元気なとかちを(広報おびひろ平成23年2月号掲載)

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ページ番号1001669  更新日 2020年12月14日

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このほど、十勝における定住自立圏構想の「中心市宣言」を行いました。
聞きなれない言葉ですが、「十勝」という大きな視点で、帯広市が中心的な役割を担い、管内町村と連携・協力をしながら、安心して暮らせる地域づくりを進めていくことを管内町村との合意を基に宣言したものです。今後、地域の安全・安心を支える医療・福祉や「フードバレーとかち」の実現に向けた地域産業政策など、さまざまな分野で町村の皆さんと協議を行い、具体的な取り組みを決めていくことになります。

十勝には、豊かな大地、清涼な空気と水、そして四季がはっきりとした気候、国内有数の日照時間など、この地域でしか得られない、動かぬ財産があります。また、我々は、先人の開拓精神を受け継いでいます。厳しい時代こそ、こうした地域の優位性を生かし、十勝の全ての市町村がスクラムを組み、知恵を出し合い、共に汗をかき、十勝全体の活性化や魅力の向上を図ることで、日本に誇る「元気なとかち」が築けるものと確信しています。

少し前の話になりますが、昨年の10月から11月に市長と語ろう「夢かなうまち おびひろ」と題して市内10会場で地区懇談会を開催しました。「フードバレーとかち」をテーマに市民の皆さんと直接お話をさせていただきました。初冬の夜の開催にも関わらず、多くの方々に参加いただき、厚くお礼申し上げます。

十勝・帯広には、日本一を誇る農作物がいくつもあります。それは日本一の農業者がいるということです。何事においても言えることですが、フロンティア(開拓者)は、先頭を走り、時には向かい風を受けることもありますが、いち早く風の変化を感じ、対応することができます。急激に変化する時代環境の中で、フロントランナーとしての農業・一次産業をベースとした食を中心とした産業政策の推進により地域経済を活性化することで、雇用の安定や医療、福祉、教育、文化などの施策をさらに充実し、十勝・帯広ならではの豊かな生活の実現を目指しているとの説明をさせていただきました。

どの会場でも、皆さんからまちづくりへの熱い思いやご意見、ご提言をいただきました。私も懇談を通じ、まちづくりの方向を皆さんと共有することができたと感じています。

今後も直接、皆さんと語り合える場を持ち、より速度を上げ、市民の皆さんや町村の皆さんと一緒に帯広、そして十勝のまちづくりを進めていきたいと考えています。

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政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
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