市政執行方針

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ページ番号1001489  更新日 2022年11月16日

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令和4年度

はじめに

令和4年第4回定例市議会の開会に当たり、市政執行に対する所信を申し上げ、市議会議員の皆様、並びに市民の皆さんにご理解とご協力をお願いするものであります。

私は、「フードバレーとかち」を旗印に、3期12年にわたり、十勝19市町村で、十勝・帯広の地域資源を活かした新たな価値の創出や魅力の発信などに取り組んでまいりました。

これまでの取り組みを通して、新しい仕事や、域外からの投資、多くの挑戦や人の流れが生まれるなど、地域経済の活力は高まってきています。

また、医療体制の整備や、教育、福祉、子育て支援の充実など、総合的にまちづくりに取り組んできたことで、人口減少時代においても人口は堅調に推移し、地域の発展基盤は厚みを増してきていると考えています。

新型コロナウイルス感染症の流行は、人々が命や健康の大切さを再認識し、これまでの生き方や社会のあり方を見直す契機となりました。情報通信技術の革新と相まって、より人間らしい暮らしを求め、地方都市を選択する動きも現れてきています。

豊かな自然環境やゆとりある空間、そして、生命の基本となる食をつくり出す農業。

十勝・帯広は、人がより良く生きるために欠かせない、恵まれた資源を有しています。

また、高速道路網の整備が進みつつある中で、その結節点に位置する帯広市は、管内町村との強いつながりのもと、東北海道におけるヒトやモノ、そして情報が集まる要衝として、大きな可能性が広がっています。

私は、こうした社会情勢を好機と捉え、これまで積み重ねてきたまちづくりの基盤の上に、将来発展につながる新しい種をまき、十勝・帯広の未来づくりに取り組んでまいる所存であります。

この地の最大の強みであり、未来をつくる源である食をまちづくりの真ん中におき、地域や市民の暮らしに新しい価値をつくり出していくことで、「フードバレーとかち」をNew Stageへと進め、十勝・帯広の持続的発展への方向づけを行ってまいります。

主な取り組みの方向性

次に、まちづくりを進めるにあたって、四つの取り組みの方向性を申し上げます。

食で価値をつくるまち

一つ目は、「食で価値をつくるまち」であります。

これまで、「フードバレーとかち」の取り組みを通して、生産者や企業等による食を起点とした前向きな動きが数多く展開され、十勝・帯広の存在感の高まりにつながってきています。

今後は、食を通して、地域に新たな価値を創出するため、引き続き域外からの投資や人を呼び込み、新たなチャレンジを後押しするほか、市民の健康意識の向上や愛郷心の醸成につなげる取り組みを進めていく考えです。

こうした考えを基本に、地域資源を活かした事業創発を促す支援や「学び直し」を支える環境づくりのほか、ワ―ケーションの誘致や十勝ファンの開拓、ふるさと納税などを通じて、十勝・帯広に貢献したいと考えていただける多様な方々とのつながりを拡大し、地域の新たな価値づくりを進めてまいります。

また、道東自動車道や帯広・広尾自動車道の延伸など、広域交通ネットワークの充実により、十勝・帯広の地理的優位性が高まっていることを踏まえ、食料の備蓄・加工・物流拠点の実現に向け、検討を進めます。

さらに、「おびひろの『おいしい』給食」プロジェクトを進めるほか、食をはじめ観光やスポーツ、みどりなど様々な分野で、健康、そしてより良く生きる視点からの取り組みを進めます。

森と公園に暮らすまち

二つ目は、「森と公園に暮らすまち」であります。

帯広市は、帯広の森や緑ヶ丘公園、グリーンパークなど、緑や公園が充実しており、人々が心身の健康を育み、ゆとりや潤いのある生活を送るための環境に恵まれた都市であります。

今後、市民が心豊かに暮らし、特色ある魅力的なまちづくりを進めていくためには、人々が憩い、交流する場所として、緑や公園の利活用を進め、誰もが住みよい都市環境の形成を目指していくことが重要です。

このため、市民の日常生活に根ざした帯広の森の利活用を進めるほか、緑ヶ丘公園の魅力向上と、帯広少年院跡地の土地利用を、相互に関連づけて検討します。

また、中心市街地などにおいて、高齢者や障害者をはじめ誰もがまちを楽しむことができる「歩ける空間」づくりを進めます。

環境・デジタルで輝くまち

三つ目は、「環境・デジタルで輝くまち」であります。

帯広市は、昭和34年に初めての総合計画を策定し、以来、都市機能と自然が調和する田園都市の理念を継承し、持続可能なまちづくりを進めてきました。

今後も、豊かな自然環境を保全し、デジタル技術や情報通信技術を活用しながら、利便性の高い、住みよいまちづくりを進め、都市としての価値を高めていく必要があります。

このため、環境モデル都市として積み重ねてきた実績を基盤に、地域特性を活かした脱炭素の戦略を描き、「2050年ゼロカーボン」の実現を目指します。

また、市民生活の利便性を高めるため、行政におけるデジタル技術の活用を進めるとともに、新しい移動サービスの実証、実装や学校教育における情報通信技術を活用した多彩な授業づくり等を進めます。

未来を信じるまち

四つ目は、「未来を信じるまち」であります。

将来にわたり持続可能なまちづくりを実現するためには、市民生活の様々な分野における取り組みを、総合的、かつ計画的に進めていく必要があります。

このため、今後も、市民とともに第七期帯広市総合計画の着実な推進を図りながら、市民に信頼される自治体経営を進めてまいります。

また、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症から市民の生命と暮らし、地域経済を守るため、引き続き情勢の変化に対応しながら、国や北海道などと連携して対策を進めてまいります。

これまで、管内自治体と連携を進めてきたことで、圏域としての一体感、活力は高まってきています。今後も、十勝・帯広の発展に向け、管内はもとより、東北海道に視野を広げ、中核都市などとの連携を一層強化します。

以上、申し上げましたことを基本に、これからのまちづくりに当たってまいります。。

むすび

過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える。

ドイツの哲学者ニーチェの言葉です。

これまでの延長線上ではなく、より良い未来を創造しようとする志が、今を生きる私たちの暮らしをより良くしていく原動力です。

この地に開拓の鍬が入れられてから140年。今日よりも明日、そして未来がより良い暮らしになることを願い、困難を乗り越えてきた先人たちの前向きな思いが、今日の十勝・帯広を築いてきたと考えています。

 

あおあお ひろびろ いきいき 未来を信じる 帯広

ここに暮らす誰もが、十勝・帯広の有する資源を大切にし、明るい未来を信じて、夢や希望を持って暮らす、まちの姿です。

私は、今を生きる「すべての市民の幸せ」を基本に、前向きな思いを発信し、未来を信じる十勝・帯広の皆さんとともに、子どもたちが夢や希望を持って輝ける未来に向けて、まちづくりの歩みを進めてまいります。

市議会議員の皆様をはじめ、市民の皆さんの一層のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げ、市政執行方針といたします。

このページに関するご意見・お問い合わせ

政策推進部企画室企画課
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4105 ファクス:0155-23-0151
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