皆さんと拓く十勝・帯広の未来(広報おびひろ平成30年6月号掲載)

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1001587  更新日 2020年12月14日

印刷大きな文字で印刷

4月の市長選挙で再選し、引き続き、まちづくりのかじ取りを担わせていただくことになりました。改めて身を引き締め、市政執務に当たってまいります。
私は、8年前の市長就任以来、「フードバレーとかち」を旗印に、産業振興の取り組みを中心として、福祉や教育、都市づくりなどの幅広い政策を結び付けながら、持続的に発展する活力あるまちづくりの実現に向け取り組んできました。
この地域には、豊かな自然、食や農、空間や時間のゆとりなど、大都市圏にはない強みや魅力ある資源があります。こうした資源は、将来の発展につながる「潜在力」であると考え、この潜在力を十勝全体が一つになって、内外に発信していくことから、フードバレーとかちは始まりました。
2期8年が経過し、十勝・帯広を外側から見ていただく目が変わり、この地域の人たちの主体的な動きも出てきています。今回の選挙活動中、「フードバレーとかちを途中で止めないで、最後までしっかり仕上げてほしい」といった多くの激励を直接いただき、これまで進めてきたことは間違いではなかったと実感し、とても勇気づけられました。
一方で、市民の生活に関わる市の条例や予算は、市民の代表機関である市議会の議決を経て成立しますが、議決に至る前の段階において、市からの情報提供の仕方がまだまだ足りないのではないかとのご意見もいただきました。
こうした声を真摯に受け止め、市長就任記者会見の際に、私は、3期目にかける思いを「信」という漢字一文字で表現しました。選挙活動中においても「責任ある信頼」という言葉を幾度か使わせていただきましたが、信頼は、無責任の上には成り立ちません。
行政ができること、できないことを正しく説明し、行政の責任をしっかりと果たしていくことで、市民の皆さんとの信頼関係が築かれるものだと考えます。市民の皆さんとの信頼感を高めながら、これまでの蓄積を大切にし、動き始めた主体的なまちづくりの動きを止めることなく、自立や自走に向けて、しっかりと取り組んでいく必要があります。
十勝・帯広には、将来への発展の可能性が大きく広がっています。未来に挑戦する進取の精神を受け継ぐ市民の皆さんとともに、新しい開拓の時代に覚悟をもって向き合い、知恵や情熱を結集し、「夢かなうまち おびひろ」の実現に向けて、全力を尽くしてまいります。

このページに関するご意見・お問い合わせ

政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4109 ファクス:0155-23-0156
ご意見・お問い合わせフォーム