植物相調査について(令和4~6年度)
野草園では植物相調査を実施しました
帯広市野草園では、令和4年度から令和6年度にかけて、園内の植物について調べる「植物相調査(しょくぶつそう)」を実施しました。
野草園植物相調査について
調査の目的
本調査の目的は、野草園の植生の現状を正確に把握することです。
前回調査から14年が経ち、その間に植物の分類方法が変わりました。
植物の生え方(植生)にも変化があるかもしれません。
また、調査によって分かったことを、これからも自然豊かな野草園を保つために「なにが必要なのか」「なにができるのか」を考え、対応していく基礎資料としても使っていきます。
どのような調査をしたか
令和4年度から6年度で実施した調査は、以下の4点です。
1.植物相調査
野草園の中にどのような種類の植物があるのかを調査し、リストアップしました。
2.希少種の生息数調査
植物相調査で見つかった植物のうち希少種について、「どこにどの程度は生育しているのか」を記録しました。
3.植生調査
園内数か所に調査区を設定し、「その中にどの植物がどのくらい生えているのか」という割合を調べました。
4.毎木調査
園内数か所に調査区を設定し、樹木ごとの高さと太さ、樹種を調べました。
どのようなことが分かったのか
令和4年度から6年度に実施した調査では、88科367種の維管束植物(シダ植物と種子植物)が確認されました。
前回調査では確認されなかったノビネチドリや、ナガホノナツノハナワラビなども確認されました。
詳細については各年度の報告書をご覧ください。
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