帯広市ひきこもり支援事業
「ひきこもり」とは
ひきこもりとは「仕事や学校へ行かず、家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅に引きこもっている状態」をいいます。
「嫌なことがあったから一日家にこもった」という経験がある方は多いかと思います。その状態から、ふとしたことで抜け出せなくなってしまった状態がひきこもりであり、誰にでも起こりうる身近なできごとです。
帯広市ひきこもり支援ステーション ゆっくりん
令和6年5月よりひきこもり状態にあるご本人やそのご家族等への支援を行う「帯広市ひきこもり支援ステーション ゆっくりん」を開設しました。
ステーション名の「ゆっくりん」にはご本人やご家族に「隣でゆっくり寄り添いたい」という支援者の想いが込められています。
ゆっくりんでは、相談支援事業の他、令和6年9月からは居場所づくり事業を行います。
相談支援事業
ひきこもりは、その期間が長くなるほど、社会とのつながりを取り戻すことが難しいとされている一方、支援には長い期間を要することがほとんどです。
ゆっくりんでは社会福祉士や精神保健福祉士、保健師などの専門資格を持つスタッフが面談や電話などでご相談に応じます。
また、ご相談の内容に応じ、関係機関と連携しながら課題解決まで寄り添います。
まずはお気軽にご相談ください。
※面談をご希望される場合は事前に電話・メール・インターネットのいずれかの方法でご予約ください。
<対象>
ひきこもり状態にあるご本人が帯広市民であること
(ご本人のほか、ご家族や関係機関からの相談にも対応します)
<相談窓口>
- 場所:ソネビル 2階(帯広市西6条南6丁目3番地)
- 電話:0155-67-6121(平日9時から17時30分まで)
- メール:yukkurin@smail.plala.or.jp
居場所づくり事業
ゆっくりんのいばしょ
「居場所」とは、ひきこもり状態にある方が、社会と繋がるための第一歩として利用できる場のことです。
ひきこもり支援の多くは、まずはご本人と同居するご家族との関係性の再構築や支援担当者と定期的にやり取りできることを目指します。様々な経過を経て、外出することや就労を考え始めた時などに活用できるのが居場所であり、ご本人が自宅以外の場所で過ごすことやご家族・支援担当者以外の人との交流に慣れることなどを目的としています。
帯広市ではひきこもり状態にある方が安心して過ごすことができる居場所づくりを目指し、令和6年9月に「ゆっくりんのいばしょ」を開設します。
特定のプログラムなどは設けておらず、一人でゆっくりと過ごしたり、必要時はスタッフに相談することも可能です。
「家以外に安心して過ごすことができる場が欲しい」「仕事を始める前にどこかに定期的に通いながら準備をしたい」などの場合はまずはお問い合わせください。
<ゆっくりんのいばしょ>
- 場所:ソネビル(帯広市西6条南6丁目3番地)
- 対象者:ひきこもり状態にある帯広市民
- 利用料金:無料
- 初めてご利用される場合はスタッフとの面談が必要になります。また、利用可能時間や設備は個別にご案内します。ご利用前には下記にお問い合せください。
- お問い合せ先:電話 0155-67-6121(平日9時~17時30分)、メール yukkurin@smail.plala.or.jp
※場所・開設時間等は都合により変更する場合があります。
ひきこもりや心の健康などに関する相談窓口
ゆっくりんの他にもひきこもりに関する相談窓口や居場所を開設している施設・団体が複数あります。詳細は下記一覧をご確認の上、掲載されている連絡先に直接お問い合わせください。
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このページに関するご意見・お問い合わせ
市民福祉部地域福祉室地域福祉課地域包括ケア係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4113 ファクス:0155-23-0158
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