平成27年10月23日 市長記者会見

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ページ番号1001183  更新日 2020年12月14日

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とき
平成27年10月23日(金曜日)11時〜11時30分
ところ
市庁舎4階 第3応接室
出席者
サッポロホールディングス株式会社
代表取締役社長兼グループCEO 上條 努 様
サッポロビール株式会社
上席執行役員 北海道本社代表兼北海道本部本部長
生方 誠司 様
北海道本社副代表兼北海道本部副本部長
小野寺 哲也 様
北海道本社 北海道戦略営業部部長
小林 弘明 様
北海道本社 北海道戦略営業部副部長
清水 周子 様
北海道本社 北海道戦略営業部副部長
梶浦 清孝 様
帯広市長 米沢 則寿
市民活動部 草森部長
産業連携室 相澤室長
商工観光部 中尾部長

写真:記者会見の様子

帯広市とサッポロホールディングス株式会社及びサッポロビール株式会社との協働のまちづくりに関する包括連携協定について

<市長>この度、サッポロホールディングス株式会社様並びにサッポロビール株式会社様と、まちづくりのパートナーとしての包括連携協定を締結できますことを、大変嬉しく感じております。心から感謝申し上げたいと思います。

これまでサッポロビール様には、十勝・帯広の食と文化の発信、そして発展にご協力をいただいてまいりました。さらに今回サッポロホールディングス様とのご縁も今日こうしていただき、食、観光の他に、環境、健康、教育、文化と、帯広市のまちづくりの幅広い分野で、共に手を携えて今後取り組ませていただけるということを本当にありがたいと思っております。

サッポロビール様・サッポログループ様は、北海道で生まれ育った、創業139年の日本を代表とする食のメーカーとして、これまで成長を続けてこられた会社でありまして、私もビールといえばサッポロビールで育った人間ですので、北海道の人間にとりましては、最大のブランドだと思っております。

また、人の営みの根幹であります「食」というものを柱とした事業を国内外で幅広くご展開されておられ、地産地消や環境保全の推進など、まさにふるさと北海道に根ざしたご活動にも熱心に取り組んでおられます。

帯広市は、十勝地域で「フードバレーとかち」を旗印として、「食・農業・環境」など、この地域にある資源の強みを生かし、それを発信しながら「活力があって、安心して暮らせる」そんな地域づくりを目指しております。

この度のサッポロビール様・サッポログループ様2社との包括連携協力の締結は、十勝・帯広のこれからの地域づくりに大変意義深く、心強く感じているところであります。今後さまざまな分野で連携をさせていただきながら、さらに魅力あるまちづくり、そして特色ある地域づくりを目指して進めてまいりたいと思っていますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

結びになりましたが、上條社長をはじめサッポログループのみなさまの帯広市への熱い想いに、改めてお礼を申し上げましてご挨拶とさせていただきたいと思います。本日は本当にありがとうございます。

<上條社長>市長ありがとうございました。改めてよろしくお願い申し上げます。私どものサッポログループは、十勝・帯広市の食物・文化・人の関わりというのをサポートする企業として、日本あるいは世界に、十勝・帯広市が発信していかれる情報のお手伝いをさせていただければということで、一生懸命サポートする企業として連携協定を結ばせていただくことになりました。非常に光栄なことと思っております。よろしくお願い申し上げたいと思います。

サッポログループは、サッポロビールが創業のグループでありまして、1876年に札幌の地で「北海道の物を使い、日本人の手でビール文化をつくり上げていく」ということでスタートした企業です。おかげさまで北海道の自然に委ねられて、大麦の栽培・育種を行い、ホップについても同じように栽培・育種をしています。大麦とホップの栽培育種をメーカーが手がけている企業は、世界で我々だけになっております。これも北海道生まれの良さと、我々の想いと、北海道に住んでいらっしゃるみなさんの想いがつながって、来年140年目になりますが、ここまで育ってくることができたのだと思っております。

こうしたこともありまして、十勝・帯広市のこれからの展開にお役立ちさせていただければということで、「とかちマルシェ」あるいは「I LOVE TOKACHIキャンペーン」、「ばんえい十勝缶」など、これからのお手伝いをさせていただくべく、共に前に向き合ってまいりたいと思います。

本日おいでのみなさんのさらなるご支援を頂戴しながら、ご一緒に十勝・帯広市のさらなる発展にご協力させていただければと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

報道機関との質疑応答要旨

<報道>今回の連携協定に基づいた具体的な事業について伺います。

<上條社長>来週行われる「フードバレーとかちマラソン」の前日に、市民ボランティアの方が町をクリーンアップしようということが行われると伺っております。その際に、ボランティアの方の疲れを癒すのに、我々の飲料水をぜひお飲みいただくべく協賛させていただきます。こんなところから具体的にスタートさせていただければと思っております。

<市長>締結後、早速来週土曜日ですが、大変ありがたいと思っているところです。これから帯広市のさまざまなまちづくりの分野で、可能性をどんどん広げていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

<報道>包括連携協定の内容の(1)〜(5)のそれぞれについて、具体的な内容について教えていただきたいのですが。

<小林部長>現時点で具体的に何かをやるということが決まっているものは少ないのですが、帯広市様と今後具体的に進めていきたいと思っております。
今までやってきた「十勝を応援する」という様々なキャンペーンや、十勝・帯広の物産を扱うというものだけではなく、生産者の方を紹介したり、観光の拠点を紹介したり、道外・国内はもとより、特にサッポログループとしては、アジアに強いネットワークを持っておりますので、海外を中心にそういった文化の普及に努めていきたいと思っております。

<報道>来週からのフードバレーとかちマラソンの飲料水の提供というのは、スポーツドリンクなどでしょうか。

<小林部長>ミネラルウォーターです。前日にマラソンコースをボランティアの方が清掃いただく活動を10月31日に予定しておりますので、そこにご参加いただいた方に対して提供させていただく予定をしております。

<上條社長>海外の話をちょっとしましたけど、私がシンガポールで非常に親しくしているスーパーの社長がいるのですけれど、知らない間に帯広に来ていて、しかも「帯広が大好き」と言っています。市長がおっしゃったように、「フードバレーとかち」というところをものすごく感じていて、実は複数回来ていらっしゃるんです。
北海道といえば、海外の方にとってはお約束のものがありますけど、事実としてそういう方がおられるものですから、我々からメッセージを伝えるお手伝いをしていくことをやらせていただけるのではないかと思っております。

<市長>その方は、何度も来ていただき、帯広・十勝のいろいろな食材を見ていただいています。私どもこれまで「フードバレーとかち」のキャンペーンをシンガポールで何度かやっていますが、シンガポールのスーパーのシェア半分ぐらい持っている方ですよね。そういう方が今十勝のファンなんです。

<上條社長>その社長は本当に十勝が大好きなんです。そして、社員を必ず連れて来て見せているんですよ。シンガポールはアジアの情報発信基地ですので、魅力のあることをやってもらっているなという感じがしますね。

<報道>今年の「ばんえい十勝缶」の予定はありますか。

<小林部長>今年は8月に発売しております。

<報道>追加の予定はありますか。

<小林部長>年に1度の数量限定発売となっております。何年もやらせていただいておりますので、また来年以降も継続してやっていければと思っております。

<報道>帯広市がまちづくりという幅広い分野で、企業と包括連携をしたケースというのは今まであるのでしょうか。

<市長>今回で2回目になります。これまで北海道コカ・コーラボトリング株式会社様とやっておりまして、「環境モデル都市」に帯広市は指定されておりますが、環境モデル都市の取り組みとの接点で協定を締結しています。

<報道>サッポロビールさんとは「ばんえい十勝缶」などの実績がありますが、「まちづくり」という形にしようというのはサッポロビールさんからの提案でしょうか。

<上條社長>まちづくりへの関わりは、産業だけでなく、そこに住んでいらっしゃる方、あるいは訪問される方への貢献など、さまざまな形があります。地産地消という取り組みであったり、また我々は不動産事業もやっております。まちづくりは、これから10年位では進まない大きな構想のもとに、市長は進められていると思いますので、そういったことをサポートするためには、いろいろな範囲でご相談・ご協力させていただければと私は理解しています。

<市長>これまで、ばんえい競馬ですとか、食の関係のイベントで接点を持たせていただき、関係が広がり深くなっていく中で、こうした形になったということです。

<報道>サッポロビールさんは今後、他地域でもこういった形をやっていくのでしょうか。

<上條社長>過去にも我々が生まれ育った場所とか、原材料を栽培している地域などと連携協定を結ばせていただいており、少しずつ前に進むお手伝いをさせてきていただいております。

<報道>道内での包括連携協定は、北海道、旭川市とも結ばれていると思いますが、3ヶ所目になるのですか。

<小林部長>6ヶ所目になります。一番最初が2007年に北海道。その次に札幌市・函館市・旭川市。その後に、ビール大麦生産地の2市2町ということで、網走市・北見市・美幌町・佐呂間町。 帯広市様と締結が6ヶ所目となっております。

以上

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