成年後見制度とは

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ページ番号1005048  更新日 2025年4月14日

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図:成年後見制度イメージ

認知症、知的障害、精神障害などの理由により、判断能力が十分でない人が不利益を被らないように、本人に代わって、財産管理や身上監護などを行う援助者を選任し、本人を支援する制度です。

法定後見制度と任意後見制度からなっています

法定後見制度は認知症などで判断能力が不十分な人が対象となり、家庭裁判所によって選ばれた成年後見人など(成年後見人・保佐人・補助人)が、本人の利益を考えて、本人を代理して契約などの法律行為をしたり、本人が自分で法律行為をするときに同意を与えたりすることによって、本人を保護・支援します。

また、任意後見制度は、判断能力のある人が、将来、判断能力が不十分になった場合に備えて、あらかじめ自らが選んだ代理人(任意後見人)に、自分の生活、療養看護や財産管理に関する事務について、代理権を与える契約(任意後見契約)を公証人の作成する公正証書で結んでおくものです。

帯広市の取り組み

法定後見市長申立

後見の申し立てを行う親族などがいない人のために、親族に代わって帯広市長が家庭裁判所に申立をしています。

※申請書類を提出する前に、事前に下記担当課までご連絡ください。

過去5年の市長申立件数

  • 令和2年度 22件
  • 令和3年度 24件
  • 令和4年度 28件
  • 令和5年度 37件
  • 令和6年度 25件

成年後見制度利用支援事業

弁護士など専門職の後見人に報酬を支払うことが困難な人のために、助成を行っています。

帯広市成年後見支援センター「みまもーる」

帯広市社会福祉協議会は、平成26年度から帯広市の委託を受けて、平成26年4月21日に後見実施機関の帯広市成年後見支援センター「みまもーる」を開設しました。

帯広市成年後見支援センター「みまもーる」では、認知症、知的・精神障害などにより、判断能力が低下しても住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう成年後見制度や日常生活自立支援事業の利用のお手伝いをします。

地図:グリーンプラザ

  • 設置場所 グリーンプラザ1階(帯広市公園東町3丁目9)
  • 電話 0155-20-3225
  • 業務時間 月曜日から金曜日 午前9時から午後5時まで
    ※祝日、年末年始(12月29日から1月3日)を除く
  • 業務内容
    • 成年後見制度に関する相談と手続き支援
    • 成年後見制度の周知と啓発
    • 市民後見人の養成研修と活動支援
    • 法定後見などの受任
    • 日常生活自立支援事業に関する相談・利用支援

このようなときは「みまもーる」に気軽にご相談ください

財産に関することで困った…
  • 物忘れがあり、自分でお金の管理ができない
  • 訪問販売や悪徳商法の被害を頻繁に受けている
  • 年金が本人のために使われていない
契約に関することで困った…
  • 福祉サービスを利用したいが、自分で契約の手続きができない
  • 施設の入所を考えているが、ひとりで決めることが不安
将来に関することで困った…
  • 自分に何かあったときに、障害のある子どもの生活が心配
  • 身寄りがないので、今後のことが不安
制度の利用に関することで困った…
  • 成年後見制度や日常生活自立支援事業について詳しく知りたい
  • これからの制度を利用したいが手続きがわからない

帯広市成年後見支援センター「みまもーる」についての詳しい情報

その他の相談窓口

帯広市には、成年後見制度に関する様々な相談窓口があります。お気軽に相談ください。

成年後見制度の周知・啓発

成年後見フォーラム

成年後見制度などについて、もっと多くの人にわかりやすく理解していただくために毎年「成年後見フォーラム」と題して、講演会を開催しています。
帯広市社会福祉協議会が開催を主催するため、開催情報は市内全世帯に配布している広報紙「おびひろ社協だより」に掲載します。
おびひろ社協だよりは、帯広市社会福祉協議会のホームページでもご覧になれます。

出前講座

帯広市成年後見支援センター「みまもーる」の職員が講師となり、皆さんのところに出向き、成年後見制度や、日常生活自立支援事業などについてお話します。
原則、市内の人を対象とし、平日で90分以内です。
詳しくは、帯広市成年後見支援センター「みまもーる」(電話0155-20-3225)までご相談ください。

市民後見人養成研修

帯広市では、認知症や知的・精神障害などにより判断能力が低下しても住み慣れた地域でその人らしく生活できるよう、本人の日常的な金銭管理や福祉サービスの契約行為などを行う「市民後見人」を養成しています。

市民後見人養成研修

市民後見人養成研修は、帯広市成年後見支援センター「みまもーる」で実施しています。
養成研修の実施状況、募集内容などの詳細は帯広市社会福祉協議会のホームページでご確認ください。

市民後見人とは

認知症や知的・精神障害などにより、判断能力が十分でない人を、本人の尊厳を第一に考えながら身近な地域で支える、親族以外の第三者、いわゆる「市民」による後見人で、成年後見制度に関する知識や技術を身につけるため、行政機関などが実施する養成研修を修了した人です。

帯広市における市民後見人養成研修の実績

開催年度

修了者数

平成24年度

58人

平成25年度

44人

平成26年度

42人

平成27年度

20人

平成28年度

21人

平成29年度

13人

平成30年度

19人

令和元年度

18人

令和2年度

15人

令和3年度

10人

令和4年度

16人

令和5年度

18人

令和6年度

8人

302人

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このページに関するご意見・お問い合わせ

市民福祉部地域福祉室地域福祉課総務係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4146 ファクス:0155-23-0158
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