平成25年8月20日 市長記者会見

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ページ番号1001195  更新日 2020年12月14日

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とき
8月20日(火曜日)11時05分〜11時25分
ところ
市庁舎4階 会議室
出席者
サッポロビール株式会社
常務執行役員・北海道本社代表
兼 北海道本部長
高島 英也 様
米沢市長
政策推進部 原 部長
ばんえい振興室 田中 室長

写真:記者会見の様子

ばんえい競馬振興に関するサッポロビール株式会社と帯広市の取り組みについて

<高島本部長>
今日は、お忙しい中お集まりいただきまして、大変ありがとうございます。
私から、本年で7年目の発売であるばんえい十勝缶の意図について、簡単に説明をしますので、よろしくお願いします。
実は先ほど、市長とお話をさせていただいきました。それで、今日まで準備をしていた文章はやめて、端的に本音でお話をすることになりまして、どうぞお許しいただきたいと思っています。
ばんえい十勝は、今では世界でここにしかない貴重な馬文化です。巨体の馬がいて、生産する人々がいて、レースに関わる沢山の人々がいる。そして、十勝という地域もあって作り出された有形・無形が複雑にからみあって、歴史の中で創り出されてきた貴重な馬文化です。
北海道の馬文化は、皆さん知ってらっしゃるとおり、北海道遺産に認定されています。その構成要素として、日高を中心とする軽種馬の育成であり、今日ここでお話を申し上げたい‘ばんえい十勝'です。
一方、サッポロビール株式会社は、北海道初の企業で、本年で137年目の歴史を迎え、北海道をこよなく愛す会社であります。私どもとして、何ができるかということで、2007年に、北海道と包括連携協定を取り交わして、4つの項目について約束しました。一つが北海道の観光、二つめが北海道の食材、三つめが北海道の素晴らしい環境で、四つめが北海道の暮らしの安全安心。これらを日本だけではなくて、東南アジアも含めて全世界に、発信していくことを北海道に約束しました。
さまざまな活動をしていますが、今日、ここで発表するばんえい十勝缶を手に取った方々が、世界でここにしかない貴重な馬文化、ばんえい十勝を、少しでも認知して、ここに来て、大きな体の馬や人も必死になってレースを繰り広げるシーンを是非見てみたいとなり、足を運んでいただけるきっかけになればいいと思っています。
ばんえい十勝缶は、3,000箱、本数にすると72,000本になります。この一本一本が人の心を打って、ばんえい十勝が、これからも十勝において素晴らしい北海道遺産として、最終的には経済の活性化に繋がっていけるように、私たちも微力ながら貢献をさせていただきたいと思っています。
なお補足ですが、今回のばんえい十勝缶のデザインは、『テンマデトドケ号』という人気の馬で、残念ながら今年の7月3日に急逝しました。本当に残念な話です。大変人気のある馬の『テンマデトドケ号』のこれまでの大活躍を称えて、缶のデザインとして、人々の記憶に残るように採用したということを加えます。
私からは以上でございます。どうぞよろしくお願いします。

<市長>
今、高島常務から大変素敵なお話をいただきました。毎年、ばんえい競馬を応援する為にばんえい十勝缶を、サッポロビール株式会社さんに発売をしていただき、大変感謝をしています。この十勝缶の発売を大変楽しみにしているファンの方も大勢居られると伺っていまして、今回も多くのばんえいファンに喜んでいただけると思っています。特に、先ほどお話もありましたが、『テンマデトドケ号』が今回のモデルですので、一層今回は思い出深い十勝缶になったと思っています。
サッポロビール株式会社様にはこの他にも、年間を通じてレースへの協賛や、競馬場のイベントへの協力もいただき、ばんえい十勝を盛り上げるためのご尽力をいただいていますことを、あらためてお礼を申し上げます。
私どももお話いただきましたように、北海道遺産の一つとして、これからばんえい十勝を、世界で一つというお話もいただきましたが、未来にしっかりとつないでいくという決意をあらためて、お話をいただきながら感じました。以上です。

報道機関との質疑応答要旨

(報道)
3,000箱は、普通のスーパーでも陳列される量ですか。

<高島本部長>
私どもの限定商品の中では、比較的サイズは少ないほうです。1万箱、多いもので4万箱くらいになるものもありますので、ばんえい十勝缶に関しまして、3,000箱は少ないと思われるかもしれませんが、このエリア限定商品ということを考えますと、この数量であれば、十勝エリアのスーパーマーケットとして充分な量だと思っています。

(報道)
販売先は管内のスーパー、それともお土産物としてでしょうか。

<高島本部長>
管内のスーパー、並びに土産物として並びます。

(報道)
あと2点伺いますが、十勝限定ということは、つまり十勝に行かないと飲めないので、ばんえい競馬を盛り上げる一助になればという想いがあると理解して良いのでしょうか。

<高島本部長>
そうです。そのとおりです。

(報道)
あと一つ、『テンマデトドケ号』は経歴を見ると、ものすごく強い馬ではないのですが、この馬が選ばれた理由はどうしてでしょうか。私は良い名前とは思うのですが。

<高島本部長>
ばんえい十勝のファンであれば、みなさんは、知ってらっしゃるという話を聞きました。昨年のばんえいレースに、比較的若い歳ながら参加して、10着、最下位でした。でも、『テンマデトドケ号』がゴールした瞬間、ばんえい競馬場が拍手喝さいだったと聞きました。これからの馬だということで、皆さんから頑張れと声援を貰った人気の馬だったと伺っています。
そういうわけで、この缶を作る際に、『テンマデトドケ号』を選びましたが、その後急逝の情報が入りまして、どうしようかと悩みましたが、先ほども申し上げましたように、ばんえい十勝の競馬場にいらっしゃる方々にとっては、非常にメモリアルな馬だろうと思いまして決行しました。

(報道)
これまで過去7年間の缶は、どのようなデザイン、やはりばんえい馬をとりあげていたのでしょうか。

<高島本部長>
ばんえいの馬をとり上げている例もありますし、ばんえい競馬そのものをデフォルメした絵になっているものもあります。

(報道)
3,000箱というのは、過去7年間の中で、だいたい同じくらいの量ですか。

<高島本部長>
いつも同じ3,000箱です。先ほど少しあいまいなことを言ってしまいましたが、北海道内全域限定で出す商品として、例えばサッポロクラシック・富良野ビンテージがありますけど、だいたい6万箱くらいになります。このエリア限定ということで3,000箱でやらしていただいています。

(報道)
それと1点、発泡酒を採用しています。主力は黒ラベルかと思いますが、黒ラベルではやはり出来ないのでしょうか。

<高島本部長>
いえ、そのようなことはございません。麦とホップが良いと判断したのは、手にとりやすいと思いまして、昨年から麦とホップにしています。

(報道)
1回から5回までは黒ラベルにして、前回から、麦とホップにしたのは、サッポロさんが力を入れていく商品だということですか。

<高島本部長>
新ジャンルと言われる商品ですが、税金が安いので店頭価格も安く、手にとりやすいことがあります。黒ラベルで出すという方法も無いわけでないのですが、私どもの新ジャンルのコアな商品としての麦とホップで行こうと思っています。

(報道)
道内で、この十勝ばんえい缶以外に、ご当地缶を出しているのは、何箇所かあるのですか。

<高島本部長>
北海道競馬缶は出しましたが、ご当地缶ではないです。ですから、ご当地缶と言われるのは、ばんえい十勝缶一つです。

(報道)
価格の方は、オープンとなっていますが、だいたいの価格幅はどれくらいになるのでしょうか。

<高島本部長>
価格幅は一般小売6缶パックで630円くらいでしょうか。

<サッポロビール株式会社社員>
小売店によって値段は違いますが、十勝管内では620円から640円くらいが特売価格になっています。その時々によって値段は変わってきます。

<高島本部長>
1本あたり、110円から130円くらいです。

<サッポロビール株式会社社員>
スーパーさんですとそのくらいになり、コンビニエンスストアさんですともう少し高くなると思います。

以上

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