生活を便利にするデジタル(広報おびひろ令和6年2月号掲載)

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ページ番号1016508  更新日 2024年1月22日

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昨年は、大量に学習したデータを基に、自ら文章などを創り出す生成AIが大きな話題となり、デジタル技術の進展に関する報道を目にする機会が多くありました。スマートフォンを保有する世帯の割合は9割を超えています。多くの店でキャッシュレス決済が使えるようになり、さまざまな手続きがオンライン上で行うことができるようになるなど、デジタルが私たちの暮らしの中に、急速に浸透してきたように思います。

現在、帯広市では、デジタル技術を効果的に活用し、産業・経済の活性化と、暮らしの利便性を高め、住民の幸せにつなげていくことを目的に、音更、幕別、芽室の近隣3町と一緒に「帯広圏デジタル化推進構想」の策定に取り組んでいます。この1市3町は、住まいや職場、買い物などの生活圏が一体で、環境や取り組むべき課題も共通しています。また、この地域には25万人が暮らしており、この適度な規模感が、デジタル化を導入する上で効率的であると考え、3町と協力して進めていくこととしました。

デジタル化構想と聞くと、難しく感じるかもしれませんが、仕事のみならず、生活に身近な健康や子育て、防災、行政手続きなどについて、少しずつ便利にしていこうというものです。

多くの方がスマートフォンを持つようになったとはいえ、仕事や年代、これまでの利用経験など、それぞれの生活環境によって、デジタルの必要性や興味・関心、得意不得意は異なります。デジタルに対して抵抗感がある方も多くおられるのも事実です。

新しいことを始める時は、誰しも不安になりますが、やってみると意外と簡単だったりするものです。それを見て、同じことを始める人が増え、全体に広がっていく。こうした〝やってみる〟という姿勢が、徐々に世界を広げていくように思います。

この構想においても、デジタルに慣れ親しんでいる人や興味のある人から、あるいは、できることから、できる町から、まずは始めていこうというものです。

帯広市では昨年から、母子手帳の情報を電子化し、子育て情報もお知らせする「子育てアプリおびモ」、スマートフォン等のビデオ通話を利用した「遠隔手話サービス」などを始めており、多くの方に利用いただいています。皆さんも身近なところから、まず一つデジタルを取り入れ、便利さを実感してみてはいかがでしょうか。

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政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
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