共同住宅にお住いの方へ(地震防災対策)

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ページ番号1011155  更新日 2022年4月1日

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共同住宅は高層であったり玄関や通路を供用しているなど、一般の戸建て住宅とは違った災害への備えが必要です。 日頃からの備えや対策をしましょう

(1)揺れに関すること

 高層階は、低層階より揺れが大きくなりやすく、家具の転倒や散乱、窓ガラスが割れるといった被害や、けがをする危険性が高くなると言われています。また、建物自体の損傷のほか、玄関や窓がひずみで使用できないことも考えられます。

▶家具の転倒防止(固定)や配置を見直しましょう

 地震発生時には、倒れる家具を避けることは困難です。また、転倒した家具などでドアが開かない、トイレなどに閉じ込められた事象も発生しています。家具の固定や配置を見直しましょう。

▶地震災害時にエレベーターは使わないようにしましょう

 ・エレベーター内で揺れを感じたら、すぐに降りられるように、降りる階までのすべてのボタンを押しましょう。

 ・閉じ込められたら「非常電話」のボタンを押しましょう。

 ・地震感知装置があるエレベーターは、最寄り階で自動停止します。むやみに行動せず、救助を待ちましょう。

(2)避難経路に関すること

 供用スペース以外にも、自室のベランダが避難経路になっている場合があります。自分や他の居住者の安全確保のためにも、以下の点に気を付けましょう。

▶経路と避難器具の操作方法を確認しておきましょう

 ・大きい揺れを感じたら、ドアや窓を開け避難口を確保しましょう。

 ・非常口、非常階段、避難はしご等の場所と使い方を確認しておきましょう。

 ・避難経路になる場所には物を置かないようにしましょう。

 ・オートロックの出入り口がある場合、停電時の解除方法を確認しておきましょう。

(3)「避難」に関して

避難とは「難」を「避ける」ことです。避難が必要な場合は迷わず避難が必要ですが、避難する先は必ずしも避難所だけではありません。親戚や知人宅、ホテル等の宿泊施設、自宅で過ごせるのであれば「在宅避難」など様々な避難方法があります。

 耐震性が高い共同住宅の場合は、地震災害での避難所への避難の必要性が低いことが、これまでの災害でも検証されています。可能な限り住み慣れた自宅で生活ができることを目標としましょう。

【在宅避難の備え】

 建物に直接的な被害がなくても、電気・水道・電話回線などのライフラインが停止する場合があります。特にエレベーターが停止した場合、高層階の住民や高齢者は食料など生活必需品の運搬が困難になることも想定されますので、各家庭での備蓄を心がけましょう。

▶水と食料は「ローリングストック」で

 地震はいつ発生するか分かりません。災害の規模によっては物流が機能しなくなり、生活必需品や食料の入手が困難になることも考えられます。飲食料は最低3日分、できれば1週間分を備えましょう。食料の備蓄は、普段から保管している食料を多めに買い置きしておいて、消費期限を見ながら古いものを消費し、消費した分を買い足す「ローリングストック」という方法があります。

▶簡易トイレの準備

 水道が止まると、水洗トイレが使用できなくなります。また、排水管の損傷で、汚水が下の階に漏れてしまうことや逆流が発生することがあります。排水管の点検が済むまでは水は流さず、簡易トイレや携帯トイレを使用しましょう。

 

その場所にとどまることが危険であれば、迷わずに安全な場所へ避難してください。
移動することが危険な場合は、その場所にとどまって身の安全を確保してください。

このページに関するご意見・お問い合わせ

総務部危機対策室危機対策課危機対策係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4103 ファクス:0155-23-0151
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