市長出席の行事記録（令和4年3月）

3月28日　十勝・日高山脈観光連携協議会の設立総会に出席しました

今年12月にも日高山脈襟裳国定公園の国立公園化が予定されています。これを契機と捉え、十勝側エリア内にある清水町、芽室町、中札内村、大樹町、広尾町、帯広市の6市町村で、魅力ある自然資源などを活用し、人を呼び込む観光振興や地域振興につながる広域的な連携体制に取り組むため、十勝・日高山脈観光連携協議会を設立しました。

今後は、民間事業者とも連携し、十勝の雄大な景観や四季折々の地元産の食材、自然環境と一体化したアクティビティーなどの地域資源を活用しながら、魅力的な観光ルートの開発やイベントの企画・開催などに取り組み、十勝全体の観光振興や地域活性化につなげていきたいと考えています。

3月25日　2022北京オリンピックで活躍した帯広ゆかりの選手たちに市民栄誉賞・特別表彰の贈呈式を行いました

カーリング女子で銀メダルを受賞した石崎琴美選手に帯広市民栄誉賞を、アイスホッケー女子で6位入賞を果たした志賀葵選手と志賀紅音選手、スピードスケート男子500mで8位入賞を果たした村上右磨選手に帯広市特別表彰を贈りました。

石崎選手からは「予選で負けた試合の後にこそ声をかけ合うなど、雰囲気づくりに努めたことが銀メダルという良い結果につながった。」、志賀葵選手からは「オリンピックで勝つことを目標にずっと練習してきた。初戦のスウェーデンに勝てたことが、予選突破に向けて大きなポイントとなった。」、村上選手からは「大会前に大きなケガをしたが、コーチやスタッフなど周りに支えられて逆境を跳ね除けることができた。」と、オリンピックの感想を伺いました。志賀紅音選手からは、感染症の影響により部活動や少年団活動が思うようにできない帯広の子どもたちへ「活動が制限されることもあると思うが、個人練習やイメージトレーニングなど、今できることを探して取り組んでほしい。」と、温かいメッセージもいただきました。

市民に夢と感動を与えてくれた皆さんの活躍を心から讃えるとともに、今後の更なる活躍を期待しています。

3月25日　北海道十勝発スマートフードチェーンプロジェクト発足会に参加しました

農研機構様が主導する「スマートフードチェーンプロジェクト」が十勝に発足しました。近年、我が国の農業は、気象条件等により生産量の年次変動が大きいほか、高齢化や後継者不在による担い手不足などの課題に直面しています。このプロジェクトは、農畜産業における生産から加工・流通、消費に渡る全てのプロセスにて、AI（人口知能）やデータ連携基盤によりスマート化し、行政や研究機関と連携しながら生産性や収益の向上、フードロス削減などを目指すものです。

十勝ではこの10年余り、「フードバレーとかち」を旗印に、19市町村のほか、農業関係団体や経済団体が一丸となって、農業の成長産業化や食の価値創出に取り組んできており、十勝に対する期待も高まっていると実感しているところです。

十勝発の当プロジェクトにおいて、これまで培ってきた地域の強みと掛け合わされて生まれる成果が、道内のみならず全国各地に波及することで、我が国の農業や関連産業の成長・発展につながっていくことを期待しています。

3月5日　大空中学校閉校式に出席しました

大空中学校は、昭和49年に大空団地を主たる校区として開校して以来、地域の方々と一緒に様々な活動に取り組んできており、周囲の皆さまからたくさんの愛情を受けた子どもたちは、安心して充実した学校生活を送ることができてきたことと思います。

地域とともに歩む、ゆるぎない校風を築き、今日の発展を遂げることができたことは、歴代校長先生をはじめとする教職員の方々のご尽力、そして保護者や地域の皆さまの厚い支援とご協力の賜物であり、心から感謝を申し上げます。

大空中学校は3月31日をもって閉校し、4月からは大空小学校と統合した施設一体型の「大空学園 義務教育学校」として新たな歴史を刻んでいくこととなります。十勝初の義務教育学校としての新たな歩みが、地域の明るい未来をつくる原動力となることを心から願っています。

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