こども学校応援地域基金(広報おびひろ平成28年7月号掲載)

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ページ番号1001608  更新日 2020年12月14日

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帯広市では、子どもたちの健やかな成長を支えるため、学校での学習支援や登下校時の見守り、放課後や休日の居場所づくりなど、学校・家庭・地域が連携した取り組みが盛んに進められてきました。
保護者や先生と子どもたちとの関係を「タテ」、友達同士の関係を「ヨコ」と表現するならば、「ナナメ」とも言える地域の大人たちとの関係が、こうしたボランティア活動を通じて育まれ、帯広の子どもたちの学びを豊かにし、地域の大人たちの生きがいづくりにもつながっています。
今年度からは、より多くの大人が参加し、地域の子どもを応援するための「こども学校応援地域基金」がスタートしました。個人や企業などからの寄附金を活用して、これまで以上に、多様な団体が連携して行う特色ある取り組みを支援することで、学校を中心に地域ぐるみで子どもを育てる活動が充実し、地域の活性化にも結びつけていく仕組みです。
昨今、地域コミュニティについては、人口減少・少子高齢化を背景に、人間関係の希薄化や担い手の減少などのマイナス面ばかりが強調されています。しかし、総人口に占める子どもと高齢者の合計人口割合の高まりを、生活の中心が身近な地域にある「地域密着人口」の増加ととらえ、コミュニティの新たな可能性を生み出す力になると考える識者もいます。学校・家庭・地域の連携は、そうした前向きな可能性を実現する手段になるのではないかと思います。
物の豊かさよりも心の豊かさが重視される時代を迎え、人々の価値観は多様化しています。こうした中で、誰もが幸せを感じながら暮らしていくためには、唯一の「正解」を追い求めるのではなく、試行錯誤を繰り返しながら、「何を大切にしていくか」を徐々にすり合わせ、みんなで共有していくプロセスが重要だと考えています。
きれいな空気、おいしい水、豊富な農畜産物など、十勝・帯広の恵まれた環境に加えて、身近なコミュニティにおける人の絆を通し、大都会にはない人のぬくもりや心の豊かさを感じられること、支え合いによって、一人ひとりが主役となれる地域社会を築いていくことが必要ではないでしょうか。
こども学校応援地域基金を活用して、それぞれの地域において主体的に取り組みを始めてみることで、人と人の緩やかなつながりや触れ合いが広がり、温かみを感じる新しい何かが生まれてくることを期待したいと思います。

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政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
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