特別支援教育 障害のあるお子さんの就学を支援します

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1004721  更新日 2023年7月5日

印刷大きな文字で印刷

帯広市では障害の有無に関わらず、安心して教育を受けることができるよう、教育機会の確保に向けた取組みをすすめており、学校生活や学習のために特別な支援を必要とする子どもたちに対し、一人ひとりのニーズに応じた特別支援教育を充実させるため、以下のような事業に取り組んでいます。

写真:授業中の支援の様子

「就学に関する教育相談」の実施

子どもの入学や現在の就学状況について、不安や悩みを抱えている方のために「就学に関する教育相談」を実施しています。教育支援委員会(※)による子どもの発達状況の観察や保護者面談等を行い、現時点で最も望ましいと思われる"学ぶ場"を保護者の方々と一緒に考えていきます。
「就学に関する教育相談」を希望する場合は、所属する保育所(幼稚園)や学校、または学校教育課(電話:0155-65-4204)へ相談してください。

(※)教育支援委員会とは・・・ 教育委員会が委嘱した医師・教育職員・児童福祉施設職員などの専門家により、支援を必要とする子どもたちの適切な就学について、アドバイスを行う機関です。

特別支援学級・通級指導教室の設置

通常学級における指導だけでは、その能力を十分に伸ばすことが苦手な子どもに対し、生活や学習上の苦手さを克服し改善するため、各学校に特別支援学級を設置しています。帯広市では、「知的学級」、「自閉症・情緒学級」、「肢体不自由学級」、「難聴学級」、「弱視学級」、「病弱・身体虚弱学級」を設置しており、各学級において、それぞれの状況に応じた学習・指導を行っています。
「自閉症・情緒学級」「知的学級」については、対象となる児童生徒がいる小中学校全校に開設しています。

また、特別支援学級のほか、言葉や聞こえに障害のある児童のために、ことばの教室(通級指導教室)を小学校3校(帯広小、明和小、花園小)に設置しています。

なお、特別支援学校は、帯広市内に北海道立の帯広盲学校・帯広聾学校・帯広養護学校の3校が設置されており、十勝管内では北海道立の中札内高等養護学校、中札内高等養護学校幕別分校、新得高等支援学校が設置されています。

  • 北海道帯広盲学校
    〒080-2475 帯広市西25条南2丁目9番地1 電話:0155-37-2028
  • 北海道帯広聾学校
    〒080-2475 帯広市西25条南2丁目7番地8 電話:0155-37-2017
  • 北海道帯広養護学校
    〒080-2475 帯広市西25条南2丁目7番地3 電話:0155-37-6773
  • 北海道中札内高等養護学校
    〒089-1345 河西郡中札内村東5条南1丁目8番地 電話:0155-68-3266
  • 北海道中札内高等養護学校幕別分校
    〒089-0615 中川郡幕別町南町81番地1 電話:0155-55-2121
  • 北海道新得高等支援学校
    〒081-0032 上川郡新得町西2条南7丁目2 電話:0156-64-2020

特別支援教育支援員の配置

生活介助員

生活介助員は、肢体不自由学級に通う子どもや車いすを使用している子どものために配置しており、教室間の移動や給食時の介助など、学校生活の手助けを行います。また、医療的ケアを必要とする子には、看護師資格をもつ生活介助員を配置しています。

助手及び特別支援教育補助員

助手及び特別支援教育補助員は、指示理解が伝わりにくい子への声かけなど、担任の先生が授業をスムーズに行うことができるよう、学級運営のサポートをしています。特別支援教育補助員は、生活介助員のように特定の子に配置されるものではなく、支援が必要な子どもたちに対して幅広いサポートを行うため、学校に対して配置しています。助手については、主に特別支援学級のサポートを担当しています。

生活介助員は約30名、特別支援教育助手は8名、特別支援教育補助員は約60名配置しています。

肢体不自由学級スクールバス・タクシーの運行

肢体不自由学級に通学する子どもたちのために、専用のスクールバスやタクシーを運行し、通学の安全を確保しています。また、スクールバスやタクシーの送迎による登下校が難しい子どもたちには、通学に要する費用の一部を支給する制度があります。

保護者への経済的支援

就学援助

経済的な理由により、学用品代や給食費などの負担が困難な世帯に対して、援助を行っています。(就学援助を参照)

特別支援教育就学奨励費

知的学級や肢体不自由学級などの特別支援学級で学ぶ子をもつ保護者へ、家庭の経済状況に応じて、通学費や給食費、修学旅行費等の学校生活に係る経費の一部を支給する制度です。

修学旅行に要する保護者の経済的負担の軽減

車いすなどを使用する肢体不自由の子も安心して修学旅行に参加できるように、生活介助員を派遣しているほか、保護者が旅行に同行する必要がある場合には、交通費や宿泊費を支給しています。
平成24年度からは、車いすを使用している子どもが旅行中の移動の際にリフト付きバス等が必要となり、通常のバス代より高額となる場合には、通常の交通費との差額を支給しています。
また、保護者が同行しない場合には、必要に応じて入浴介助を行なうためのヘルパーを派遣することもできます。
学校や保護者と子どもの状況について十分な協議が必要ですので、まずは学校へ早めに相談してください。

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するご意見・お問い合わせ

学校教育部学校教育室学校教育課学校支援係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4204 ファクス:0155-23-0161
ご意見・お問い合わせフォーム