信頼し合う帯広に(広報おびひろ平成22年10月号掲載)

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1001672  更新日 2020年12月14日

印刷大きな文字で印刷

皆さん、こんにちは。4月に市長に就任してから半年、日々、新鮮な発見や驚き、そして、やりがいを感じ、仕事に取り組んでいます。市政の動きや市長として感じたことなどを私の言葉で直接市民のみなさんにお伝えしたく、コラム「夢かなうまちおびひろ」をつづります。

昨年の冬、帯広に来たときの印象は、「まち」に活気がないというものでした。しかし、夏のお祭りやイベントを通じて、若い人たちが「まち」を盛り上げようと頑張っている姿や活力に間近で接することで、表面的にはそう見えても市民の「地域づくり」への熱い思いは、溢れんばかりに存在することを認識しました。

就任前から帯広に対して抱いていた未来への可能性や、市民の皆さんが持つ時代を経ても変わらない温かさは、就任後の今も変わりありません。

地域の繁栄と未来は市民の皆さんとの「信頼関係」の上に立って築き上げられるものと確信しています。市民参加とか市民協働と言葉では簡単に言えますが、信頼関係があって初めて実践できるものです。11月に、私が各地区のコミセンなどに伺って「市長と語ろう夢かなうまちおびひろ」として、皆さんと直接語り合う会を開催します。「こんなまちにしたいね」、「このプランはどうだろう」など、ざっくばらんに市民の皆さんと語り合い、皆さんと信頼しあう第一歩になればと考えています。

また、市役所が皆さんに信頼される集団になり、そして熱い仕事をするため、市職員との信頼関係構築にも努めています。

その一つがずっと続けている朝の庁舎回りです。始業前に、9階から1階まで「おはよう」と声を掛けながら巡ると、部署ごと、一人ひとりの日々の変化も感じられ、職員との距離が縮まっていくのを実感しています。そして、お互いが信頼し合うことで、職員一人ひとりが仕事のやり方を工夫し、お互いの理解を深め、壁を無くし、面白く効率的に仕事をやっていく。結果として「時間」を作り、新しい仕事が可能になることにより、市民サービスの向上につながります。

未来という大海原に出航したとかち帯広丸が「フードバレーとかち」の文字を掲げた帆いっぱいに風を受け、先人が拓いた個性ある美しい我が故郷を更に発展させるために航海できるよう、しっかり前を見て舵取りを行っていきます。

このページに関するご意見・お問い合わせ

政策推進部広報秘書室広報広聴課広報広聴係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4109 ファクス:0155-23-0156
ご意見・お問い合わせフォーム