生きるを支える帯広市の取り組み

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ページ番号1004893  更新日 2021年2月19日

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くらしとこころの総合相談会

一人で抱え込まずにご相談ください

「最近気持ちが沈んで、眠れない日が続く」

「離婚を考えているけど、今後の生活が心配」

「いろいろ困っているけれど、どこに相談したらいいかわからない」など、お困りのことはありませんか。

解決に向けて、今できることを一緒に考えていきます。悩みを一人で抱え込まずにご相談ください。

日時
令和3年3月6日(土曜日)10時00分~12時00分、13時00分~16時00分
場所
帯広市保健福祉センター(帯広市東8条南13丁目1)
対象
帯広市民
定員
25人(先着順)
費用
無料

申込み

問合せ

帯広市健康推進課へご連絡ください。

定員になり次第終了いたします。

電話:0155-25-9721

ファクス:0155-25-7445

相談内容
  • からだやこころの健康に関すること
  • 妊娠、育児等に関すること
  • 生活困窮、経済的問題
  • ひとり親家庭の就労や離婚等に関すること
  • 49歳以下の就労に関すること
相談機関

帯広市健康推進課

帯広厚生病院(臨床心理士)

帯広市自立相談支援センターふらっと

母子家庭等就業・自立支援センター

おびひろ若者サポートステーション/おびサポ+プラス

相談時間は1組約50分を予定しています。

当日は、感染症対策のため、マスクの着用をお願いいたします。また、体調不良や体温が37.5℃以上ある場合は、ご参加を見合わせていただきますようご協力をお願いいたします。

3月は「自殺対策強化月間」です

3月は、就職や人事異動、卒業や進学などのライフイベントが多くあり、生活環境の変化があります。このことに伴い、環境的にストレスを受けやすい時期と言われています。

月別に自殺者数を比較すると、例年3月は多い時期であり、国では3月を「自殺対策強化月間」として、各相談事業の実施や相談窓口の周知を行っています。

一人で悩まず相談してみませんか

解決に結び付くためのさまざまな相談窓口があります。悩みを抱えるご本人ではなくても、家族や友人などが相談することができます。自分だけでは解決できない悩みや困りごとは、一人で抱え込まずに相談しましょう。

SNS(LINEやチャット)による相談窓口があります。電話では相談しづらいなどという場合は、相談先の一つとしてご活用ください。

生きるを支える帯広市の取り組み

毎年多くの方が自殺で亡くなっています。また自殺は、自殺で亡くなった方だけでなく、家族や周囲の人々にも大きな悲しみをもたらすことを考慮すると社会へ及ぼす影響もはかり知れないものです。
帯広市では『自殺は誰にでも起こり得る身近な問題であり、その多くが防ぐことができる社会的な問題でもある』という視点から、「生きることの包括的な支援」としての取組を行うことで、自殺リスクの低下を図り、「誰も自殺に追い込まれることのない地域社会の実現」を目指すため、市民の皆さまと地域づくりとしての自殺対策について考えていきたいと思います。

生きることの包括的な支援(=生きるを支える取り組み)とは

自殺対策とは、生きることを支援することです。また、地域社会全体で取り組むことが必要です。帯広市では、次のような視点で対策を推進していきます。

  1. 生きることの促進・阻害の双方向からの自殺リスクの低下
    失業や多重債務、生活苦など生きていくことを難しくさせる(阻害する)要因を取り除くだけでは、自殺はなくなりません。信頼できる人がいることや自ら困難に立ち向かうための能力向上、自分のことを認められることなど生きていく上での助けになる(促進する)要因を増やしていくことも必要です。この2つの要因に対して取り組む包括的な支援を推進します。
  2. 保健、医療、福祉、教育、労働など関連施策の有機的連携
    これまで考えられてきた精神保健的な視点だけでは問題は解決できません。健康問題のほかにもお金、家族、学校、仕事などそれぞれの分野で取り組んでいる関係機関や民間団体などと連携・協働し、自殺に追い込まれる危険の高い人や自殺に追い込まれようとしている人を支援するためのネットワークづくりを行います。
  3. 関係機関、民間団体、企業、市民等との幅広い協働
    今後目指すのは、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」です。そのためには、国、北海道、周辺町村、関係団体、民間団体、企業、市民等が連携・協働して地域を挙げて自殺対策を総合的に推進することが必要です。自殺は、特別なことではなく誰にでも起こりうる危機であり、危機に陥った時は誰かに援助を求めることが必要である認識を市民一人一人が持ちながら、市民が参加する地域づくりとして取り組んでいきます。

帯広市自殺対策計画(第二期けんこう帯広21改訂版)

平成28年3月、自殺対策基本法が改正され市町村に自殺対策計画を策定することが義務づけられたことから、これまで「第二期けんこう帯広21」に基づき自殺対策を含むこころの健康対策を推進してきた経過を踏まえ、新たにけんこう帯広21に自殺対策計画としての性格を持たせることとになりました。
帯広市では、この計画をもとに生きることの包括的な支援を進めていきます。
計画の中では、5つの基本的施策と3つの重点失策を掲げています。

基本施策

すべての市民に対して行う取り組みです。それぞれの施策に位置付けられた取り組みが網の目のようになることで、誰もが生きごこちのよい帯広を目指します。

  • 地域におけるネットワークの強化
  • 人材育成の強化
  • 普及啓発の強化
  • リスクの高い人への支援の強化
  • SOSの出し方に関する教育の推進

重点施策

特に対策が必要な市民への取り組みです。困りごとの早期発見、早期対応を行えるよう関係機関同士の連携促進や支援体制の強化を行います。

  • 高齢者対策
  • 生活困窮者対策
  • 事業所・労働者対策

自殺をとりまく現状

帯広市における自殺者数グラフ 平成25年52人 平成26年47人 平成27年37人 平成28年43人 平成29年25人 平成30年30人 令和元年28人


全国の自殺者数は、年々減少しているものの約2万人となっています。これは年間の交通事故死の6倍以上ととても多い状況です。私たちはこの事実を受け止めなければなりません。

また、帯広市の平成25年から平成29年5年間の自殺者数は、204人(男性139人、女性65人)で市民の属性別に見ると60代以上の男性・無職・同居者有が25人で1位となっています。以下、40~59歳の男性・有職・同居者有、60代以上の女性・無職・同居者有と続いて、上位3位までは40歳以上で同居者がいるということが共通しています。また、それぞれの区分で自殺に至る経路として、表のような状況が考えられています。

帯広市の自殺の特徴
上位5区分 自殺者数(5年計) 割合 自殺率(10万対) 背景にある主な自殺の危機経路
1位:男性・60歳以上・無職・同居者有 25 12.30% 43.5 失業(退職)→生活苦+介護の悩み(疲れ)+身体疾患→自殺
2位:男性・40〜59歳・有職・同居者有 21 10.30% 26.7 配置転換→過労→職場の人間関係の悩み+仕事の失敗→うつ状態→自殺
3位:女性・60歳以上・無職・同居者有 19 9.30% 20.1 身体疾患→病苦→うつ状態→自殺
4位:男性・20〜39歳・有職・同居 14 6.90% 24.7 職場の人間関係/仕事の悩み→パワハラ+過労→うつ状態→自殺
5位:男性・60歳以上・無職・独居 12 5.90% 103.2 失業(退職)+死別・離別→うつ状態→将来生活への悲観→自殺

(平成30年自殺実態プロファイル帯広市版より) 

自殺の原因となりうる問題

自殺の原因には、さまざまな状況や社会問題などがいくつも複雑にからみ合っているといわれています。
そのため、なかなか解決に結びつかず、問題が長期にわたることで心理的にも追い込まれ、自殺にいたる場合が多いと言われています。

  • 経済・生活問題
    倒産・借金・失業・生活苦・負債 など
  • 健康問題
    身体の病気・心の病気・依存症 など
  • 人間関係
    結婚や交際の悩み・近所づきあい・孤立 など
  • 仕事の問題
    過労・経営不振・職場の人間関係・職場環境の変化 など
  • 学校問題
    いじめ・進路や受験の悩み・教師や友人との人間関係 など
  • 家庭の問題
    親子関係、夫婦関係の不和・家族の死・子育ての悩み介護の悩み など

私たち、一人ひとりがゲートキーパー

大切な命を守るために、私たちができることがあります…ゲートキーパーとは?

ゲートキーパーとは、悩んでいる人に”気づき、声をかけ”、”話を聴き”、”必要な支援につなげ”、”見守る”地域の身近な存在で、特別な資格は必要ありません。

ゲートキーパーの役割

気づく

家族や仲間の変化に気づいて声をかける
「どうしたの?なんだか辛そうだけど…」、「何か悩んでる?よかったら話して。」、大切な人が悩んでいることに気づいたら、勇気を出して声をかけてみましょう。

話しを聴く

本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
大切なことは話をよく聴くこと。相手の考えを否定せず、悩みや辛い気持ちを受け止めましょう。心配していることを伝えましょう。
「大変でしたね」「よくやってきましたね」というように、ねぎらいの気持ちを言葉にして伝えましょう。

相談を促す

早めに専門家に相談するよう促す
悩みに応じた専門機関を紹介するなど専門家につなぐことが大切です。

見守る

温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
専門家に紹介したからといって悩みを抱える人がすぐに元気になるわけではありません。
相談窓口につないだ後も、必要があれば相談にのることを伝え、あせらず温かく見守りましょう。

ゲートキーパー講座を開催しませんか

写真:ゲートキーパー養成講座

社会の中で孤立することほどつらいことはありません。身近な場所で、”あなた”の支援を必要としている人がいます。
帯広市では、地域の見守り支援を広げるためにゲートキーパーの養成を行っています。支援の輪を広げる活動を一緒に行いましょう。

  • 対象:市内の団体。町内会、企業や官公庁、お友達の集まりなど
  • 時間:約90分(原則、9時から21時まで)
  • 会場:市内に限ります。会場は申込者がご用意ください。
  • 費用:職員派遣と資料作成の経費は市が負担します。会場費などは申込者の負担となります。
  • 内容:講義やロールプレイ等を行います。

こころとからだの限界サイン

自殺は心理的に追い込まれたうえでの死であり、自殺に至るまでにこころやからだの不調など、何らかのサインが発せられているといわれています。
このサインは、実は自分でも気づいていないことも多いようです。まずは自分のことを振り返ってみましょう。また家族や親しい人、同じ職場で働く人のことで気になることはありませんか?

「こころの体温計」 は、携帯電話やパソコンを使って気軽にメンタルヘルスチェックができるシステムです。
「本人モード」や家族や身近にいる方のこころの健康状態をチェックする「家族モード」など4つの種類があります。
疲れたこころが発している『SOS』に早めに気づくためにも、一度チェックしてみませんか?

こころとからだの限界サイン

※つらい状況をがまんせず、心の不調に気づいたら早めに受診・相談を!

自分のこと

  • 気分が沈む
  • 不安・イライラ・悲しい気分になる
  • 自分を責め、自分は価値のない人間だと思う
  • 注意力・決断力・集中力がなくなる
  • 眠れない
  • 食欲がない
  • 頭痛・めまい・吐き気がする
  • やる気がでない
  • 何事にも興味がわかず、楽しくない
  • 死にたくなる

周りの人のこと

  • 以前と比べて表情が暗い
  • 落ち着きがない
  • 反応が遅い
  • 体調不良の訴えが増える(からだの痛み・だるさなど)
  • お酒の量が増える
  • 仕事や家事の能率が低下、ミスが増える
  • 今までになかった遅刻・早退・欠勤(欠席)が増える
  • 周囲との交流を避けるようになる
  • 趣味やスポーツ、外出をしなくなる

うつ病

正しく知ろう「うつ病」のこと

こころもからだも疲れはてた状態になると、気持ちが落ち込んでしまうことがあり、こころの病気になることもあります。
自ら命を絶った人の9割が、直前にこころの病気にかかっていたという報告もあります。その中でも「うつ病」が多いといわれています。

自殺とアルコール問題との関連

自殺に対する調査によると、特に中高年男性の自殺者において、死の直前に飲酒量が増加したり、飲酒した状態で自殺企図に至っているなど、自殺に際してのアルコールの有害使用が少なからず認められることがわかっています。
飲酒が不眠や抑うつ気分の解消のために有用だというのは誤解であり、アルコールとうつや自殺にはつながりがあることを理解することが必要です。
飲酒が不眠や抑うつ気分の解消のために有用だという誤解を解消し、アルコールとうつや自殺との関連について広く知ってもらうことを目的に、自殺予防総合対策センターがリーフレットを作成しています。特に中高年男性を対象にした内容です。

働く人のこころの健康(メンタルヘルス)

働く人のメンタルヘルスにかかわる情報サイトです。本人をはじめ家族や同僚、事業主や専門職の人へ役立つ情報がありますので、お役立てください。

こころの耳

働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト。
こころの健康確保と自殺や過労死などの予防を目的にした事例紹介や労働関係の制度、チェックリストなど、役立つ情報が掲載されています。

安全衛生情報センター

職場のメンタルヘルス対策に関連する手引きなどを掲載しています。

残された自死遺族の方へ

大切な人を自死で亡くされた人のための相談窓口で、大切な人を自死で亡くされた方々の悲嘆の苦しみを共に分かち合い、少しでも心の傷が癒されることを願い活動しているグループ「そよ風の会」があります。
次の窓口で、電話をお受けしていますので、お問い合わせください。

十勝総合振興局保健環境部保健行政室

健康推進課 健康支援第二係
電話:0155-26-9085
※電話の際は「自死遺族相談」、「そよ風の会」の相談とお伝えください。

これまでの帯広市の生きるを支える取り組み

自殺は個人の問題だけではなく、社会的問題です。
生きるを支える取り組みには様々なことが含まれますが、帯広市では、地域自殺対策強化交付金(北海道地域自殺対策強化事業費補助金)を活用した事業を実施しています。これまでの実施状況は次のとおりです。

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このページに関するご意見・お問い合わせ

市民福祉部健康保険室健康推進課健康第1係
〒080-0808 帯広市東8条南13丁目1番地 帯広市保健福祉センター内
電話:0155-25-9721 ファクス:0155-25-7445
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