帯広市の名木・巨木・保存樹木

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ページ番号1002949  更新日 2023年11月28日

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帯広市内にある名木・巨木・保存樹木を紹介します。
普段、何気なく目に付いている樹木も、再度、注目してみてはいかがでしょう。

帯広市保存樹木

帯広市の保存樹木とは、樹容が美観上優れていることを前提に、由緒由来のある樹木、学術的価値の高い樹木、胸高の幹周が3メートルをこえる樹木などです。
帯広市はこれら地域のシンボルとして残されてきた名木や巨木、歴史を刻んできた古木などを大切に保全し、次世代につないでいきます。

帯広市保存樹木一覧

No.1 ハルニレ

  • 帯広市稲田町東2線7
  • はるにれ公園

写真:ハルニレ

特徴

平成2年9月7日に帯広市で最初に指定された保存樹木の一本で、指定当時は、樹齢が200年以上、高さ35メートル、幹周3.7メートルで市内では最古、最大のハルニレの木。
このハルニレは、大正時代、付近一帯に入植している岐阜県人によって『山の子さん』と呼ばれ、山の神様として崇拝され、春と秋に祭られてた。
 

No.2 トガサワラ

  • 帯広市東9条南10丁目

指定解除。
平成14年10月2日台風21号被害により倒木。

 

No.3 カシワ

  • 帯広市西3条南7丁目
  • 中央公園

写真:カシワ

特徴

平成2年9月7日に帯広市で最初に指定された保存樹木の一本。

所在地の中央公園は帯広小学校の跡地となっており、このカシワは明治38年に帯広小学校を建築した時、すでにそびえ立っていた。その後も、小学校のシンボルとして子どもたちと共に歩んできた歴史があり、中央公園を造成した後に唯一残った木でもある。カシワは十勝地方を代表する木で、昔は日常的に見られたが、今は公園や防風林などで残っている程度となっている。

No.4 ポプラ

  • 帯広市東4条南12丁目

写真:ポプラ

特徴

平成2年9月7日に帯広市で最初に指定された保存樹木の一本。

このポプラは現在の柏小学校の前身である帯広第二尋常小学校の開校を記念して、大正10年5月9日に植樹された。学校はその後改称され、校舎は移転や改築が行われてきたが、このポプラは開校当時のまま地域の時代の移ろいを百年にわたって見守り続けてきた。

No.5 プラタナス

  • 帯広市東3条南13丁目

写真:プラタナス

特徴

平成2年9月7日に帯広市で最初に指定された保存樹木の一組。

二本一組で保存樹木に指定されている。

帯広市に街路樹が植栽され始めたのは昭和6年頃のことであり、大通りを中心にアカシアが植えられた。プラタナスは札幌市の代表的な街路樹であるが、帯広市ではほとんど見られない。

No.6 クロビイタヤ

  • 帯広市東10条南10丁目

写真:クロビイタヤ

特徴

昭和34年ごろまでこの地にあった北海道立十勝農業試験場跡地を示す樹木。

※個人の敷地内に植栽されているので、見学の際にはご配意をお願いいたします。

No.7 キハダ

  • 帯広市西6条北4丁目

樹形が維持できず、指定解除。

 

No.8 イチョウ

  • 帯広市東2条南5丁目
  • 西本願寺帯広別院

写真:イチョウ

特徴

本堂に対峙するようにそびえ立つイチョウの大木は、昭和4年の本堂建立の頃に植えられたものであり、この帯広別院を見守ってきた。

(本願寺帯広別院のホームページより引用)

No.9 エドヒガン

  • 帯広市西7条南19丁目

枯損しており、指定解除

 

No.10 ポプラ

  • 帯広市西4条南9丁目
  • さかえ公園

写真:ポプラ

特徴

十勝地方最初の緑化運動の際に植栽された樹木。

明治31年、当時の十勝支庁長に赴任した諏訪鹿三は管内の視察を行い、開拓事業の進行により原始林が伐採されている光景を目の当たりにした。十勝の木がなくなってしまうと危惧した諏訪鹿三は、管内有識者に声をかけ、集まった三人とともに三本の苗木を植樹した。このポプラはその時の一本。

No.11 ヤチダモ

  • 帯広市大通南20丁目
  • 大通公園

写真:ヤチダモ

特徴

大通公園内に孤立木として植栽されている。

大通公園は碁盤の目状の街中を斜めに横断する斜交道路の中心にある。この斜交道路は「火防線」として昭和57年に都市計画決定され整備された。現在、火防線は緑豊かなコミュニティ道路として利用されている。

火防線とは、火災の際に延焼を防ぐための緩衝地帯のこと。

No.12 イチョウ

  • 帯広市西5条南8丁目
  • 市役所駐車場

写真:イチョウ

特徴

帯広市役所南側駐車場の歩道沿いにあるイチョウの木。

もともとは初代帯広市役所庁舎(西3条南8丁目=現・帯広郵便局)正面の奉安殿横に植栽されていたものを、2代目となる旧庁舎(現庁舎の南側駐車場)の移転改築に際して昭和33年に移植したもの。

3代にわたり市役所庁舎のそばに寄り添い、庁舎と市民を見守ってきたシンボル的な記念樹。

No.13 マユミ

  • 帯広市西2条南14丁目
  • 帯広市図書館

写真:マユミ

特徴

図書館南側の庭に植栽されている樹木。

昭和2年に依田勉三邸に植えられていたもので、昭和43年に旧図書館へ寄贈された。その後、現図書館の新設に伴い今の位置に移植された。

帯広市の名木・巨木

市の保存樹木に指定されていなくても、帯広市にはまだまだ素晴らしい樹木があります。
ここでは、その一部を紹介しております。他にも、お近くに素晴らしい樹木がありましたら、みどりの課まで情報の提供をお願いします。

帯広市の名木・巨木一覧

写真:帯広市の名木・巨木1
イタヤカエデ/護国神社
写真:帯広市の名木・巨木2
イタヤカエデ/水光園
写真:帯広市の名木・巨木3
イチイ/帯廣神社
写真:帯広市の名木・巨木4
カシワ/美栄町

写真:帯広市の名木・巨木5
カツラ/帯廣神社
写真:帯広市の名木・巨木6
クロエゾマツ/帯広農業高等学校

写真:帯広市の名木・巨木7
ハルニレ/帯広病院
写真:帯広市の名木・巨木8
ハルニレ/中島霊園
写真:帯広市の名木・巨木9
ヤチダモ/三吉神社

このページに関するご意見・お問い合わせ

都市環境部環境室みどりの課みどりと花の係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4186 ファクス:0155-23-0159
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