公立保育所の耐震関係情報

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ページ番号1004606  更新日 2020年12月14日

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保育所の耐震診断の結果等を公表します。

公立保育所の耐震診断結果について

昭和56年以前の旧耐震基準で建設した公立保育所の耐震診断の結果は、次のとおりです。

対象保育所

対象保育所は、昭和56年5月31日以前に建設されました公立保育所のうち、耐震性を把握していない木造の帯広保育所、青葉保育所、あやめ保育所、ひばり保育所、松葉保育所及び鉄筋コンクリート造(RC造)の依田保育所について、耐震診断を実施いたしました。

診断結果

1.木造

診断結果(木造)

施設名

築年月日

床面積

上部構造評点のうち

最小値

耐震性能評価

帯広保育所 昭和47年3月 498.15平方メートル

0.15

倒壊する可能性が高い
青葉保育所 昭和46年5月 505.44平方メートル

0.11

倒壊する可能性が高い
あやめ保育所 昭和49年3月 492.07平方メートル

0.17

倒壊する可能性が高い
ひばり保育所 昭和51年2月 499.36平方メートル

0.29

倒壊する可能性が高い
松葉保育所 昭和51年2月 499.36平方メートル

0.29

倒壊する可能性が高い

※あやめ保育所は平成30年4月1日から、ひばり保育所は平成31年4月1日から民間法人へ移管

【参考】木造の耐震性能評価
上部構造評点 耐震性能評価
1.5以上 倒壊しない
1.0以上1.5未満 一応倒壊しない
0.7以上1.0未満 倒壊する可能性がある
0.7未満 倒壊する可能性が高い

※上部構造評点とは、耐震診断により、木造における建物の耐震性能を示す指標で、1.0以上が耐震性を有しているとされている。

※耐震性能評価は、震度6強以上大規模な地震発生を想定したものである。

木造における建物の耐震性能を示す指標である上部構造評点が、一般的に1.0以上が耐震性を確保されているということになりますが、木造保育所5ヵ所の最小値は0.11から0.29までの数値で、いずれも0.7未満となっており、震度6強以上の大規模な地震を想定した耐震性能評価は、「倒壊する可能性が高い」という評価になります。

2.非木造(RC造)

診断結果(非木造)
施設名 築年月日 床面積 Is値のうち最小値 耐震性能評価
依田保育所 昭和54年4月 554.37平方メートル

0.98

倒壊又は崩壊する危険性が低い

※Is値とは、耐震診断により、非木造における建物の耐震性能を示す指標で、0.6以上(学校の場合は0.7以上)が耐震性を有しているとされている。

依田保育所は、Is値の最小値が0.98であったことから、耐震性を有しております。

耐震への対応

保育所の安全性の確保は、極めて重要でありますことから、この木造保育所5ヵ所について、上部構造評点が1.0以上にするための耐震補強工事を、次のとおり実施しました。

公立保育所の耐震化について

次の内容により、平成24年度公立保育所耐震改修工事を実施しました。

1.実施保育所

帯広保育所、青葉保育所、あやめ保育所、ひばり保育所、松葉保育所

2.施工内容

外回りの基礎部分や外壁などの補強工事を行いました。

  • 基礎補強、構造用合板、補強金物の新設
  • バットレス、外部補強鉄筋ブレースの新設 など

3.工事期間

  • 帯広保育所 平成24年6月21日~平成24年11月28日
  • 青葉保育所 平成24年6月28日~平成24年11月30日
  • あやめ保育所 平成24年7月2日~平成24年11月30日
  • ひばり保育所 平成24年6月19日~平成24年11月26日
  • 松葉保育所 平成24年6月21日~平成24年11月26日

4.その他

耐震改修工事中は、こどもの安全確保や午睡時間確保などに配慮し実施いたしました。特に大きな事故もなく、無事、工事は完了しております。

このページに関するご意見・お問い合わせ

市民福祉部こども福祉室こども課保育所幼稚園係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4158、0155-65-4159 ファクス:0155-23-0155
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