学習指導要領

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ページ番号1003409  更新日 2020年12月14日

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教育水準を確保するために、各教科などの目標や内容などを定めている学習指導要領と、それに基づく取り組みについてお知らせします。

学習指導要領とは

全国どこの学校で教育を受けても、一定の教育水準を確保するために、各教科などの目標や内容などを文部科学省が定めているもので、教科書や学校での指導内容のもとになるものです。
ほぼ10年ごとに告示します。

学習指導要領の理念

「生きる力」をはぐくむこと。

  • 自ら学び、自ら考え主体的に判断し行動し、問題を解決する力の育成
  • 他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性の育成
  • たくましく生きるための健康や体力の育成

学習指導要領の改正

平成18年12月に教育基本法が約60年ぶりに改正され、その後の学校教育法の改正を受けて、平成20年3月に学習指導要領が告示されました。さらに、平成27年3月、学習指導要領が一部改正され、これまでの「道徳」が「特別の教科 道徳」として実施されることとなりました。また、平成29年3月31日に「新学習指導要領」が告示され、小学校においては令和2年から、中学校においては令和3年から全面実施されることとなりました。

新学習指導要領の実施時期

  • 小学校:令和2年度
  • 中学校:令和3年度

新学習指導要領の主な方針

  1. 子供たちが未来社会を切り拓くための資質・能力を一層確実に育成。その際、子供たちに求められる資質・能力とは何かを社会と共有し、連携する「社会に開かれた教育課程」を重視。
  2. 知識の理解の質をさらに高め、確かな学力の育成。
  3. 道徳教育の充実や体験活動の重視、体育・健康に関する指導の充実により、豊かな心や健やかな心の育成。
  4. 「主体的・対話的で深い学び」の実現…何が出来るようになるかを明確化
  5. 各学校におけるカリキュラム・マネジメントの確立
  6. 言語能力の確実な育成、理数教育の充実、伝統や文化に関する教育の充実、道徳教育の充実、体験活動の充実、外国語教育の充実(※小学校において、中学年で「外国語活動」を、高学年で「外国語科」を導入。)

具体的な改善事項

  1. 言語活動の充実
    国語科だけでなく、各教科などにおいて記録、説明、論述、討論などの学習活動を充実する。
  2. 理数教育の充実
    科学技術の土台であること、国際的な通用性などを踏まえ、理数教育の充実を図る。
  3. 伝統や文化に関する教育の充実として
    我が国や郷土を愛する心や、伝統・文化を継承発展させるための教育を充実する。
  4. 道徳教育の充実については
    • 学校の教育活動全体を通じて行うことを明確にする。
    • 発達段階に応じ、社会性や豊かな人間性をはぐくむ観点からの体験活動の充実。

小学校教科に関わる具体的変更点

  • 現行9教科、特別の教科道徳、特別活動、総合的な学習の時間に加え外国語活動・外国語科を追加
  • 国語、社会、算数、理科、体育の授業時数はこれまでとほぼ同様。小学校6年で1015時間程度。

中学校教科に関わる具体的変更点

現行9教科、特別の教科道徳、特別活動、総合的な学習の時間等、これまでとほぼ同様。授業時数は1015時間程度。

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学校教育部教育総務室企画総務課総務係
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