動物園日記 昭和55年

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ページ番号1006750  更新日 2020年12月14日

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1月10日
帯広市の陶芸家北川祥山氏より、ホッキョクグマの死を悼んでループタイが贈られる。
1月17日
人工冬眠実験中のヒグマ(雄、9歳)が出血性肺炎のため死亡。
1月26日
帯広氷まつりのため訪れた植村氏がエスキモー犬(植村ファミリー)と対面。
3月2日
おびひろ犬ぞり記録会を開催。(1,500mの長距離レース)
3月14日
タンチョウの保護対策のため、道教委がヘリコプターを使って営巣地の分布調査を行い、動物園もこれに協力する。
帯広市清川町の目黒博市氏が傷ついたコハクチョウを保護し、後に動物園が引き継いで収容。
3月15日
昭和54年12月に死亡したベンガルトラ(タケル)の上半身の剥製が完成。
3月21日
ライオンの仔が誕生(2点)。
3月23日
フラミンゴが竜巻に襲われ、翼を骨折。
3月26日
札幌市円山動物園よりアライグマ(雄)1点受贈。
3月27日
開園まつり、遊具フラワーカップが登場。
旭山動物園よりインドクジャク受贈。(20点)。
横浜市野毛山動物園よりアンデスコンドルが到着
(第一貨物工業株式会社代表取締役、清水隆詔氏寄贈によるもの)。
5月11日
十勝愛玩鶏協会主催によるオナガドリ、チャボ、コーチンなど(20点)の愛玩鶏展示会を開催。
5月15日
カバ(雄、タグ、3歳)が石を飲み込んで腸閉塞をおこし死亡。
5月17日
シマウマの仔(雄)誕生。
5月26日
エゾフクロウの自然孵化に成功(2点、そのうち1点は2週間で死亡)。
6月2日
東京都多摩動物公園よりキリン(雄、雌)が到着(購入)。
6月15日
動物を計る会。(コンドル、チンパンジー、キリン)
6月24日
カナダのアルバータ州カルガリー動物園よりシロフクロウ(1番)が到着(受贈)。
7月5日
動物園のシンボルマークを一般公募開始。
7月12日
平原太鼓保存会にヒグマの毛皮を寄贈。北海ヒグマ太鼓と名づける。
7月13日
動物園開設17周年記念まつり。
7月18日
キタキツネ(雄、2歳)が脱走。3日後自ら動物園に戻り檻ワナにて捕獲、無事収容。
7月20日
ポニー馬車の試運転開始。田本市長、三須おびひろ動物園協会会長、中津川大平原ホテル社長(ポニー馬車の寄贈者)、子供30人が試乗。
7月25日
ポニー馬車の一般運行開始(1回100円)。
7月28日
ポニー馬車が暴走し、立木に衝突(子供5人、大人2人が1週間の傷を負う)。
7月29日
シンリンオオカミ(雌)が脱走。20分後無事収客。ビーバーの仔が誕生。(2点)
屋外プール付きのビーバー舎が完成。
8月11日
キタキツネ(2点)を徳島市立動物園に寄贈。
8月16日
キタキツネとの交換で徳島市立動物園からメガネカイマン2点が到着。
8年間、ヒシクイ、として飼育していたガンが、オオヒシクイであることが判明(帯広畜産大学で開催された日本鳥学会の折、出席した呉地正行氏によって同定される)。
オオサンショウウオを一般公開。
9月1日
オーストラリアのエバンス参事館夫妻が動物園を視察(タロンガ動物園からのアカカンガルー寄贈についての調査のため来園)。
9月13日
ポニー馬車が運行を再開。
9月23日
おびひろ動物園秋まつりで「第一回動物園親と子の写生大会」を開催。
9月28日
秋の探鳥ピクニック(長節湖・湧洞沼周辺)
カバの仔誕生。
おびひろ動物園のシンボルマークが決まる。
11月2日
「80サヨナラ動物園まつり」、でチャミー(チンパンジー)の引退式を行う。
11月3日
閉園。昭和54年度より入園者が3万4千人減る。
11月24日
マンドリル(雌、マリ、9歳)が他のマンドリル(雄、ドル)にたたきつけられ、頭を打って死亡。
11月27日
ホッキョクグマが誕生し、人工哺育を始める。
11月30日
カバの仔が親に踏まれて死亡
12月5日
ホッキョクグマの赤ちゃん死亡。(10日間生存)
  • 飼育動物数(4月1日現在) 97種596点
  • 動物舎の新設 ビーバー舎、アシカ舎
  • 主な受贈動物 アライグマ(雄)(札幌市円山動物園)、コンドル(雄)(第一貨物工業KK、横浜市野毛山動物園生)、インドクジャク20点(旭川市旭山動物園)、メガネカイマン2点(徳島市立動物園)
  • 主な購入動物 アミメキリン1番(東京都多摩動物公園)
  • 主な保護動物 コハクチョウ、タヌキ。
  • 主な出産動物 ライオン、シマウマ、エゾフクロウ(繁殖賞)、アメリカビーバー、カバ、ホッキョクグマ
  • 遊具の新設 フラワーカップ(1千7百万円)

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生涯学習部生涯学習文化室動物園管理係
〒080-0846 帯広市緑ヶ丘2番地
電話:0155-24-2437 ファクス:0155-24-2439
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