願いをつなぐ(広報おびひろ令和8年8月号掲載)
夏本番です。8月14・15日には、第79回おびひろ平原まつりが開催されます。
帯広の夏を彩る定番ですが、その第1回は「平和まつり」という名称でした。敗戦後の混乱で中心街の人出も減る中、商工業の振興と街のにぎわいの回復を願い、帯広市と帯広商工会議所によって、昭和22年9月に開催されています。同じ年に施行された新しい憲法のもと、"荒廃した時代に明るい気分を取り戻したい”そんな願いを込めて名付けられたそうです。その後、第6回からお盆の時期へと移り、現在の「平原まつり」となりました。
商いのにぎわいを取り戻す願いから始まったこの祭りに、現在は、原野を切り拓いた先人への感謝と五穀豊穣を願う「夢降夜」が加わっています。平原まつりは時代とともに、その姿も、込められる願いも、「深化」しつつ受け継がれてきました。人が集い、思いがつながるこうした営みを、市民とともに次の世代へ引き継いでいく。それもまた、まちづくりの大切な仕事だと考えています。
先人たちの願いに思いをはせながら、多くの皆さんに今夏のひとときを楽しんでいただけたらと思います。会場でお会いできることを楽しみにしています。
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