体育の日に思うこと(広報おびひろ平成28年10月号掲載)

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ページ番号1001605  更新日 2020年12月14日

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10月10日は体育の日です。
1964年のこの日に行われた東京オリンピックの開会式を記念し、「国民がスポーツに親しみ、健康な心身を培う日」として、国民の祝日に制定されました。
今年のリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックもまた、国民に大きな感動を与えました。
テレビなどでは、勝ち負けの結果よりも、最後まで諦めない選手の姿勢やその裏にあるひたむきな努力、そこに至るまでの選手それぞれの道のりを評価する内容が多く報じられていました。
これまでの、獲得したメダルの数や色などの結果を重視していた風潮とは違い、報道も競技を終えた選手たちの笑顔や涙の奥にある物語を理解し、応援する側である私たちも、ある種の「納得感」をもって選手たちに拍手を送っていたように感じました。
「試合という字の意味を考えたことがありますか」。先日、市内で行われた全道高校剣道大会の開会式で審判長がこう切り出しました。
「試合とは、試し合うということ。今までの練習の成果を試すのが試合です。勝ち負けが問題なのではありません。一人でどんなに素振りをしても、どれだけ上達したかは分からない。試し合う相手が必要です。そして、試す相手と場所に感謝の気持ちを込めて、試合の前後に礼をするのです」。私は、この挨拶に、競技者が互いを尊重し、心・技・体を磨き合う武道の本質を教えられた気がしました。
勝ち負けなどの結果ばかりにこだわらず、切磋琢磨を通じて道を極めていくことにこそ価値を置く。一人の力ではなし得ないことも、他者がいることで共振や共鳴、共感が生まれ、納得感のある結果へとつながる。こうした考え方は、スポーツばかりではなく、まちづくりにも相通じるものではないかと思います。
これからのまちづくりは、行政のみ、市民のみでは成り立ちません。多くの人々が力を合わせ、高め合いながら、一歩一歩、前に進むことが大切です。そこで必要なのは、共に歩むことから得られる人々の信頼感と納得感ではないか。リオの余韻が冷めやらぬ中、そんな思いを持ちました。
10月30日、十勝・帯広の秋を盛り上げる第5回フードバレーとかちマラソンが開催されます。前日には、マラソンコース沿道のボランティア清掃も予定されています。ぜひ皆さんも、さまざまな形でスポーツに触れて、楽しんでいただければと思います。

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政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
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