検診を受けよう（がん検診の受け方）

ページ番号1004887　更新日 2020年12月18日

がん検診は、症状のない人が対象です。

無症状のうちに「がん」を早期に発見し治療することにより、がんによって亡くなるリスクを減らすことができます。
症状がある場合は、検診を待たずに医療機関へ受診してください。

がん検診にはメリット・デメリットがあります。

最大のメリットは、早期発見、早期治療による救命の効果です。がん検診は、症状がない健康な人を対象にしていることから、定期的に受診することで、多くのの場合早期がんで発見することができます。早期がんの段階であれば、多くの場合9割以上が治るといわれています。

また、がんだけではなく、がんになる前の段階の病変（前がん病変）が発見されることがあります。（子宮頸がんにおける異形成や大腸がんにおける腺腫など）前がん病変を治療することで、がんになることを防ぐことができます。

一方ではデメリットもあり、がん検診によって100％がんが見つかるわけではなく、一定の大きさになるまで検査で発見することができません。また、結果的にがんではないのに要精密検査と判定される場合や、進行がんにはならないがんを見つけることで不要な治療を招く場合もあります。（現在のところ、そのようながんと治療すべきがんの区別はできません。）

このようながん検診のメリット・デメリットを理解した上で、がん検診をお受けください。

国立がん研究センターがん情報サービス（一般の方向けサイト）では、がん検診について分かりやすく説明しています。

国立がん研究センターがん情報サービス　がん検診について（外部リンク）

対象者

帯広市がん検診の対象者は、下記のとおりです。
料金等の詳細は、検診名（種類）のリンク先ページでご確認ください。
（いずれも帯広市民・健康保険証の種類を問わず）

種類

肺がん検診

対象年齢：40歳以上
検診方式：集団検診

胃がん検診

対象年齢：集団：35歳以上　施設：50歳以上の偶数年齢
検診方式：集団検診、施設検診

子宮がん検診

対象年齢：20歳以上、偶数年齢（対象年齢早見表）の女性
検診方式：集団検診、施設検診

乳がん検診

対象年齢：40歳以上、偶数年齢（対象年齢早見表）の女性
検診方式：集団検診、施設検診

大腸がん検診

対象年齢：40歳以上
検診方式：集団検診、施設検診

前立腺がん検診

対象年齢：50歳以上、男性
検診方式：集団検診、施設検診

※自覚症状（痛み、出血、腫瘤等）がある場合は、がん検診を待たず、すぐに医療機関で診察を受けてください。

がん検診の実施方法（集団検診と施設検診について）

集団検診

いつ：日程表から受診日を選んで予約
どこ：コミセンや福祉センター等（検査は専用の検診バスで実施）
特徴：複数の種類のがん検診を一度に受けることができます。

施設検診

いつ：都合の良い日程で予約（医療機関と調整します）
どこ：受診する検診を実施する医療機関
特徴：かかりつけの医療機関で受けられます。（実施医療機関を確認してください）

※集団検診の詳細は「がん検診・生活習慣病検診のご案内」を、施設検診の実施医療機関の詳細は「健康づくりガイド（大人編）」をご確認ください。

「健康づくりガイド」と「生活習慣病検診（集団検診）のご案内」

がん検診の流れ　集団検診

集団検診でがん検診を受ける場合は、以下の図のような流れになります。
まず、公益財団法人北海道対がん協会釧路がん検診センター帯広出張所に連絡をしてご予約ください。

フロー図：集団検診の流れ

予約

公益財団法人北海道対がん協会釧路がん検診センター帯広出張所
電話： 0155-27-2345　ファクス： 0155-27-2355
住所：帯広市保健福祉センター3階（帯広市東8南13）
受付時間：9時～17時
※土曜日・日曜日・祝日を除く

日程等

「がん検診・生活習慣病検診のご案内」で確認してください。

「健康づくりガイド」と「生活習慣病検診（集団検診）のご案内」

※新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況により検診日程が変更又は中止になる場合があります。

がん検診の流れ　施設検診

がん検診等を施設検診で受ける場合は、以下の図のような流れになります。
まず、希望する実施医療機関に連絡をしてご予約ください。

フロー図：施設検診の流れ

※実施医療機関によって、流れが異なる場合があります。

予約

実施医療機関に直接予約します。
※医療保険による診察との混同を避けるため、「帯広市のがん検診を受けたい」とお伝えください。

日程等

「健康づくりガイド（大人編）」で確認してください。

「健康づくりガイド」と「生活習慣病検診（集団検診）のご案内」