特定健診・特定保健指導
特定健診は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目し、高血圧や糖尿病、慢性腎臓病などの生活習慣病リスクを早期に発見するための健診です。特定健診で自分の健康状態を知り、生活習慣の見直しに活用して自分に合った健康習慣をつくりましょう。
対象者
40~74歳の帯広市国民健康保険に加入している方
※職場健診を受診済みの方はページ内にある「職場健診や定期通院をしている方へ」をご覧ください。
※後期高齢者医療制度の加入者は後期高齢者健診のページをご覧ください。
受診券の発行について
対象の方には、4月末頃に1人につき1枚の受診券を発行し、黄色の封筒にてご自宅に送付しています。
(注意事項)
※人間ドックや脳ドックに当選した方は、特定健診の内容が含まれているため受診券を発行しておりません。
※帯広市への転入や受診券の紛失により手元に受診券がない方は、電子申請もしくは電話にて国保課(電話番号0155-65-4138)にご連絡いただきますと受診券を発行し、ご自宅に送付します。
費用と回数
無料 (年度内に1回)
検査内容
特定健診では、下記の項目を検査し、その結果から生活習慣病や慢性腎臓病のリスクを確認します。
- 問診・診察
- 身体計測(身長、体重、腹囲、BMI)
- 血圧測定
- 血液検査(脂質、肝機能、血糖)
- 尿検査
※一定の基準のもと医師が必要と認めた場合に追加
- 心電図検査
- 眼底検査
- 貧血検査
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検査項目一覧 (PDF 962.3KB)
検査項目の詳細な一覧です。 -
腎臓ろ過能力早見表 (PDF 235.4KB)
特定健診の検査項目(血清クレアチニン値)から調べます。
特定健診の受診方法について(集団健診/施設健診)
帯広市の特定健診は、公共施設で行う集団健診と、医療機関で行う施設健診があります。どちらかを選び、予約をして受診してください。
なお、どちらも特定健診と併せて各種がん検診を受診することが可能です。
集団検診
コミュニティセンターや福祉センター、グリーンプラザや保健福祉センターなどの公共施設で実施しています。
特定健診およびすべてのがん検診(胃がん検診はバリウム検査のみ)を受診できます。土曜日・日曜日の実施や、女性専用の日、託児付きの日をがあります。詳しい日程は「集団健診日程表」をご覧ください。
【申込先・申込方法】
公益財団法人 北海道対がん協会 釧路がん検診センター帯広出張所(対がん協会)
- 電話 0155-27-2355 受付時間 9時00分~17時00分(月曜日~金曜日※祝祭日除く)
※集団健診の申し込み開始から1~2週間はお電話が大変込み合います。つながりにくい場合は、お時間や日にちを変えて再度ご連絡ください。
- インターネット
→「健康診査・検診 申し込み・受診のしかた」のページ内にあるバスのイラストをクリックし、必要事項を入力してお申し込みください。
- ファクス 0155-27-2355 受付時間 24時間
→ファクス記載内容;集団健診申し込み、氏名、生年月日、日中に連絡がつく電話番号、希望する日程、会場、検診種類。
後日、対がん協会から折り返しご連絡いたします。
施設健診
帯広市内にある医療機関(帯広市医師会所属)で実施しています。休診日や健診実施時間、受診できるがん検診の種類は医療機関ごとに異なりますので、予約の際にご確認ください。
なお、一部の医療機関では胃がん検診を胃内視鏡検査(胃カメラ検査)にて実施しています。この検査は自己負担費用が生じるため、希望する方は必ず医療機関に費用についてご確認ください。
【申込先・申込方法】
下記の実施医療機関一覧をご確認のうえ、希望する医療機関に連絡し「帯広市特定健診」を希望することを伝え、予約してください。
特定健診を受診するときの持ち物・注意事項
持ち物
受診券(本人氏名が印刷されているもの)
マイナ保険証、もしくは国保健康保険資格確認書
尿検体(※特定健診当日の受付後に採尿となる場合もあるため、詳しくは医療機関から届く案内をご確認ください。)
※大腸がん検診を申し込んだ方は便検体2回分も忘れずお持ちください
注意事項
発熱など健康状態に不安がある場合は受診をお控えください。
各健診会場での感染防止対策へのご理解・ご協力をお願いします。
特定健診の受診の流れ(動画)
帯広市広報マスコットキャラクターしらかんばが集団健診で特定健診を受けている様子を動画で紹介しています。特定健診の流れもわかりますので、ぜひご覧ください。
特定健診、がん検診の申込者限定の講座
ランチ&運動教室
特定健診や各種がん検診のどれかに受診予約をした方限定の講座です。
栄養バランスが整う食生活についての学習と料理の試食、健康維持のための手軽な運動をセットにした90分間の講座です。自分の味覚や体の動き方の確認をして、日々の食事や体の動かし方にお役立てください。
職場健診や定期通院している方へ
情報提供事業へのご協力のお願いと活用の提案
帯広市では市民全体の健康状態や経過を把握し、帯広市の健康課題を経年的に分析することを目指しています。しかし、帯広市国保課では、特定健診以外の検査結果を把握することができません。
そこで、帯広市国保加入者の方には、職場健診の結果や通院先の検査結果の写し、下記の問診票を国保課にご提出いただく「情報提供事業」のご協力をお願いしております。
なお、定期通院の方の場合は通院先の検査項目が特定健診の検査項目より少ないときは追加の検査が必要になりますので、必ず通院先医療機関に「情報提供事業の利用を希望」とご相談ください。
ご協力いただいた方には、検査結果によっては無理のない健康習慣の定着を目指す特定保健指導のご案内が届くことがあります。帯広市の保健師が6か月間サポートしますので、ぜひ健康習慣を始めるきっかけとしてご活用ください。
特定健診の受診結果と特定保健指導
特定健診受診後の流れ
受診後、約1カ月後に「健診結果」・「特定保健指導の案内」が届きます
- 受診者全員に、受診先の病院・健診機関より、受診の約1カ月後に健診結果と「生活習慣病予防のための基本情報」が送付されます。
- 健診結果により特定保健指導が必要な人には、「特定保健指導の案内」が送付されます。
メタボの進行度にあわせた「特定保健指導」を行います
健診結果から、メタボリックシンドロームと判定された人や一定のリスクをもつ人などに、「動機付け支援」または「積極的支援」を行います。
動機付け支援
健診結果により生活習慣改善の必要がある人を対象に、専門的知識を持つ者の支援により、自らが目標を設定し行動できることを目指します。
積極的支援
受診結果により生活習慣改善の必要が高い人を対象に、専門的知識を持つ者の一定期間のサポートを受け、行動目標を立て、その計画に基づき生活習慣の改善を目指します。
マイナポータル上での健診結果閲覧について
マイナ保険証をお持ちの方は、マイナポータル上で令和2年度以降に受診した特定健診や事業主健診等の結果を閲覧することが可能です。健診結果のデータは健診受診年度の翌年度11月1日までに登録する予定です。
オンライン資格確認等システムによる特定健診情報の提供に関する不同意について
令和3年10月より、オンライン資格確認等システムを活用した特定健診等データの保険者間の引継ぎが開始され、帯広市国民健康保険加入以前の保険者で行った特定健診結果は帯広市国民健康保険に引き継がれます。
保険者間の引継ぎを希望しない場合は、不同意申請書に必要事項を記入のうえ、市役所国保課まで郵送または提出してください。
特定健診 よくある質問Q&A
- 受診券が見当たりません。どうしたらいいですか?
- がん検診も同じ健診会場で受診できますか?
- 持病があり定期通院しています。健診を受ける必要はありますか?
- 体調も良く元気です。健診は受けなくてもいいですか?
- 毎年、自費で人間ドックを受けていますが、特定健診を受ける必要はありますか?
- 4月末に受診券が届きましたが、その後社会保険になりました。特定健診は受けられますか?
特定健康診査等実施計画
帯広市国保では、「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、特定健康診査等実施計画を策定し、特定健康診査・特定保健指導を実施しています。第三期特定健康診査等実施計画では、帯広市国民健康保険保健事業実施計画(データヘルス計画)と一体的に策定し、両計画を連動させて運用しています。
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このページに関するご意見・お問い合わせ
市民福祉部健康保険室国保課給付係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4138 ファクス:0155-23-0152
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