている。
今後、各町村において、地域住民の意向把握などを検討していくと伺っており、今後の取り組み状況を注視しながら、市としての対応を検討していく必要があるものと考えている。
<十勝毎日新聞社>
市長は、これまでずっと「十勝・帯広」と言い続けてこられている。いろいろな意見を聞くことは必要だとは思うが、ご自身の思いとしては、現時点でどう思われているのか。
<市長>
町村会の方とも直接、お話しする機会があった。十勝として、さまざまなことに取り組んできているが、決して、そのことにプラス・マイナスの思いがあって、この検討をするわけではないことを理解してほしいとの話があった。
それぞれの市町村において、人口や車の台数が違ったり、これまでの歴史がある中で、繰り返しになるが、皆さんの気持ちを大切にしていかなければならない。道内でも、首長がやると言っても、そうならなかった地域もあると伺っている。しっかりと皆さんの声を聞き、町村会の検討状況についても注視していきたいと考えている。
【以上】
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するご意見・お問い合わせ
政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4109 ファクス:0155-23-0156
ご意見・お問い合わせフォーム